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札幌市を拠点に活動するマンドリン合奏団 

曲目リストPROGRAMS

INDEX

■数字は定期演奏会の開催回で、それぞれ該当する演奏会の曲目リストにリンクしています。

第1回〜第10回(1971〜1980年)
第11回〜第20回(1981〜1990年)
第21回〜第30回(1991〜2000年)
第31回〜第40回(2001〜2010年)
第41回〜第46回(2011〜2016年)

定期演奏会演奏曲目リスト

■曲目リストの区分は、左から順に「曲名」「作曲者」「編曲者」です。
■曲名欄の「解説」ボタンを押すと、プログラムから抜粋した曲目解説が表示されます。

第46回 2016.11.19(土)/札幌市教育文化会館大ホール
<第1部> 指揮:能代 秀生・松葉 英明 〜プレ「札マン50周年」 今から50年前。1966年って?〜
君といつまでも解説 弾 厚作 長谷川 武宏
ウルトラマン解説 Komuji
50年前のヒット曲・メドレー解説 島崎 洋
ビートルズ・メドレー解説 島崎 洋
<第2部> 指揮:佐藤 藍美・小村 淳 〜「山の日」にちなんで〜
山岳写景解説 L.メラーナ・フォークト
山の印象解説 鈴木 静一
<第3部> 指揮:松葉 英明・小村 淳 〜夢と魔法の国 ディズニーワールド〜
映画『シンデレラ』より解説 島崎 洋
ホール・ニュー・ワールド解説 A.メンケン 武藤 理恵
レット・イット・ゴー解説 K.アンダーソン 島崎 洋
映画『ファンタジア』より解説 長谷川 武宏
He's a Pirate(礼奏) 長谷川 武宏
第45回 2015.11.21(土)/かでるホール
<第1部> 指揮:能代 秀生 〜鉄ちゃんのために 北海道新幹線開業記念〜
鉄ちゃんステージのためのオープニング解説 島崎 洋
いい日旅立ち解説 谷村 新司 武藤 理恵
洋楽鉄ちゃんメドレー解説 島崎 洋
AMBITIOUS JAPAN!(アンビシャス ジャパン!)解説 筒美 京平 長谷川 武宏
鉄ちゃん歌謡メドレー解説 島崎 洋
<第2部> 指揮:小村 淳 〜南ヨーロッパの風〜
「スペイン」第二組曲より「第1楽章 汽車の窓から」「第2楽章 モロッコへの憧れ」解説 鈴木 静一
南蛮渡来解説 湯淺 隆 御崎 恵
亡き王女のためのパヴァーヌ解説 J.M.ラヴェル 長谷川 武宏
<第3部> 指揮:松葉 英明 〜平和・希望 戦後70年にあたって〜
瑠璃色の地球解説 平井 夏美 島崎 洋
ライフ・イズ・ビューティフル解説 N.ピオヴァーニ 島崎 洋
ピースとハイライト解説 桑田 佳祐 Komuji
What a Wonderful World(この素晴らしき世界)解説 G.D.ワイス 高橋 太郎
メドレー・オブ・ブループラネット解説 長谷川 武宏
人生の並木路(礼奏) 古賀 政男 小町 昭
自由の大地(礼奏) 服部 克久 木村 純
第44回 2014.11.22(土)/かでるホール
<第1部> 指揮:松葉 英明 〜リズム・オブ・ラテンアメリカ〜
サンバ・ブラジル解説 A.バローゾ 齋藤 裕之
ワン・ノート・サンバ解説 A.C.ジョビン 島崎 洋
灰色の瞳解説 U.ラモス 島崎 洋
ベサメ・ムーチョ解説 C.ベラスケス 長谷川 武宏
エル・チョクロ解説 A.ビジョルド 島崎 洋
アルゼンチンよ、泣かないで解説 A.L.ウェバー 長谷川 武宏
<第2部> 指揮:小村 淳 〜弦楽合奏への憧憬〜
シンプル・シンフォニー op.4 第三楽章解説 E.B.ブリテン 久保田 孝
弦楽セレナード ハ長調 op.48 第一楽章解説 P.I.チャイコフスキー Komuji
<第3部> 指揮:能代 秀生 〜ありがとう〜
ありがとう解説 水野 良樹 Toshi
秋桜(コスモス)解説 さだまさし 長谷川 武宏
あとひとつ解説 FUNKY MONKEY BABYS
川村 結花
能代 秀生
蛍(映画『永遠の0』主題歌)解説 桑田 佳祐 Toshi
「いい夫婦の日」メドレー解説 島崎 洋
Let it Go(礼奏) クリスティン・アンダーソン 長谷川 武宏
I Was Born to Love You(礼奏) F.マーキュリー 長谷川 武宏
第43回 2013.11.23(土)/かでるホール
<第1部> 指揮:松葉 英明 〜時の旅〜
あゝ人生に涙あり解説 木下 忠司 島崎 洋
懐かしの大正歌謡曲メドレー解説 中山 晋平 島崎 洋
(平成歌謡曲より)ファッションモンスター解説 中田 ヤスタカ 森本 和幸
(平成歌謡曲より)サラバ、愛しき悲しみたちよ解説 布袋 寅泰 Komuji
巨大ロボットアニメメドレー解説 島崎 洋
<第2部> 指揮:小村 淳 〜時空のあいだ〜
ハイムライゼ(帰郷)解説 K.ヴェルキ
山吹く風解説 A.モルラッキ 中野 二郎
Beyond the Skies解説 末廣 健児
<第3部> 指揮:能代 秀生 〜空間の旅〜
世界の車窓から解説 溝口 肇 島崎 洋
夜来香解説 黎錦光 長谷川 武宏
ロシアより愛をこめて解説 L.バート たかしま あきひこ
パリの空の下解説 H.ジロー 星 義雄
パイレーツ・オブ・カリビアン解説 K.バデルト 能代 秀生
『天空の城ラピュタ』から解説 久石 譲 小関 利幸
銀河鉄道999解説 タケカワ ユキヒデ 長谷川 武宏
時代(礼奏) 中島 みゆき 長谷川 武宏
第42回 2012.11.17(土)/かでるホール
<第1部> 指揮:小村 淳 〜イギリス特集 ロンドンオリンピック&ビートルズデビュー50周年〜
A Hard Day's Night解説 J.レノン
P.マッカートニー
長谷川 武宏
マザーグースメドレー解説 イギリス童謡 meteo
ジュピター(平原綾香バージョン)解説 G.ホルスト 島崎 洋
ロンドンデリーの歌解説 アイルランド民謡 高橋 太郎
アメイジング・グレイス解説 スコットランド民謡 長谷川 武宏
<第2部> 指揮:小村 淳 〜マンドリンオリジナル 暗闇の淵から希望の楽園目指して〜
Sonatine Voor Mandoline-Orkest No.1解説 J.B.コック
Intermezzo Romantico解説 A.カペレッティ
Paradiso解説 武藤 理恵
<第3部> 指揮:松葉 英明 〜世界が注目するメイド・イン・ジャパン〜
「初音ミク」が歌う“ふるさと”解説 岡野 貞一 能代 秀生
小さな空解説 武満 徹 島崎 洋
ドラゴンボール 2曲メドレー解説 Komuji
映画「おくりびと」のテーマ解説 久石 譲 島崎 洋
GREAT JAPANESE SONG MEDLEY解説 長谷川 武宏
川の流れのように(礼奏) 見岳 章 長谷川 武宏
第41回 2011.11.26(土)/かでるホール
<第1部> 指揮:能代 秀生 〜部員による夢のコラボレーション〜
北の旅人(指笛〜CD)解説 南 こうせつ 高橋 太郎
里の秋(オカリナ)解説 海沼 実 島崎 洋
コンドルは飛んでゆく(ケーナ)解説 アンデス民謡 島崎 洋
映画「ドクトルジバゴ」から ララのテーマ(バラライカ×2)解説 M.ジャール 島崎 洋
映画「日曜はダメよ」から メインテーマ(ブズーキ)解説 M.ハジダキス 島崎 洋
津軽じょんがら節(三味線)解説 津軽民謡 甲斐 靖文
<第2部> 指揮:島崎 洋・能代 秀生 〜マンドリンオリジナル〜
セレナーデ(初演)解説 島崎 洋
ノットルノ解説 S.コペルティーニ
小交響曲「マンドリンの群れ」解説 C.A.ブラッコ
<第3部> 指揮:松葉 英明 〜あなたの夢・わたしの夢〜
Butterfly(バタフライ)解説 末光 篤 小関 利幸
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン解説 B.ハワード 長谷川 武宏
平成なんてったってアイドル・メドレー解説 長谷川 武宏
アンパンマン・マーチ解説 三木 たかし 島崎 洋
夢歌謡メドレー解説 島崎 洋
I Was Born to Love You(礼奏) F.マーキュリー 長谷川 武宏
第40回 2010.11.21(日)/かでるホール
<第1部> 指揮:松葉 英明 〜札マン アーカイブス・カウントダウン〜
時代(弦のみバージョン)解説 中島 みゆき 長谷川 武宏
イマジン解説 J.レノン 高橋 太郎
天城越え解説 弦 哲也 Komuji
スターダスト解説 H.カーマイケル 出路 茂子
クリスマスJ-POPメドレー解説 島崎 洋
<第2部> 指揮:小村 淳 〜オリジナル・ステージ〜
アリアカンタービレと古風な舞曲解説 長谷川 武宏
北方風土記より「古木の追憶」解説 星 義雄
ダンス・パッション op.163解説 木村 雅信
<第3部> 指揮:能代 秀生 〜札マンの世界∞(無限大)!!〜
みだれ髪解説 船村 徹 長谷川 武宏
カーペンターズメドレー解説 Komuji
スモーク・オン・ザ・ウォーター解説 ディープ・パープル 島崎 洋
ラテンカーニバル解説 長谷川 武宏
少年時代(礼奏) 井上 陽水 長谷川 武宏
時代(礼奏) 中島 みゆき 長谷川 武宏
第39回 2009.11.28(土)/かでるホール
<第1部> 指揮:能代 秀生 〜世界の映画からノスタルジックな調べを〜
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」より解説 佐藤 直紀 小村 淳
映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より解説 E.モリコーネ 島崎 洋
映画「ピアノ・レッスン」より解説 M.ナイマン 島崎 洋
フレンチ・ムービー・テーマ解説 長谷川 武宏
映画「ショウ・ボート」より解説 J.カーン 島崎 洋
<第2部> 指揮:鈴木 良伸・能代 秀生 〜スペイン特集〜
組曲「スペインの印象」解説 E.ブーシュロン
狂詩曲「スペイン」解説 E.ジャブリエ 鈴木 静一
<第3部> 指揮:松葉 英明 〜元気を出していきましょう!〜
さくらんぼ解説 大塚 愛 鈴木 良伸
すべての山に登れ解説 R.ロジャース 星 義雄
My Revolution解説 小室 哲哉 島崎 洋
青春学園ドラマメドレー解説 島崎 洋
明日に架ける橋解説 P.サイモン 出路 茂子
I Was Born to Love You解説 F.マーキュリー 長谷川 武宏
浪花節だよ人生は(礼奏) 四方 章人 島崎 洋
第38回 2008.11.22(土)/かでるホール
<第1部> 指揮:松葉 英明 〜洞爺湖サミット…環境・G8の音楽特集〜
奇跡の星(映画『南極のナヌー』より)解説 吉田 いさお 鈴木 良伸
ヨーロッパ民謡メドレー解説 星 義雄
アメイジング・グレイス解説 長谷川 武宏
My Heart Will Go On(映画『タイタニック』主題歌)解説 J.ホーナー 小村 淳
北海道御当地ソングメドレー解説 島崎 洋
<第2部> 指揮:小村 淳 〜邦人作曲家のオリジナル作品〜
「ディベルティメント」より〈ワルツ〉解説 長谷川 武宏
夏空の憧憬解説 鳫 大樹
組曲「くだものの舞曲」 op.111解説 武井 守成
<第3部> 指揮:能代 秀生 〜エンタの札マン〜
すみれの花咲く頃解説 F.デーレ 山本 雅三(編)
能代 秀生(改)
映画『ハウルの動く城』より解説 木村 弓・久石 譲 吉水 秀徳
スクリーン名曲メドレー解説 H.マンシーニ
A.カラス
長谷川 武宏
吾亦紅(われもこう)解説 杉本 眞人 島崎 洋
TV時代劇テーマ曲メドレー解説 島崎 洋
大河ドラマ『篤姫』のテーマ(礼奏) 吉俣 良 島崎 洋
第37回 2007.12.1(土)/かでるホール
<第1部> 指揮:能代 秀生 〜団塊世代へのエール〜
ロックンロール・メドレー解説 工藤 明純
団塊の世代歌謡メドレー解説 島崎 洋
ビートルズ・メドレー解説 島崎 洋
<第2部> 指揮:松葉 英明・鈴木 良伸 〜マンドリン・オリジナル曲ステージ〜
小組曲「降誕祭の夜」 op.484解説 A.アマディ
劇的序楽「細川ガラシャ」 op.57解説 鈴木 静一
<第3部> 指揮:小村 淳 〜チャレンジ−希望−〜
ビューティフルネーム解説 タケカワ ユキヒデ 斎藤 裕之
ビフォーアフター解説 松谷 卓 長谷川 武宏
情熱大陸解説 葉加瀬 太郎 ノンパルロ・イタリアーノ
星に願いを解説 L.ハーライン 鈴木 良伸
インディペンデンス・デイ解説 D.アーノルド 小村 淳
いつでも夢を(礼奏) 吉田 正 高橋 太郎
時代(礼奏) 中島 みゆき 長谷川 武宏
第36回 2006.11.18(土)/かでるホール
<第1部> 指揮:松葉 英明 〜出会い いろいろ〜
上を向いて歩こう解説 中村 八大 島崎 洋
天までとどけ解説 さだ まさし 工藤 明純
森の熊さん解説 アメリカ民謡 小村 淳
ひかり解説 玉置 浩二・安藤 さと子 小村 淳
出会いの映画音楽メドレー解説 長谷川 武宏
<第2部> 指揮:松葉 英明・八城 雄太 〜クラシックとマンドリンオリジナル〜
喜歌劇「当ての外れた花婿」 K.430より 序曲解説 W.A.モーツァルト M.マチョッキ
祈り解説 U.ボッタキアリ
シンフォニア解説 G.マネンテ 中野 二郎
<第3部> 指揮:能代 秀生 〜音楽での出会い〜
Jupiter(平原綾香バージョン)解説 G.ホルスト 島崎 洋
宝島解説 和泉 宏隆 長谷川 武宏
自由解説 S.E.エフェンディ 島崎 洋
人生の出会いメドレー解説 島崎 洋
夢で逢いましょう(礼奏) 中村 八大 高橋 太郎
キューティーハニー(礼奏) 渡辺 岳夫 島崎 洋
第35回 2005.11.19(土)/かでるホール
<第1部> 指揮:松葉 英明 〜愛でつながる世界〜
ジャングル大帝 富田 勲 星 義雄
愛唱歌メドレー 星 義雄
ゴッドファーザー・愛のテーマ N.ロータ 小村 淳
What a Wonderful World G.D.ワイス 高橋 太郎
アメイジング・グレイス イギリス民謡 長谷川 武宏
<第2部> 指揮:能代 秀生 〜クラシックからオリジナリティ豊かに 愛〜
愛の挨拶 op.12解説 E.エルガー 中川 信良
恋とはどんなものかしら(歌劇「フィガロの結婚」K.492 より 「ケルビーノのアリア」)解説 W.A.モーツァルト 島崎 洋
幻想曲「華燭の祭典」解説 G.マネンテ 中野 二郎
<第3部> 指揮:小村 淳 〜愛いっぱいの人生〜
さっちゃん 大中 恩 矢内 由佳
君の瞳に恋してる B.クルー
B.ガウディオ
島崎 洋
神田川 喜多条 忠 矢内 由佳
フレンチ・ムービー・テーマ 長谷川 武宏
天城越え 弦 哲也 小村 淳
愛・Love・メドレー 島崎 洋
愛燦燦(礼奏) 小椋 佳 島崎 洋
第34回 2004.11.22(月)/かでるホール
<第1部> 指揮:松葉 英明・能代 秀生 〜ドボルザークと古賀政男〜
母が教えたまいし歌 op.55-4解説 A.ドボルザーク 島崎 洋
ユモレスク解説 A.ドボルザーク 島崎 洋
東京ラプソディー解説 古賀 政男 赤岩 大輔
影を慕いて解説 古賀 政男 赤岩 大輔
古賀メロ・メドレー解説 古賀 政男 赤岩 大輔
<第2部> 指揮:小村 淳・松葉 英明 〜邦人作曲家によるマンドリン音楽〜
風のカンティレーナ(本道初演)解説 長谷川 武宏
幻想曲第1番 イ短調 op.22解説 久保田 孝
<第3部> 指揮:小村 淳 〜地球環境と音楽〜
映画「風の谷のナウシカ」から 風の伝説解説 久石 譲 星 義雄
ゴジラ解説 伊福部 昭 星 義雄
瑠璃色の地球解説 平井 夏実 島崎 洋
映画「南太平洋」から 魅惑の宵〜ア・ワンダフル・ガイ〜バリ・ハイ解説 R.ロジャース
O.ハマーシュタイン2世
長谷川 武宏
映画「リトル・マーメイド」から ディズニー・アンダー・ザ・シー解説 A.メンケン 小村 淳
アナザー・スカイ解説 葉加瀬 太郎 長谷川 武宏
丘を越えて(礼奏) 古賀 政男 赤岩 大輔
第33回 2003.11.22(土)/かでるホール
<第1部> 指揮:小村 淳 〜平和〜
さとうきび畑解説 寺島 尚彦 島崎 洋
世界の反戦フォーク・メドレー 島崎 洋
映画「ライフ・イズ・ビューティフル」から ボンジョルノ姫〜ライフ・イズ・ビューティフル N.ピオヴァーニ 島崎 洋
映画「サウンド・オブ・ミュージック」メドレー R.ロジャーズ 川崎 哲也
Medley of Blue Planet解説 長谷川 武宏
<第2部> 指揮:松葉 英明 〜札幌マンドリン倶楽部の委嘱作品から〜
マンドリンオーケストラのための「夕ぐれ」(1990)解説 木村 純
イタリア組曲 op.141(1983)解説 木村 雅信
<第3部> 指揮:能代 秀生・松葉 英明 〜50年の時の流れ〜
「鉄腕アトム」主題歌 高井 達雄 工藤 明純
「まんが日本昔ばなし」主題歌 北原 じゅん 工藤 明純
悲しい酒 古賀 政男
川の流れのように 見岳 章 長谷川 武宏
地上の星(NHKテレビ「プロジェクトX」主題歌) 中島 みゆき 長谷川 武宏
ビートルズ・メドレー 島崎 洋
世界に一つだけの花(礼奏) 槇原 敬之 高橋 太郎
第32回 2002.11.30(土)/かでるホール
<第1部> 指揮:松葉 英明 〜クリスマス・ステージ〜
そりすべり解説 L.アンダーソン 武藤 理恵
クリスマス・スタンダード・メドレー解説 高橋 太郎
ジングルベル・ファンタジー解説 島崎 洋
あわてんぼうのサンタクロース解説 小林 亜星 島崎 洋
ホワイト・クリスマス解説 I.バーリン 長谷川 武宏
クリスマス・J-popメドレー解説 島崎 洋
<第2部> 指揮:能代 秀生・松葉 英明 〜邦人作曲家による「山々の響き」〜
組曲「山の印象」 op.1解説 鈴木 静一
マンドリンオーケストラ のための交響詩「山河緑照」解説 藤掛 廣幸
<第3部> 指揮:能代 秀生・小村 淳 〜リズミカル・ステージ〜
テイク・ファイブ解説 P.デズモンド 能代 秀生
リベル・タンゴ解説 A.ピアソラ 島崎 洋
ムーン・リバー変奏曲「踊りヘップバーン」解説 島崎 洋
スモーク・オン・ザ・ウォーター解説 D.パープル 島崎 洋
メリー・ウィドウ・ワルツ解説 F.レハール 中川 信良
ラテン・カーニバル解説 長谷川 武宏
時代(礼奏) 中島 みゆき 長谷川 武宏
第31回 2001.11.24(火)/かでるホール
<第1部> 指揮:松葉 英明 〜2001年イタリアの旅〜
チリビリビン A.ペスタロッツァ 高島 明彦
ニュー・シネマ・パラダイス E.モリコーネ 島崎 洋
アル・ディラ C.ドニーダ 島崎 洋
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」から 間奏曲 P.マスカーニ 田中 稔夫
メドレー「イタリアン・ファンタジア」 甲斐 靖文
<第2部> 指揮:能代 秀生・松葉 英明 〜マンドリン・オリジナル・ステージ〜
ハイムライゼ(帰郷の旅)解説 K.ヴェルキ
小夜曲「月ありき」解説 U.D.マルティーノ
組曲「田園写景」解説 S.ファルボ
<第3部> 指揮:能代 秀生 〜インスパイア・ステージ〜
地上の星(NHKテレビ「プロジェクトX」主題歌) 中島 みゆき 長谷川 武宏
黄昏のワルツ(NHKテレビ「人間ドキュメント」主題歌) 加古 隆 高橋 太郎
バック・トゥ・ザ・フューチャー A.シルヴェストリ 能代 秀生
箱根八里の半次郎 水森 英夫 島崎 洋
坂本九メドレー 島崎 洋
タイム・トゥ・セイ・グッバイ F.ピーターソン 長谷川 武宏
蘇州夜曲(礼奏) 服部 良一 高橋 太郎
第30回 2000.11.25(土)/かでるホール
<第1部> 指揮:松葉 英明 〜元気でいこう北海道「北海道への応援歌」〜
大空と大地の中で解説 松山 千春 星 義雄
ソーラン節解説 北海道民謡 小村 淳
時計台の鐘解説 高階 哲夫 島崎 洋
虹と雪のバラード解説 村井 邦彦 星 義雄
Love Love Love解説 吉田 美和 小村 淳
北海道御当地ソングメドレー解説 島崎 洋
<第2部> 指揮:小村 淳 〜マンドリンの新しいサウンド「札マンの為のオリジナル委嘱作品(新作)」〜
マンドリンオーケストラの為の「北の前奏曲」解説 長谷川 武宏
マエストーソ op.316解説 木村 雅信
<第3部> 指揮:能代 秀生・小村 淳 〜バラエティー・オブ・札マン「札マン全てをお聴かせしましょう」〜
カタリ・カタリ解説 S.カルディロ 甲斐 靖文
なるほど・ザ・クラリネットV「世界のポピュラー音楽編」解説 島崎 洋
コンドルは飛んでゆく解説 アンデス民謡 島崎 洋
主よ人の望みの喜びよ解説 J.S.バッハ 小村 淳
「ウエストサイド・ストーリー」から 「アメリカ」解説 L.バーンスタイン 島崎 洋
明日に架ける橋(礼奏) P.サイモン 出路 茂子
愛燦燦(礼奏) 小椋 佳 島崎 洋
第29回 1999.11.22(火)/かでるホール
<第1部> 指揮:能代 秀生 〜北国をイメージする曲〜
エニウェア・イズ E.ブレナン 高橋 太郎
ピアノ曲集「四季」作品37bから 「トロイカ」(11月) P.I.チャイコフスキー 星 義雄
「北の国から」’99 さだ まさし 北山 慎子
津軽じょんがら節 津軽民謡 甲斐 靖文
熱き心に 大瀧 詠一 島崎 洋
<第2部> 指揮:松葉 英明 〜マンドリン・クラシカル・ステージ〜
アンダンテとポロネーズ解説 E.メッツァカーポ
ガボット・セレナーデ解説 A.アマディ
歌劇「バグダッドの太守」序曲解説 F.A.ボアルデュー 山口 吉雄
<第3部> 指揮:小村 淳 〜21世紀へのプロローグ(いつでも夢を)〜
生命の息吹(NHKテレビ「生きもの地球紀行」) 杉本 竜一 星 義雄
イマジン J.レノン 高橋 太郎
こどものヒーロー 小村 淳
瑠璃色の地球解説 平井 夏美 島崎 洋
映画「E.T.」のテーマ J.ウィリアムズ 高橋 太郎
夢歌謡メドレー 島崎 洋
時代(礼奏) 中島 みゆき 長谷川 武宏
第28回 1998.11.17(火)/かでるホール
<第1部> 指揮:小村 淳・松葉 英明 〜邦人作曲家によるマンドリン音楽〜
黎明序曲 op.3解説 鈴木 静一
ワンス・アポンナ・タイム解説 長谷川 武宏
荒城の月による変奏曲解説 藤掛 廣幸
<第2部> 指揮:松葉 英明・能代 秀生 〜マンドリンで80分間世界一周 PART1〜
慕情 S.フェイン 島崎 洋
映画「南太平洋」から解説 R.ロジャース
O.ハマーシュタイン2世
長谷川 武宏
ラテン・アメリカ・メドレー 小村 淳
サマータイム G.ガーシュイン 高橋 太郎
スワニー G.ガーシュイン 島崎 洋
夢見る人 S.フォスター 高橋 太郎
<第3部> 指揮:小村 淳 〜マンドリンで80分間世界一周 PART2〜
シェルブールの雨傘 M.ローラン 高橋 太郎
アル・ディラ C.ドニーダ 島崎 洋
アンネン・ポルカ作品117 J.シュトラウス2世 島崎 洋
二つのギター ロシア民謡 佐伯 亮
ビートルズ・ メドレー 島崎 洋
自由の大地(礼奏) 服部 克久 木村 純
第27回 1997.11.20(木)/かでるホール
<第1部> 指揮:松葉 英明 〜「ブラームスはお好き?」「ええ、シューベルトもね」〜(ブラームス没後100年・シューベルト生誕200年)
至福 D433 F.P.シューベルト 島崎 洋
歌曲集「冬の旅」 D911から 《春の夢》 F.P.シューベルト 島崎 洋
F.P.シューベルト 島崎 洋
子守唄 J.ブラームス 中川 信良
ハンガリー舞曲第5番 J.ブラームス 宮田 俊一郎
<第2部> 指揮:能代 秀生 〜マンドリンで健康づくり(健康に良い音楽を)〜
映画「となりのトトロ」から 「さんぽ」 久石 譲 渡辺 和弘
NHK朝の連続テレビ小説『あぐり』から 「素晴らしき日々」 岩代 太郎 島崎 洋
ジャンバラヤ W.ハンクス 高橋 太郎
スターダスト H.カーマイケル 出路 茂子
スポーツ音楽メドレー 島崎 洋
<第3部> 指揮:小村 淳 〜邦人作曲家によるマンドリン音楽〜
月夜のラヴァンデュラ解説 向山 千晴
「ダンス・パッション」op.163から「マズルカ・ポロネーズ」「コラール」解説 木村 雅信
狂詩曲「海」 op.13解説 鈴木 静一
サボテンの花(礼奏) 財津 和夫 島崎 洋
第26回 1996.11.22(金)/かでるホール
<第1部> 指揮:能代 秀生 〜ロマンティック 札マン〜
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」から “間奏曲” P.マスカーニ 島崎 洋
「四季」作品8の4「冬」から 第2楽章“ラールゴ” A.ヴィヴァルディ 高橋 太郎
管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068から “ガボット” J.S.バッハ 島崎 洋
タイスの瞑想曲 J.マスネ 中川 信良
バレエ組曲「くるみ割り人形」作品71から “行進曲” P.I.チャイコフスキー 島崎 洋
<第2部> 指揮:小村 淳 〜1996年どんな年〜
映画「男はつらいよ」から “寅次郎のテーマ” 山本 直純 長尾 嘉洋
映画「Shall We Dance?」から “メインテーマ” R.ロジャース 島崎 洋
ウルトラマン・メドレー 小村 淳
星めぐりの歌 宮沢 賢治 高橋 太郎
マイ・レボリューション 小室 哲哉 島崎 洋
<第3部> 指揮:小村 淳 〜地中海を感じて(マンドリン・オリジナル曲を中心に)〜
ヴェニスの一日解説 E.ネヴィン 中野 二郎
小夜曲「月ありき」解説 U.D.マルティーノ
スペインのスケッチ 作品25B解説 K.ヴェルキ
カントリーロード(礼奏) J.デンバー 高橋 太郎
第25回 1995.11.22(水)/かでるホール
<第1部> 指揮:能代 秀生 〜25にちなんで〜
附随音楽「ロザムンデ」 op.26(1823)より “間奏曲” F.P.シューベルト 島崎 洋
交響曲第35番ニ長調 K.V.385(ハフナー)より “メヌエット” W.A.モーツァルト 島崎 洋
亡き王女の為のパヴァーヌ(1899) M.ラヴェル 佐藤 利雄
歌の翼に op.34-2(1834) F.メンデルスゾーン 島崎 洋
<第2部> 指揮:小村 淳 〜ヒーローを訪ねて〜
スーパースター R.カーペンター 高橋 太郎
愛燦燦 小椋 佳 島崎 洋
イパネマの娘 A.C.ジョピン 小村 淳
鉄腕アトム 高井 達雄 工藤 明純
コマーシャルソングメドレー 島崎 洋
<第3部> 指揮:小村 淳 〜奥深きマンドリンの音楽の探究〜
序曲ニ短調 F.ファルボ
ノクターン S.コペルティーニ
エスニック・マーチ op.270 木村 雅信
時計台の鐘(礼奏) 高階 哲夫 工藤 明純
ひょっこりひょうたん島(礼奏) 宇野 誠一郎 星 義雄
第24回 1994.11.25(金)/かでるホール
<第1部> 指揮:能代 秀生
水上の音楽より “アラ・ホーンパイプ” G.F.ヘンデル
小フーガト短調 J.S.バッハ
祝祭日輪舞曲 H.アンブロシウス
バロック風童謡メドレーによる「四季」 島崎 洋
<第2部> 指揮:小村 淳
映画「男はつらいよ」より 寅さんのテーマ 山本 直純 長尾 嘉洋
映画「ドクトルジバコ」より ララのテーマ M.ジャール 島崎 洋
映画「シンドラーのリスト」より メインテーマ J.ウイリアムズ 島崎 洋
映画「道」より ジェルソミーナのテーマ N.ロータ 島崎 洋
映画「ハタリ」より 子象の行進 H.マンシーニ 小村 淳
映画「黒いオルフェ」より オルフェのテーマ L.ボンファ 小村 淳
映画「ウエストサイド物語」より アメリカ解説 L.バーンスタイン 島崎 洋
<第3部> 指揮:小村 淳
雪(ロマンツァとボレロ)解説 G.ラビトラーノ
ラプソディ No.4解説 星 義雄
悲しい酒(故 村田実氏(部員) 追悼演奏) 古賀 政男
やさしく歌って(礼奏) C.フォックス 長谷川 武宏
第23回 1993.11.22(月)/かでるホール
<第1部> 指揮:能代 秀生 〜チャイコフスキー・ステージ(没後100年に因んで)〜
「白鳥の湖」op.20より 情景 P.I.チャイコフスキー 小村 淳
「白鳥の湖」op.20より 4羽の白鳥の踊り P.I.チャイコフスキー 小村 淳
弦楽四重奏曲第1番ニ長調 op.11より 第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」 P.I.チャイコフスキー 島崎 洋
舞踏組曲「くるみ割り人形」 op.71aより P.I.チャイコフスキー J.B.コック
<第2部> 指揮:小村 淳 〜ダンス・ステージ〜
サンバ・ブラジル解説 A.バローソ 斎藤 裕之
ミュージカル『キャッツ』より メモリー A.ロイド・ウェバー 岡野 圭子
ワルツィング・キャット L.アンダーソン 小村 淳
オペラ『カルメン』より ハバネラ G.ビゼー 星 義雄
映画『ティファニーで朝食を』主題歌 ムーンリバー変奏曲「踊りヘップバーン」 H.マンシーニ 島崎 洋
<第3部> 指揮:小村 淳 〜木村雅信ステージ〜
バレエ音楽《ガイーヌ》より バラの乙女の踊り A.I.ハチャトウリアン 木村 雅信
レントラーとエコセーズ F.P.シューベルト 木村 雅信
ハバネラ第1番 op.150bis 木村 雅信
タンゴ・ファンタジー第1番 op.262 木村 雅信
ラストダンスを私に(礼奏) M.シューマン 島崎 洋
第22回 1992.11.19(木)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:林 哲哉 〜バルセロナ・オリンピック記念ステージ〜
虹と雪のバラード 村井 邦彦 星 義雄
カルメン前奏曲 G.ビゼー 銅道 陽一
スケーターズワルツ E.ワルトトイフェル 木村 純
スポーツ音楽メドレー 島崎 洋
<第2部> 指揮:小村 淳 〜C.コロンブス新大陸到達500年記念ステージ〜
ケンタッキーのわが家 S.フォスター 小村 淳
スティング S.ジョプリン
ディズニーメドレー 岡野 圭子
思い出のサンフランシスコ G.コ−リィ 長谷川 武宏
スターダスト H.カーマイケル 出路 茂子
「ウエストサイドストーリー」より アメリカ解説 L.バーンスタイン 島崎 洋
<第3部> 指揮:小村 淳・林 哲哉 〜新作・オリジナル作品展〜
「MINWA」コンチェルト・マドリガーレ第3番 op.253 木村 雅信
過去への尊敬 L.M.フォークト
「スペイン第2組曲」第1楽章「汽車の窓から」 鈴木 静一
手のひらを太陽に(礼奏) いずみ たく 星 義雄
第21回 1991.11.20(水)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:小村 淳 〜モーツァルトはお好き?(モーツァルト没後200年記念)〜
歌劇「フィガロの結婚」K.492 より “ケルビーノのアリア”(恋とはどんなものかしら) W.A.モーツァルト 島崎 洋
6つのドイツ舞曲 K.600より “そり遊び” W.A.モーツァルト 木村 雅信
音楽の冗談 K.522 第1楽章 W.A.モーツァルト 木村 雅信
「アマデウスメドレー」 W.A.モーツァルト 木村 純
<第2部> 指揮:林 哲哉 〜マンドリンの実験室〜
サンタ・ルチア ナポリ民謡 林 哲哉
銀座の恋の物語 鏑木 創 島崎 洋
映画「ドクトル・ジバコ」より ララのテーマ M.ジャール 島崎 洋
なるほど・ザ・クラリネットU解説 フランス童謡 島崎 洋
<第3部> 指揮:小村 淳 〜新作・オリジナル作品展〜
シンフォニア解説 G.マネンテ 中野 二郎
北方風土記〔1〕より解説 星 義雄
愛は勝つ(礼奏) KAN 島崎 洋
第20回 1990.11.13(火)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:小村 淳 〜20年間を振り返って〜
17才解説 筒美 京平 島崎 洋
丘を越えて解説 古賀 政男
悲しい酒解説 古賀 政男
プリンク・プランク・プランク解説 L.アンダーソン
シンコペイテッド・クロック解説 L.アンダーソン たかしま あきひこ
CMソングメドレー解説 島崎 洋
ムーン・リバー H.マンシーニ 出路 茂子
踊り明かそう F.ロウ 長谷川 武宏
<第2部> 指揮:林 哲哉 〜懐かしさを誘う日本の旋律〜
北海盆唄解説 日本民謡 木村 雅信
越後獅子解説 杵屋 六衛門 日比野 俊道
荒城の月を主題とせる二つのマンドリンの為の変奏曲解説 服部 正
童謡メドレー解説 長尾 嘉洋
津軽じょんがら節解説 津軽民謡 甲斐 靖文
<第3部> 指揮:小村 淳 〜マンドリン演奏の過去と未来をつなぐもの〜
パドヴァ第1番 op.148解説 木村 雅信
オスティナート解説 木村 雅信
パドヴァ第2番 op.229解説 木村 雅信
マンドリンオーケストラのための「夕ぐれ」解説 木村 純
交響詩「北夷」解説 鈴木 静一
おどるポンポコリン(礼奏) 織田 哲郎 島崎 洋
第19回 1989.11.22(水)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:小村 淳
ジャングル大帝 富田 勲 星 義雄
ディズニー・メドレー 近藤 俊一
アニメ・メドレー 島崎 洋
愛燦燦 小椋 佳 島崎 洋
ああ栄冠は君に輝く 古関 裕而 星 義雄
NHKテレビ「北海道中ひざくりげ」主題歌「北の旅人」 南 こうせつ 木村 純
自由の大地 服部 克久 木村 純
<第2部> 指揮:小村 淳
グリーグの小品より E.グリーグ 星 義雄
海の組曲 op.290 A.アマディ
マンドリンオーケストラのための子守唄 二連木 真由美
序曲第5番ハ長調 op.47 K.ヴェルキ
浪花節だよ人生は(礼奏) 四方 章人 島崎 洋
第18回 1988.12.2(金)/札幌市教育文化会館大ホール
<第1部> 指揮:小村 淳
組曲「田園写景」解説 S.ファルボ
パストラール・ファンタジィ解説 藤掛 廣幸
<第2部> 指揮/堀 健治
パラダイス銀河 飛鳥 涼 島崎 洋
やさしく歌って C.フォックス 長谷川 武宏
童謡メドレー 伊藤 真由美
ああ人生に涙あり(テレビ「水戸黄門」主題歌) 山下 毅雄 甲斐 靖文
サンダー・バード M.グレー 島崎 洋
映画「ラスト・エンペラー」よりOpen the Door〜テーマ 坂本 龍一 星 義雄
<第3部> 指揮:星 義雄・木村 雅信
ラプソディ No.3解説 星 義雄
コンチェルト・アルドローゾ op.203 木村 雅信
アネマ・エコーレ(礼奏) イタリア民謡 長谷川 武宏
第17回 1987.11.12(木)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:堀 健治
時計台の鐘 高階 哲夫 工藤 明純
リンゴの唄 万城目 正 甲斐 靖文
夏の思い出 中田 喜直 星 義雄
おもちゃのチャチャチャ 越部 信義 島崎 洋
NHK朝の連続テレビ小説テーマ曲メドレー 長谷川 武宏
エデンの東 R.ローゼンマン 星 義雄
ジャングル大帝 富田 勲 星 義雄
<第2部> 指揮:小村 淳・木村 雅信
MEDITATION I゜「瞑想の時」 op.3 長谷川 武宏
君を愛す E.グリーグ 木村 雅信
恋の曲 E.グリーグ 木村 雅信
無言歌 J.シベリウス 木村 雅信
ばらの乙女の踊り A.ハチャトゥリアン 木村 雅信
ゆく春 木村 雅信
コンチェルト・マドリガーレ第2番 op.176(改訂版) 木村 雅信
<第3部> 指揮:小村 淳
「ウエストサイド物語」より トゥナイト R.バーンスタイン 長尾 嘉洋
ミュージカル「キャッツ」より メモリー A.ロイド・ウェバー 岡野 圭子
真珠採りのタンゴ G.ビゼー 長尾 嘉洋
JRメドレー 甲斐 靖文
津軽じょんがら節 津軽民謡 甲斐 靖文
マイ・フェア・レディーより 踊り明かそう(礼奏) F.ロウ 長谷川 武宏
第16回 1986.11.21(金)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:小村 淳 〜マンドリンが奏でる大陸のうた〜
豊平川は遼河に連なる 秦 咏誠 木村 雅信
歌声は友情を伝えて 霍 存慧 木村 雅信
チャイコフスキー「50のロシア民謡」より 木村 雅信
ロシアンポップスメドレー 木村 雅信
<第2部> 指揮:高須賀 茂之 〜マンドリンに乗って世界一周〜
悲しみにさよなら 玉置 浩二 高井 敏行
春の海 宮城 道雄 星 義雄
なるほど・ザ・クラリネット フランス童謡 島崎 洋
イタリアン・ファンタジー イタリア民謡 甲斐 靖文
浪花節だよ人生は 四方 章人 島崎 洋
<第3部> 指揮:小村 淳・海老原 幹人 〜マンドリンに新しい可能性を求めて〜
コンチェルト・マドリガーレ第2番 op.176解説 木村 雅信
コンチェルト・ラプソディ No.2解説 星 義雄
スターダスト(礼奏) H.カーマイケル 出路 茂子
第15回 1985.11.15(金)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:小村 淳 〜華麗なるバロック音楽の世界〜
プレリュード J.S.バッハ 木村 雅信
歌劇「クセルクセス」よりラルゴ G.F.ヘンデル 木村 雅信
四季 op.8-3 より「秋」 A.ヴィヴァルディ 木村 雅信
<第2部> 指揮:高須賀 茂之
黄色いリボン アメリカ民謡 星 義雄
ムーン・リバー H.マンシーニ 出路 茂子
ヘイ・ジュード P.マッカートニー
J.レノン
工藤 明純
シェリーに口づけ M.ポルナレフ 蛯子 元
年下の男の子 穂口 雄右 島崎 洋
あの娘とスキャンダル 芹澤 廣明 長尾 嘉洋
<第3部> 指揮:小村 淳・高須賀 茂之
ダンス・パッション op.163解説 木村 雅信
コンチェルト・ラプソディ No.1解説 星 義雄
タイスの瞑想曲(礼奏) J.マスネ 小村 淳
第14回 1984.11.16(金)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:井筒 和幸
小さい秋みつけた 中田 喜直 星 義雄
ひょっこりひょうたん島 宇野 誠一郎 星 義雄
つるの踊り 1、2 木村 雅信
パフ P.ヤロウ
L.リプトン
改発 進
風の伝説解説 久石 譲 星 義雄
<第2部> 指揮:高須賀 茂之・谷本 尚志
パリの空の下 H.ジロー 星 義雄
SWEET MEMORIES 大村 雅朗 島崎 洋
イン・ザ・ムード J.ガーランド 長尾 嘉洋
スカボローフェア P.サイモン
A.ガーファンクル
長尾 嘉洋
マシュケナダ J.ベン 改発 進
スターダスト H.カーマイケル 出路 茂子
<第3部> 指揮:井筒 和幸
ノクチュルヌ解説 蛯子 元
マンドリンオーケストラとピアノのための小協奏曲 op.152解説 木村 雅信
明日に架ける橋(礼奏) P.サイモン 出路 茂子
第13回 1983.11.16(水)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:井筒 和幸 〜新作展<マンドリンの新しい音を求めて>〜
メタモルフォーゼ解説 出路 茂子
バラータ・パストラーレ解説 星 義雄
<第2部> 指揮:井筒 和幸 〜世界に広げよう マンドリンの輪〜
エリーゼの為だけでなく解説 島崎 洋
原色カエル図鑑解説 星 義雄
むかしヒットメドレー・イン・ディズニー 井筒 和幸
進ちゃんのトリステーザ 改発 進
これでおしまい ビギン THE BEGUINE C.ポーター 長尾 嘉洋
<第3部> 指揮:井筒 和幸 〜木村雅信の世界<旅へのいざない>〜
三つのレントラー解説 木村 雅信
「スペイン組曲」よりサルダーナ op.126-2解説 木村 雅信
ロシアのモードによる3声のカノン op.136解説 木村 雅信
イタリア組曲 op.141解説 木村 雅信
北海盆唄(礼奏) 北海道民謡 木村 雅信
第12回 1982.11.19(金)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:井筒 和幸
ソルヴェイグの歌 H.グリーグ 工藤 明純
二つの悲しい旋律(傷ついた心・過ぎた春) H.グリーグ 星 義雄
コンチェルト・マドリガーレ第1番 op.122解説 木村 雅信
<第2部> 指揮:井筒 和幸
四季の歌解説 荒木 とよひさ 星 義雄
津軽じょんがら節解説 青森県民謡 斎藤 裕之
「犬のおまわりさん」によるヴァリエーション解説 大中 恩 溝口 清一郎
<第3部> 指揮:井筒 和幸
踊り明かそう F.ロウ 井筒 和幸
黒い瞳 ロシア民謡 矢島 弘美
シバの女王 M.ローラン 濱本 洋
女ひとり いずみ たく 濱本 洋
男はつらいよ 山本 直純 長尾 嘉洋
ラプソディ・イン・サッポロ・ア・ラ・カルト 星 義雄
マイ・ウェイ P.アンカ 斎藤 裕之
手のひらを太陽に(礼奏) いずみ たく 星 義雄
第11回 1981.11.18(水)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:井筒 和幸 〜愛をとどけて〜
時計台の鐘 高階 哲夫 工藤 明純
エタナリー C.チャップリン 濱本 洋
メア・キュルパ H.ジロー 星 義雄
エリノア・リグビー P.マッカートニー 長尾 嘉洋
竹田の子守歌 日本民謡 濱本 洋
童謡メドレー 星 義雄
ボーン・フリー J.バリー 長尾 嘉洋
<第2部> 指揮:井筒 和幸・三上 伸子・小川 誠 〜私たちの音楽に対する愛情をとどけて〜
ロックン・ロールメドレー 工藤 明純
メロディー・フェア M.ギブ 矢島 弘美
星に願いを W.ハーリン 矢島 弘美
チキチキ・バンバン R.M.シャーマン 矢島 弘美
シルク・ロード 喜多郎 工藤 明純
街角トワイライト 井上 大輔 井筒 和幸
ある恋の物語 C.アルマラン 井筒 和幸
アドロ A.マンサネロ 工藤 明純
<第3部> 指揮:井筒 和幸 〜マンドリン合奏を愛した人達の音楽をとどけて〜
イタリアの復活 G.アネリ
パリの街角で・トレヴィの泉 木村 雅信
シンフォニア・ロマンティカ G.アネリ
イエスタディ(礼奏) J.レノン
P.マッカートニー
長尾 嘉洋
第10回 1980.11.14(金)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:井筒 和幸
時計台の鐘 高階 哲夫 工藤 明純
追憶 M.ハムリッシュ 工藤 明純
マリアマリ D.カプア 井筒 和幸
帰れソレントへ E.カーティス 斎藤 裕之
ナポリマーチ C.チャップリン 銅道 陽一
ミッシェル J.レノン 工藤 明純
「二つのマンドリンの為の協奏曲」から第1楽章 A.ヴィヴァルディ
天までとどけ さだ まさし 工藤 明純
<第2部> 指揮:井筒 和幸
ヘイ・ジュード J.レノン
P.マッカートニー
工藤 明純
宇宙戦艦ヤマト 宮川 泰 工藤 明純
「まんが日本むかしばなし」主題歌 北原 じゅん 工藤 明純
鉄腕アトム 高井 達雄 工藤 明純
昴(すばる) 谷村 新司 永桶 建弘
チキチータ アバ 工藤 明純
サンバ・ブラジル解説 A.バローソ 斎藤 裕之
ダンシング・オールナイト もんた よしのり 工藤 明純
<第3部> 指揮:井筒 和幸
カプリチォ・サッポロ 清水 保雄
前奏曲たそがれ解説 D.ベルッティ
パストラール・ファンタジィ解説 藤掛 廣幸
映画「ニューヨークの王様」より マンドリン・セレナーデ(礼奏) C.チャップリン 銅道 陽一
第9回 1979.11.12(月)/道新ホール
<第1部> 指揮:井筒 和幸
テーマ曲「郷愁」 ロシア民謡
ハンガリア舞曲第5番解説 J.ブラームス
歌劇「カバレリア・ルスティカーナ」より間奏曲 P.マスカーニ
白鳥の湖より 情景〜4羽の白鳥たちの踊り〜小さな白鳥の踊り解説 P.I.チャイコフスキー
カノン解説 J.パッヘルベル
「荒城の月」を主題とする二つのマンドリンの為の変奏曲 服部 正
<第2部> 指揮:井筒 和幸
魅せられて 筒美 京平
北国の春 遠藤 実
アメリカン・フィーリング 小田 裕一郎
軽音楽の鎖 続木 繁之
<第3部> 指揮:井筒 和幸
アンダンテとポロネーズ解説 E.メッツァカーポ
交響的前奏曲解説 U.ボッタキアリ
序曲第4番ロ短調解説 K.ヴェルキ
ビューティフル・ネーム(礼奏) タケカワ ユキヒデ
第8回 1978.11.17(金)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:井筒 和幸
グラナダ A.ララ
おてもやん解説 日本民謡
二つのギター ロシア民謡
マドンナの宝石解説 W.フェラーリ
プリンク・プランク・プランク L.アンダーソン
パストラール・ファンタジィ解説 藤掛 廣幸
<第2部> 指揮:清水 保雄
カプリチョ・サッポロ 清水 保雄
清水保雄作品集 清水 保雄
<第3部> 指揮:大橋 章宏
UFO&サウスポー 都倉 俊一
フィーリング M.アルバート
ビギン・ザ・ビギン解説 C.ポーター
蒼いノクターン解説 P.モーリア
南太平洋より(魅惑の宵・バリハイ)解説 R.ロジャース
O.ハマーシュタイン2世
ビートルズナンバーより ヘルプ・抱きしめたい・ヘイジュード J.レノン
P.マッカートニー
丘を越えて(礼奏) 古賀 政男
第7回 1977.11.16(水)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:井筒 和幸
テーマ曲「郷愁」 ロシア民謡
黎明序曲解説 鈴木 静一
浜辺の唄 成田 為三 中野 二郎
越後獅子解説 杵屋 六衛門
歌劇「カバレリア・ルスティカーナ」より間奏曲 P.マスカーニ
「エグモント」序曲解説 L.V.ベートーベン
<第2部> 指揮:大橋 章宏
碧空解説 J.リクスナー
ふたりの天使解説 S.プルー
太陽がいっぱい解説 N.ロータ
スティング S.ジョプリン
星の砂 出門 英
津軽海峡・冬景色 三木 たかし
あずさ2号 都倉 俊一
ラ・クンパルシータ M.ロドリゲス
シボネー L.カサド
<第3部> 指揮:井筒 和幸
序曲「魅惑島」 J.B.コック
組曲「アイヌの印象」解説 清水 保雄
ポールシカポーレ(礼奏) ロシア民謡
第6回 1976.11.25(木)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:斎藤 裕之
テーマ曲「郷愁」 ロシア民謡
フニクリ・フニクラ デンツァ
稗搗節解説 宮崎地方民謡
モスクワ郊外の夕べ セドイ
ハイケンスのセレナーデ ハイケンス
「バグダッドの太守」序曲解説 F.A.ボアルデュー
<第2部> 指揮:大橋 章宏
びっくり変奏曲 F.J.ハイドン
オリーブの首飾り解説 C.モーガン
涙のトッカータ解説 G.ローラン
子象の行進 H.マンシーニ
人生のバラード(ダーバンのテーマ) 小林 亜星
大阪ラプソディー解説 猪俣 公章
涙の連絡船 市川 昭介
函館の女 船村 徹
北の宿から 小林 亜星
サンバ・ブラジル解説 A.バローソ
マンボNo.5 ペレス・プラード
<第3部> 指揮:井筒 和幸
帰郷 K.ヴェルキ
雪(ロマンツァとボレロ)解説 G.ラビトラーノ
ミュージカルファンタジー「夕鶴」解説 中村 弘明
稗搗節(礼奏) 宮崎地方民謡
第5回 1975.11.21(金)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:井筒 和幸
テーマ曲「郷愁」 ロシア民謡
舞踊組曲「白鳥の湖」より解説 P.I.チャイコフスキー
トロイカ ロシア民謡
カリンカ ロシア民謡
パッサカリア ボッシュ
新内流し解説 日本俗曲
歌劇「椿姫」より解説 G.ヴェルディ
<第2部> 指揮:大橋 章宏
東京ラプソディー 古賀 政男
めぐりあい 坂田 晃一
男の純情 古賀 政男
シクラメンのかほり 小椋 佳
丘を越えて解説 古賀 政男
悲しい酒解説 古賀 政男
青い背広で 古賀 政男
<第3部> 指揮:井筒 和幸
幻想曲「ムーアのグラナダ」 M.M.ガルシア
組曲「大和への道」解説 清水 保雄
ポールシカポーレ(礼奏) ロシア民謡
第4回 1974.11.13(水)/札幌市民会館大ホール
<第1部> 指揮:沼田 征夫・井筒 和幸(マンドリン合奏)
テーマ曲「郷愁」 ロシア民謡
組曲「山の印象」 鈴木 静一
初秋の唄 武井 守成
祭りの序曲 クレブ
シバの女王 M.ローラン
カプリ島 ラテン民謡
テキエロ・デ・ヒステ ラテン民謡
コンドルは飛んで行く D.A.ロブレス
越後獅子変奏曲 杵屋 六衛門
<第2部> (ギター合奏)
ソナタニ長調 S.シャイトウ
管弦楽組曲第2番より ロンド・メヌエット・ブーレ J.S.バッハ
<第3部> 指揮:井筒 和幸・沼田 征夫
組曲「東への道」 清水 保雄
幻想組曲「麦祭り」 M.マチョッキ
ロシア民謡メドレー(収穫の唄〜スカンカラージン) イサコフスキー
ポールシカポーレ(礼奏) ロシア民謡
第3回 1973.11.16(金)/共済ホール
<第1部> 指揮:大橋 章宏(マンドリン合奏)
テーマ曲「郷愁」 ロシア民謡
「荒城の月」を主題とする二つのマンドリンの為の変奏曲 服部 正
ペルシャの市場にて A,ケテルビー
歌劇「真珠採り」より "耳に残る君が歌声" G.ビゼー
マイアミビーチルンバ アーヴィング・フィールズ
チビリコマンボ R.Marque
どうにもとまらない
<第2部> (ギター合奏)
ロシアより愛をこめて L.Bart
水色の夜会服 P.Dvrand
夜のタンゴ H.O.Borgmann
エーデルワイスの唄 R.ロジャース
ベサメムーチョ C.Velazquez
ラ・クンパルシータ M.ロドリゲス
<第3部> 指揮:井筒 和幸(マンドリン合奏)
黎明序曲 鈴木 静一
組曲「アイヌの印象」 清水 保雄
ポールシカポーレ(礼奏) ロシア民謡
第2回 1972.11.17(金)/道新ホール
<第1部> 指揮:福田 則夫(マンドリン合奏)
テーマ曲「郷愁」 ロシア民謡
童謡集「幼き日の想い出」 赤城 淳
ペンシルバニアポルカ アメリカ民謡 平山 英三郎
パリ野郎 甲斐 靖文
ドナウ河の漣 J.イワノヴィッチ 平山 英三郎
ガウチョの嘆き F.Canaro
砂漠の哀愁 平山 英三郎
ソナメンテ ウナベス A.ララ 山口 吉雄
マカレナの乙女 B.Monterde 山口 吉雄
<第2部> (ギター合奏)
麗しのモレナ
風のささやき M.Legrand
恋よさよなら〜雨に濡れても B.Bacharach
雪が降る S.アダモ
マルセリーノの歌 P.Sorozabal
イエスタディ J.レノン
P.マッカートニー
ゴッドファーザー愛のテーマ N.ロータ
<第3部> 指揮:福田 則夫(マンドリン合奏)
序曲イ長調 K.ヴェルキ
スパニッシュワイゼン O.Schick 赤城 淳
マドンナの宝石 W.フェラーリ
西域より 川崎 貞利
序曲「魅惑島」 J.B.コック
丘を越えて(礼奏) 古賀 政男
第1回 1971.10.21(木)/札幌自治会館大ホール
<第1部> 指揮:竹下 邦彦(マンドリン合奏)
テーマ曲「郷愁」 ロシア民謡
ヴォルガマーチ ロシア民謡
浜辺の唄 成田 為三 中野 二郎
丘を越えて〜青い山脈 古賀 政男・服部 良一
オーソレミオ イタリア民謡
荒城の月 滝 廉太郎
日本童謡集 中川 信良
<第2部> (ギター合奏)
シューベルトのセレナーデ F.P.シューベルト
河は呼んでいる G.バート
ある愛の詩 F.レイ
夜霧のしのび逢い G.V.ワーター
アイネ・クライネ・ナハトムジーク より 第1楽章・第4楽章 W.A.モーツァルト
<第3部> 指揮:竹下 邦彦(マンドリン合奏)
民謡「木曽節」による小狂想曲 池ヶ谷 一郎
古戦場の秋 小池 正夫
悪魔と天使 H.ベール
あなたの心に(礼奏) 都倉 俊一
   

君といつまでも

 本曲は、加山雄三さんが主演した「エレキの若大将」(1965年)と「アルプスの若大将」(1966年)の主題歌として使われ、1966年の第8回日本レコード大賞で特別賞を得ました。有名な「幸せだなぁ」というセリフは、レコーディングの際にアレンジが気にいって言った言葉が間奏に入ることになったそうです。

(第46回定期演奏会プログラムより)

ウルトラマン

 ご存じ「ウルトラマン」(作曲:宮内國郎)は、1966年7月から翌年4月までの間、放送された特撮テレビ番組です。「ウルトラシリーズ」として続編が放送されたことから、現在においても人気が高いですね。今回は「帰ってきたウルトラマン」(作曲:すぎやまこういち)「ウルトラセブンの歌」(作曲:冬木透)と合わせて演奏します。

(第46回定期演奏会プログラムより)

50年前のヒット曲・メドレー

 「50年前(1966年)って歌謡曲はどんなのがあったっけ?」
 北海道人に北島三郎さんの「函館の女」(作曲:島津伸男)は欠かせません。発売は1965年11月ながら、1966年の大ヒットで140万枚を記録しました。「さけ茶づけ」のCMでご存じの方もいるのではないでしょうか。
 2曲目は「星影のワルツ」(作曲:遠藤実)。千昌夫さんを一躍有名にしたミリオンセラーです。
 3曲目も北海道で「霧の摩周湖」(作曲:平尾昌晃)。布施明さんの唄で有名ですね。この曲は、1967年度の日本レコード大賞作曲賞受賞曲です。
 最後は、ワイルドワンズの「想い出の渚」(作曲:加瀬邦彦)です。作曲者でもある加瀬邦彦さんが奏でる12弦ギターで大ヒットしました。
 以上4曲のメドレーを、札マンの名アレンジャー島崎洋のアレンジでお送りします。どこかで聴いたことがあるかな…と思ったあなたは札マン通です!

(第46回定期演奏会プログラムより)

ビートルズ・メドレー

 1966年最大の音楽的事件は、ビートルズの来日でしょう。
 この曲は、我々の中では、たびたび演奏している気もしますが、定期演奏会では第37回以来、久々の再演となります。
 その時の曲目解説(編曲者談)を転載します。

 ビートルズのレコードデビューは1962(昭和37)年、来日が1966(昭和41)年、そして解散が1970(昭和45)年です。これらは、団塊の世代が一番多感であった時期でもあります。「団塊の世代」にとってビートルズは、単なるミュージシャンにとどまらず、時代を象徴するシンボルだったのです。
 ビートルズの曲をメドレーにするのは、編曲者にとってとても辛く大変な作業です。有名でいい曲が多数あり、あの曲もこの曲も入れたいけど全部入れたら曲が長くなる…、でも心を鬼にして、後ろ髪を引かれる思いで泣く泣くカットしなければなりませんでした。
 その往生際の悪さ(?)と思い入れが、曲の終わりの方に出てきます。隠しメロディーを探してみてください。

【ハード・ディズ・ナイト〜抱きしめたい〜イエスタディー〜ガール〜ノルウェーの森〜オブラディ・オブラダ〜ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード〜レット・イット・ビー〜ヘイ・ジュード】

(第46回定期演奏会プログラムより)

山岳写景

 作曲者のL.メラーナ・フォークトは、スイスのイヴェールドンにて長年マンドリンの教授をしており、後年はローザンヌに移り住んだといわれています。ただ、生年・没年ともに不明であり、詳しいことはあまり知られていません。
 本曲は美しいアルプスの1日の情景を描いた組曲で、4つの楽章から構成されています。

第1楽章「山のこだま」
 朝靄の中、遠くからアルペンホルンの音が響いてきます。爽やかな朝を迎え、羊たちも眠りから覚めます。

第2楽章「牧人の愛の唄」
 暖かな日差しの中、牧人は丘の上で羊を追いながら、時に楽しげに、時に悲しげに、愛の唄を口ずさみます。高音と低音の軽快なメロディーの掛け合いがまるで会話をしているかのように聴こえます。

第3楽章「黄昏」
 たそがれが近づき、沈みゆく太陽に山々は赤く染まり始めます。日中とは違った静寂な空気が流れつつも朗々としたメロディーが響き渡り、最後はゆったりとしたテンポで終わります。

第4楽章「ロンド・終曲」
 牧人の家が見えてくると自然と足どりも軽くなり速度も増してきます。素晴らしいアルプスの1日を、最後は明るく賑やかに締めくくります。

(第46回定期演奏会プログラムより)

山の印象

 作曲者の鈴木静一(1901〜1980年)は、幼時よりオルガンや謡曲に親しんでいましたが、1911年に来日したイタリアオペラの第一人者で、マンドリンの名手で作曲家でもあったアドルフォ・サルコリとの出会いが、作曲家・マンドリニストとしての道を開かせました。1924年の処女作「山の印象」を皮切りに、(実際には18〜19歳の頃、作品2となった組曲「人魚」とともに16歳の頃に書いたとの説もありますが)優れたマンドリン曲を創作、大正時代から昭和時代にかけてのマンドリン黄金期に貢献しました。
 本作「山の印象」は当初、第2楽章の“山祭り”が気に入らず、これを省いて3章として発表しました。後にこの曲を一緒に初演した小池正夫が逝去し、その追悼コンサートを契機にマンドリン界に戻った1965年に改作し、その時、省いた第2楽章を“山行く歌”とし、原作の4章を復活させました。

(第46回定期演奏会プログラムより)

映画『シンデレラ』より

 『シンデレラ』はアニメーション映画として1950年に作られましたが、昨年、実写版としてリメイクされ“美しすぎる青いドレス”と共に大変な話題となりました。
 「夢はひそかに」はアニメ版ではテーマソングとして様々な場面で使われましたが実写版ではエンディングソングとなっています。日本の吹き替えは、「とと姉ちゃん」の高畑充希さんと城田優さんが担当、歌も二人のデュエットとなっています。
 お馴染み「ビビディ・バビディ・ブー」はかぼちゃを馬車に、鼠を白馬に変える魔法の呪文として魔法使いが歌ったとても楽しい歌で、日本でも子供向け歌番組などでよく歌われました。美しくゆったりとした旋律からアップテンポの軽快なリズムへと移っていく小気味良いメドレーをどうぞお楽しみ下さい!

(第46回定期演奏会プログラムより)

ホール・ニュー・ワールド

 映画『アラジン』(1992年)で、アラジンと王女ジャスミンが魔法のじゅうたんに乗って世界中を旅する時に流れるテーマ曲で、ゴールデングローブ賞、アカデミー賞、グラミー賞など数々の賞を総なめにした大ヒット曲。当時、日本でも人気が高く、BGMやカラオケの他、合唱曲として歌われたりもしました。なお、ディズニーシーのアラビアンコースト(アラジンのエリア)でも、もちろんこの曲が使われています。
 美しいメロディーラインはマンドリンの音色にもとてもよく合います。魔法のじゅうたんに乗っている気持ちを味わっていただけるよう心を込めて演奏します。

(第46回定期演奏会プログラムより)

レット・イット・ゴー

 2013年度のアカデミー長編アニメ映画賞と歌曲賞をダブル受賞した映画『アナと雪の女王』。日本でも“アナ雪”と呼ばれて社会現象となる程の人気ぶりで、2014年6月にはアニメ映画としての興行収入が全世界歴代1位となりました。
 「ありのまま」という言葉に象徴されるように自己の肯定や、不安や恐怖からの解放といったメッセージ性の強い内容が、様々な方面で意味を持つものとして評価された事も要因のひとつかもしれません。
 今回のディズニープリンセス展では「アナと雪の女王」特別映像シアターが設けられていますし、今年のディズニー・オン・クラシックでは“真実の愛は心をとかす”をテーマにアナ雪がメインとなっています。依然として衰えることのない人気ぶりがうかがえます。

(第46回定期演奏会プログラムより)

映画『ファンタジア』より

 『ファンタジア』はクラシック音楽とアニメーションを融合させた全8編から成るディズニー映画の傑作です(1940年公開、日本は戦後1955年)。当時の粋を結集した作品と言っても過言ではありません。
 冒頭ナレーションが流れる中、暗いホールにざわざわとオーケストラが入って来る臨場感あふれる演出から始まります。指揮台には影絵の様なストコフスキー。おもむろに指揮棒が振り下ろされると始まるトッカータとフーガ。その後はフィラデルフィア管弦楽団の演奏する華麗な旋律にのせてウォルト・ディズニーの発想力豊かな素晴らしい映像の世界が次々に展開していきます。1990年に初めてビデオ化され1991年版は日本でも記録的な売り上げとなりました。
 映画の途中で“魔法使いの弟子役”のミッキーマウスが「ストコフスキーさん!」と指揮台に駆け上がり「(成功)おめでとう!」「おめでとうミッキー!」と声を掛け合い握手をする面白いシーンが入れられていますが、実はウォルトの存命中は興行的に成功したとは言えませんでした。「私が死んだ後もずっと楽しんで貰える作品だ」と語ったウォルトの強い想いが表れていている様で印象的です。
 今回は、映像はありませんし管弦楽でもありません。ファンタジアの世界を感じて頂くのは難しいかもしれませんが76年前の壮大な挑戦に敬意を表し精一杯演奏したいと思います。なお、今回のアレンジに関しては2時間に及ぶ大作を「10分に」という「高級会席料理を何とか1000円ランチに」と言うくらい無茶な注文をしてしまった訳ですが、何ともセンスの良い“松花堂弁当”にして下さった長谷川武宏氏に心より感謝致します。

【『トッカータとフーガニ短調』(J.S.バッハ)〜バレエ組曲『くるみ割り人形』(チャイコフスキー)「金平糖の踊り」「花のワルツ」「葦笛の踊り」「トレパック」〜交響詩『魔法使いの弟子』(デュカス)〜歌劇『ラ・ジョコンダ』より「時の踊り」(ポンキエッリ)〜交響曲第6番『田園』(ベートーヴェン)〜歌曲『アヴェ・マリア』(シューベルト)】

(第46回定期演奏会プログラムより)

鉄ちゃんステージのためのオープニング

 第1部「鉄ちゃんのために」ステージのオープニングを飾るのは、鉄道唱歌を中心とする鉄道関係3曲の小さなメドレーです。
 「鉄道唱歌」は明治時代に作詞され、全6集374番からなる長大な歌です。よく聞く「汽笛一声新橋を……」は第1集東海道編の1番の歌詞です。本州の列車では車内放送のチャイムによく使われています。
 「線路は続くよどこまでも」はアメリカ民謡の日本語訳で、原題は「I've Been Working on the Railroad」です。
 「アルプスの牧場」がなぜ鉄ちゃんソングなのか? 聞けばきっとわかります。(北海道人なら)

(第45回定期演奏会プログラムより)

いい日旅立ち

 1978(昭和53)年、谷村新司さんによる作詞・作曲で、山口百恵さんが歌い、最大のヒット曲となりました。当時、国鉄(現JR)が「いい日旅立ち」キャンペーンを開始し、5年3か月の長期に渡ってテーマソングとして歌われました。
 「いい日旅立ち」の歌詞の中にある「日本のどこかに私を待っている人がいる」というフレーズに思いを馳せて、旅をした若者も多かったのではないでしょうか。

(第45回定期演奏会プログラムより)

洋楽鉄ちゃんメドレー

 洋楽オールディーズの中から、鉄道をイメージする曲を2曲選びました。列車に乗っている気分が味わえる編曲にしてみましたがいかがでしょうか。
 「恋の片道切符」は1960(昭和35)年ニール・セダカのヒット曲、「ロコ・モーション」は1962(昭和37)年リトル・エヴァのヒット曲です。どちらも多くの歌手がカバーしています。
 ところで「恋の片道切符」はともかく、「ロコ・モーション」そのものには鉄道的要素は無いのではという意見もありますが(ロコモーションは運動・移動の意味、蒸気機関車はスチーム・ロコモーティブ。歌の内容は「さあ、みんなで体を動かそう」)、よく歌詞を見ると、“chug-a chug-a motion like a railroad train now 「機関車みたいにシュポ・シュポ」”という一節が有りますので、この一点をもってして「洋楽鉄ちゃん」とさせていただきました。みのがしてくれよ〜(編曲者叫…ではなく談)

(第45回定期演奏会プログラムより)

AMBITIOUS JAPAN!(アンビシャス ジャパン!)

 「AMBITIOUS JAPAN!」(アンビシャス ジャパン!)は2003(平成15)年に発売されたジャニーズグループ『TOKIO』の28作目のシングルです。JR東海より「新しい鉄道唱歌を作って欲しい」と依頼を受け作成されたもので、CMソングや車内チャイムとして現在も使われています。
 歌詞の中には東海道新幹線にちなみ「希望(のぞみ)はかなう」「光(ひかり)に向かって」という言葉が使われており、日本の応援歌のような生き生きとしたメロディーが特徴的です。

(第45回定期演奏会プログラムより)

鉄ちゃん歌謡メドレー

 鉄道に関係する曲を、主に昭和の歌謡曲・ポップスの中からピックアップしてメドレーにしました。鉄ちゃん歌謡が取り上げている内容を分類してみると、(1) 鉄道そのもの (2) 列車 (3) 駅・停車場 (4) 駅・鉄道での出会い・別れ など、いろいろなジャンルの曲があることがわかります。
 本日は皆さんがよくご存じの曲の中から、聴くと鉄道に関係するシーンが思い浮かぶ曲を自由な発想で選んでみました。懐かしい曲ばかりですので一緒に口ずさんでみませんか。

【イントロ〜高原列車は行く〜あずさ2号〜なごり雪〜哀しみ本線日本海〜津軽海峡冬景色〜さらばシベリア鉄道〜トレイン・トレイン〜エンディング】

(第45回定期演奏会プログラムより)

「スペイン」第二組曲より「第1楽章 汽車の窓から」「第2楽章 モロッコへの憧れ」

 作曲者鈴木静一(1901年〜1980年)は、東京都出身でサルコリ氏に魅せられてマンドリンと作曲の道に進み、すぐにその才能を開花させましたが、縁あって映画音楽の道へ転進しました。その後、親友小池正夫の死を悼んでマンドリン音楽界へ復帰し、数々の名作を残しました。

第1楽章 汽車の窓から<グラナダ=ロンダ>
 「カタタン、カタタン……」と列車が進むリズムを背景に、スペインのローカル線の点描が繰り広げられます。

第2楽章 モロッコへの憧れ<ジブラルタル>
 イベリア半島最南端のジブラルタルはスペインの領土ですが、その岬にはかつてのイギリスの要塞の残骸が残ります。岬に立つと地中海と大西洋が見え、南方わずか20kmにはアフリカ大陸のモロッコが望まれます。作者のモロッコへの憧れが描かれている楽章です。

 以降、第3楽章 悲しき闘牛<ペレス>、第4楽章 祝宴と続きますが、今回は1・2楽章のみ演奏します。

(第45回定期演奏会プログラムより)

南蛮渡来

 作曲者の湯淺隆さんはポルトガルギター奏者であり、吉田剛士さんとデュオ「マリオネット」で演奏活動を行っています。ポルトガルギター奏者ゆえか、ポルトガルとの交流に貢献する意志を持つ作曲者は、自身による曲目解説の中で「“南蛮渡来”とは不敵なる命名。しかれどその意図は真摯、自称“ポルトガルと南蛮文化”の宣伝係である。」と語っています。
 原曲はポルトガルギターとマンドリュートのデュオであり、その相性の良さは感嘆に値します。
 また、本曲は、1993(平成5)年のNHKテレビ(京都放送局)「南蛮美術の魅力」テーマ曲や、1993(平成5)年〜1994(平成6)年には「澤の鶴」のテレビCMにも起用されており、現在も「マリオネット」が奏でる別の曲が焼酎のCMに出ています。

(第45回定期演奏会プログラムより)

亡き王女のためのパヴァーヌ

 ラヴェルが1899年にパリ音楽院在学中に作曲したピアノ曲で、1910年には本人が管弦楽曲に編曲しています。彼の作品では最も有名な曲ではないでしょうか。ルーブル美術館所蔵のベラスケスが描いたマルガリータ王女の肖像から着想を得て、「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ(ゆっくり、列を作って踊られる組舞)」というイメージが喚起され作曲に至ったそうです。
 その優雅で繊細な美しい旋律は多くの人を魅了してきました。

(第45回定期演奏会プログラムより)

瑠璃色の地球

 現在も活躍している人気歌手の松田聖子さんが、結婚後初めて発表したアルバム「シュープリーム」の中の一曲として収められていた曲です。地球環境保護のメッセージをラブソングとして歌うこの曲は、その後じわじわと人気を上げ、今では彼女の代表曲のひとつとなっております。最近では合唱曲として取り上げられることも多いようです。
 男女の愛にとどまらず、地球愛におよぶスケールの大きさ、それでいてしっとりと美しいメロディーは、これからもスタンダード・ナンバーとして愛されていくことでしょう。

(第45回定期演奏会プログラムより)

ライフ・イズ・ビューティフル

 1997(平成9)年に公開された同名のイタリア映画のテーマ曲で、カンヌ映画祭審査員グランプリ、アメリカのアカデミー賞においても主演男優賞・作曲賞など多くの部門賞を受賞しています。
 監督・脚本・主演はイタリアのチャップリンといわれるロベルト・ベニーニです。
 ナチスのホロコーストをテーマにしていますが決して暗い映画ではなく、極限的な状況の中におかれても愛する家族のためにユーモアを忘れない主人公の姿が、見る者に笑いと涙を誘います。
 「メインテーマ」はレガートな前後半部とビギンの軽快な中間部からなります。オリジナルを聴いてもマンドリンの音色が浮かんでくるほど、プレクトラム演奏によく合う曲です。(編曲者談)

【ボンジョルノ姫さま〜ライフ・イズ・ビューティフル】

(第45回定期演奏会プログラムより)

ピースとハイライト

 Komujiこと私は1961(昭和36)年生まれです。
 小学生のとき、テレビに流れる学生運動の報道が目に、それを嘆く母親の愚痴が耳に入っていた世代です。昨今の国の方向決め、近隣国との関係で心がざわつき、これでよいのかという思いを持っている一人です。だから、この曲を初めて聞いたとき、「そうなんだよ〜」とつぶやいてしまいました。
 この曲を生み出した桑田佳祐さんは、1956(昭和31)年生まれです。世代からいっても、いろいろ考えていたのでしょう。彼の誕生日が2月26日というのも、ひょっとしたら理由なのかもしれません。
 「希望の苗を植えていこうよ 地上に愛を育てようよ 未来に平和の花咲くまでは…憂鬱(Blue) 絵空事かな? お伽噺かな? お互いの幸せを願うことなど」
 一般的に「サビ」と呼ばれるこの部分を見れば「反戦歌」であることは間違 いなく、PV(プロモーションビデオ)を見れば彼特有の「照れ隠し」が演出されているけれど、本気で平和を願っていると思うのは私だけではないでしょう。
 このサビが最後に出てくるときには一瞬、管楽器だけの部分も入れ、ちょっと変化をつけたアレンジにしました。いつも手助けしてくださる皆さんへの敬愛の気持ちです。

(第45回定期演奏会プログラムより)

What a Wonderful World(この素晴らしき世界)

 キング・オブ・ジャズと呼ばれたルイ・アームストロングが1967(昭和42)年に歌った曲で、映画「グッド・モーニング・ベトナム」に使われ、1988(昭和63)年に大ヒットしました。
 この曲は当時、泥沼化するベトナム戦争を憂い、平和を願って作られたものでした。歌詞は、誰にでも解るやさしい言葉で、当たり前に在る自然やら何気ない日常を綴ったとてもシンプルなものですが、これを聴いて戦場へと向かった兵士を想う時、それらがいかにかけがえのない貴いものであるのかに気付かされる名曲です。
 今年も某携帯電話のCMにあの味わいのある声が流れていましたね。今日は優しいマンドリンの音色でお楽しみ下さい。

(第45回定期演奏会プログラムより)

メドレー・オブ・ブループラネット

 かけがえのない地球に住む私たちの責任と願いは、この青い惑星を両手で守り、そこに偶然棲むことになった人類の恒久平和を実現することです。そんなコンセプトを含んだ曲をメドレーという強い鎖でつなぎとめ、平和や繁栄、そして思いやりを世界に発信します。

【サライ〜小さな世界〜世界の国からこんにちは〜Waになって踊ろう〜We are the World】

(第45回定期演奏会プログラムより)

サンバ・ブラジル

 1曲目はブラジルを代表する音楽、サンバです。サンバにはいろいろな歴史的な背景がありジャンルも多様ですが、私たち日本人がイメージするのは『リオのカーニバル』で、16ビートの熱狂的なリズムに乗って踊るダンサーのイメージでしょう。
 この曲の原題は『ブラジルの水彩画』といい、1944年のディズニー映画『サルードス・アミーゴス』の挿入歌として使用され、世界中に広まりました。思わず踊りたくなるような軽快なリズムの曲です。

(第44回定期演奏会プログラムより)

ワン・ノート・サンバ

 ボサノヴァはサンバのリズムを基にして、ジャズなどの新しい感覚が融合することにより生まれたブラジルのポピュラー音楽です。
 「ワン・ノート・サンバ」は日本語に訳すと『一つの音のサンバ』となります。連続した同じ音で旋律が作られ、この連続された音は恋人を表していると言われています。途中違う音になり浮気されますが、最後は初めの音に戻り恋人が戻ってくるわけです。
 作曲者のアントニオ・カルロス・ジョビンは、『ボサノヴァ』を確立させた作曲家・演奏家で、他にも「イパネマの娘」や「ウエーブ」など、多数の作品があります。

(第44回定期演奏会プログラムより)

灰色の瞳

 南米の音楽と言えば、アンデスフォルクローレを忘れてはいけません。ケーナやサンポーニャ、チャランゴといったアンデスの民族楽器の愛好家が、最近日本でも急増しています。
 「灰色の瞳」はアルゼンチンのケーナ奏者ウニャ・ラモスの作曲で、純粋な民謡ではありませんが、アンデスフォルクローレの代表曲の一つとなっています。
 日本では、『枯野に咲いた小さな花のようになんて淋しいこの夕暮れ』と哀愁をおびた歌詞をつけて歌った、長谷川きよしさんと加藤登紀子さんのデュエットが有名です。 本日の演奏はアンデスフォルクローレでよくみられる「クェッカ」のリズムを強調したアレンジになっています。

(第44回定期演奏会プログラムより)

ベサメ・ムーチョ

 中米メキシコの作曲家・ピアニストのコンスエロ・ベラスケスが16歳の少女時代に作詞・作曲した曲です。多くのアーチストがこの曲をカバーしています。『ベサメ・ムーチョ』はスペイン語で『もっとキスして』という意味です。「私にキスをして、たくさんキスをして、今夜が最後かもしれないから」と切々とうったえるこの曲は、ロマンチックなメロディーとも相まって世界中で大ヒットしました。

(第44回定期演奏会プログラムより)

エル・チョクロ

 タンゴはアルゼンチンで生まれ、後にヨーロッパに渡りコンチネンタルタンゴとなります。両者の違いを一口で言うと、民族的・情熱的なアルゼンチンタンゴに対し、上品でムード音楽的なコンチネンタルタンゴということになるでしょう。
 「エル・チョクロ」は「ラ・クンパルシータ」と並ぶアルゼンチンタンゴの代表曲です。曲名の『エル・チョクロ』は『トウモロコシ』という意味ですが、なぜこの曲名になったかは不明です。作曲者の友人の名前だという説もあります。
 本日の編曲はマンドリンソロも含めて非常に難しいものになっていますが、アルゼンチンタンゴのスピリッツが伝わりますかどうか、どうぞお聴きください。

(第44回定期演奏会プログラムより)

アルゼンチンよ、泣かないで

 私生児として生まれながら、後に大統領夫人として国民から慕われた、エバ・ペロンの半生を描いたミュージカル『エビータ』の挿入歌として歌われました。映画版ではこの曲を主演のマドンナが歌っています。後悔と挑戦をテーマとした壮大かつ感動的なメロディーです。
 作曲のアンドリュー・ロイド・ウェバーは「ジーザス・クライスト・スーパースター」「キャッツ」「オペラ座の怪人」など、数多くのブロードウェイミュージカルの大ヒット作を手掛けています。

(第44回定期演奏会プログラムより)

シンプル・シンフォニー op.4 第三楽章

 ブリテン(1913〜1976、イギリス)は、歌手であった母の影響もあり、5歳で歌を書き、9歳で弦楽四重奏曲を作曲するなど若くからその作曲の才能を発揮するとともに、指揮者・ピアニストとしても活躍しました。
 彼の作品はオペラや管弦楽曲など多方面に及び、オペラの「ピーター・グライムズ」や「戦争レクイエム」などの代表作があります。日本では「青少年のための管弦楽入門」の作曲家として中学校の音楽の時間に習った方も多いでしょう。
 シンプル・シンフォニーは彼が12歳の時に書いたピアノ曲を20歳の時に弦楽アレンジしたもので、弦楽合奏の重要なレパートリーとして広く演奏されています。
 全部で4楽章からなり、センチメンタル・サラバンドは第3楽章にあたります。タイトルにあるとおり、センチメンタル=感傷的で哀愁のある美しい旋律が特徴的です。途中のマンドロンチェロのメロディーも聞き所でしょう。

(第44回定期演奏会プログラムより)

弦楽セレナード ハ長調 op.48 第一楽章

 某音楽出版社が実施しているクラッシック音楽の人気投票で、この曲は弦楽合奏部門で、(アイネ・クライネなどの強敵を抑え)常に1位をキープしているそうです。
 それほどの人気曲に無謀にも札マンが挑戦します。
 弦楽合奏曲をマンドリンオーケストラに編曲する場合、細心の注意と演奏者への配慮が必要です。考慮すべき一例を示せば
・弦楽のアルコ(弓弾)とピッチカート(指弾き)、プレクトラム(マンドリン族)のトレモロとピッキングの区分。
・ビオラとチェロ、マンドラとマンドセロの本来の役割の違い、音域の違い。
・原曲にはもともと無いギターの効果的な使い方。
 安易にオリジナルの4声体をそのまま移行し、ギターを邪魔者扱いするアレンジが時折見られますが、原曲のイメージを大きく損なうと同時に意味なく演奏が難しいものになってしまいます。
 本日の演奏は、札マンの演奏レベルを熟知する指揮者自らが、原曲のイメージを最大限に尊重しつつ、可能な限り演奏しやすく編曲したものを用います。
 この意欲的な試みが吉と出ますか凶と出ますか? こうご期待です。

(第44回定期演奏会プログラムより)

ありがとう

 そのものずばりのタイトルを持つ曲でオープニングです。3人組のポップスグループ「いきものがかり」の曲で、NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主題歌として使われました。番組は、漫画家水木しげるさんの妻・武良布枝さんが著した自伝を原案にしたもので夫婦や家族の絆を描いた心温まる内容でした。

(第44回定期演奏会プログラムより)

秋桜(コスモス)

 1977(昭和52)年10月にリリースされた曲で、さだまさしさんが作詞・作曲し、山口百恵さんが熱唱しています。2006(平成18)年に文化庁と日本PTA全国協議会が、親子で長く歌い継いでほしい童謡・唱歌や歌謡曲から厳選した『日本の歌百選』にも選ばれています。
 歌詞の内容は嫁ぐ娘が母を想うもので、美しく盛り上がるメロディーと相まって、結婚式披露宴などでも多く歌われています。母への感謝・家族への感謝、自分を育ててくれたすべての人への感謝の気持ちをこの曲で表現してみます。

(第44回定期演奏会プログラムより)

あとひとつ

 現在ニューヨークヤンキースに所属し、駒澤大学附属苫小牧高校時代から北海道人にもファンの多い田中将大投手が、東北楽天ゴールデンイーグルス時代に登場曲として使用していた曲です。 昨年(2013年)の日本シリーズの最後のマウンドでファンがこの曲を大合唱し、この声援を受けて日本一を果たした姿が私たちに大きな感動を与えてくれました。
 スポーツが私たちに与えてくれる、敵も味方もない理屈抜きの感動に感謝の気持ちを込めて、この曲を演奏します。

(第44回定期演奏会プログラムより)

蛍(映画『永遠の0』主題歌)

 昨年映画化された、百田尚樹さんのベストセラー『永遠の0』の主題歌です。サザンオールスターズの桑田佳祐さんが作詞・作曲し、本人が熱唱しています。
 映画はゼロ戦(零式艦上戦闘機)搭乗員の悲劇を描いたもので、祖父の歴史を調べる孫の視点から“海軍一の臆病者”と呼ばれたパイロットの真実の姿を、現在と過去を交錯させながらつづる内容となっています。
 今日も世界中で戦争・争いが絶えません。私たち日本人がまがりなりにも平和な生活を送っていることに感謝しながらこの曲を演奏します。

(第44回定期演奏会プログラムより)

「いい夫婦の日」メドレー

 本日11月22日は“いい夫婦の日”です。そこで夫婦の情愛をテーマとした曲を、日本の演歌、歌謡曲、ポップスの中から選び、メドレーにしました。メドレーの前後には、「威風堂々」の作曲者として、また、愛妻家として有名なエドワード・エルガー作曲の「愛のあいさつ」をモチーフとしたイントロとエンディングを配しました。いろいろな「いい夫婦」のありようをお楽しみください。
 「いい夫婦の日」とは、「ふたりの時間」を大切にする日で、「『いい夫婦の日』をすすめる会」が、日本中のご夫婦にいっそう素敵な関係を築いて頂きたいという想いから設定したのだそうです。普段パートナーに伝えられない想いを伝え、気持ちをカタチにして贈る機会として、この演奏会も一役買えたら幸いです。

【イントロ〜みちづれ〜あなたの隣に〜部屋とYシャツと私〜らいおんハート〜浪花恋しぐれ〜エンディング】

(第44回定期演奏会プログラムより)

あゝ人生に涙あり

 ご存知、テレビ時代劇『水戸黄門』(1969年8月〜2011年12月放映。休止期間を含む)の主題歌です。
 歌は、歴代の助さん格さん役の俳優が歌手をつとめ、杉良太郎や里見浩太郎、あおい輝彦、伊吹五郎などが歌っています。
 内容は、水戸黄門(水戸光圀)が世直しのために日本各地を旅するというもので、歩いて『旅』を続ける水戸黄門のイメージから、始まりにこの曲を選びました。

(第43回定期演奏会プログラムより)

懐かしの大正歌謡曲メドレー

 歌謡曲の創成期、大正時代の代表的な流行歌4曲をメドレーで演奏いたします。作曲は、4曲とも中山晋平氏によるものです。
 ただそのまま演奏するのではなく、4つの曲名に関連する別な曲のモチーフを、それぞれの曲のイントロやオブリガートにちりばめた、隠れメロディー満載の編曲になっています。一聴してすべての隠れメロディーを指摘できた方はアンケートにお書きください。アレンジャーから粗品プレゼントがあるかも?(冗談です)
 (ヒントは、オフェンバック、メンデルスゾーン、AKB48、ロシア民謡、ラプソディーです。)

【ゴンドラの唄〜船頭小唄〜カチューシャの唄〜東京行進曲】

(第43回定期演奏会プログラムより)

(平成歌謡曲より)ファッションモンスター

 個性的なファッションでモデルやアーティストとしても注目を集め、若者を中心に人気のきゃりーぱみゅぱみゅ【フルネーム=きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ(オフィシャルサイトより)】の曲です。大正時代とは違った、『ノリ』のあるリズム感が特徴的です。プロモーションビデオの中では、きゃりーがモンスターに扮して、他のモンスターと演奏をします。なお、彼女の曲を作曲する中田ヤスタカ氏は、他にPerfume(パフューム)の曲も担当しています。

(第43回定期演奏会プログラムより抜粋)

(平成歌謡曲より)サラバ、愛しき悲しみたちよ

 アイドル戦国時代の現在、「いま会えるアイドル」として週末、路上ライブを行ってからドラマや映画の主題歌、TV出演へと勝ち抜いてきたアイドルがいます。個性的な衣装とパフォーマンスでおなじみ、週末ヒロイン“ももいろクローバーZ”です。通称“ももクロ”。ももクロは5人の女性グループでそれぞれ、レッド・イエロー・ピンク・グリーン・ブルーと『○○レンジャー』のように色が振り分けられており、戦隊ヒロインとして一躍をわかせています。
 「サラバ、愛しき悲しみたちよ」は昨年放送された北川景子主演のテレビドラマ(STV)『悪夢ちゃん』の主題歌です。光と闇をイメージした曲でプロモーションビデオでも光と闇が表現されています。ももクロの代わりに札マンが週末ヒロインとして演奏します!

(第43回定期演奏会プログラムより)

巨大ロボットアニメメドレー

 音楽で時代を旅する第1部のステージ最後の曲は、それぞれの時代の子供たちが熱狂した巨大ロボットアニメの音楽です。
 「鉄人28号」(1963年10月〜1966年5月放映)「マジンガーZ」(1972年12月〜1974年9月放映)「機動戦士ガンダム」(1979年4月〜1980年1月放映)「新世紀エヴァンゲリオン」(1995年10月〜1996年3月放映)の4つのアニメの中から、テーマ曲はもちろん、エンディングテーマや耳に残る劇中の曲を集めてメドレーにしてみました。
 巨大ロボットアニメで時代を串刺しです。世代の垣根を超えてお楽しみください。

【序奏(使徒襲来)〜鉄人28号〜正太郎マーチ〜マジンガーZ〜マジンガーZ ED(エンディング・デモ)〜永遠にアムロ〜颯爽たるシャア〜翔べ!ガンダム〜MISATO〜残酷な天使のテーゼ〜終奏(使徒殲滅)】

(第43回定期演奏会プログラムより)

ハイムライゼ(帰郷)

 コンラッド・ヴェルキ(1904〜1983、ドイツ)は20世紀を代表する現代マンドリン音楽作曲家の一人で、ドイツ的感性の作品への反映と、マンドリン楽曲に管楽器を取り入れた、独創的な作曲家として高く評価されています。
 本曲は作曲者28歳の時の作品で、冒頭は孤独感をみなぎらせたメロディーが流れ、一転してアレグロの明るくはつらつとした部分が現れます。そして、テンポを遅くして故郷の素晴らしさを讃えるようなメロディーが現れ、再びアレグロに戻り、歓喜のうちにこの曲は終わります。

(第43回定期演奏会プログラムより)

山吹く風

 アルマンノ・モルラッキ(1872〜1941、イタリア)はマンドリニストで、ミラノマンドリン合奏団の指揮者もしていました。オリジナル作品のほかに多くの歌曲の編曲をしています。
 本曲は1906年にミラノから出版されていたマンドリン研究誌「イル・プレットロ」の創刊号を飾った作品で、セレナテルラ(セルナテルラとはセレナータの縮小詞)です。拍子や調性等の変化で、風の表情が変わることに注目してください。

(第43回定期演奏会プログラムより)

Beyond the Skies

 作者は1975年山口県に生まれた作曲家、編曲家、指揮者、マンドロンチェロ奏者です。現在は「ARTE MANDOLINISTICA」に所属しています。
 本曲は京都教育大学マンドリンクラブの委嘱によって作曲され、2005年、同クラブの第46回定期演奏会において初演されました。
 曲は印象的なギターによる下降のアルペジオに始まり、空への憧れを表わすかのようなマンドラとマンドセロの旋律へとゆるやかにつながっていきます。Allegroに入ると、ヘミオラのリズム(6/8と3/4が交錯するリズム)を多用した躍動感あふれる音楽へと変わりますが、これまで示された動機によって組み立てられているため、曲の統一感は失われません。まるで、空を自由に駆け抜けるような中間部を抜けて、やがて、第1主題が再現されるGrandiosoへ突入します。その後、音楽は静寂を取り戻し、再びギターのアルペジオへと還っていくのです。

(第43回定期演奏会プログラムより)

世界の車窓から

 テレビ朝日(北海道ではHTB(北海道テレビ放送)が放送していました。)で放送されている『世界の車窓から』の番組テーマ曲です。番組は、列車の車窓を通して、世界各国の風景や暮らしを紹介しており、その間このテーマ曲がBGMとして使用されています。車窓からの流れる風景を見ていると、旅をしている気分が味わえます。演奏を聴きながら、そんな気分を共有して頂けたら嬉しく思います。

(第43回定期演奏会プログラムより・加筆)

夜来香

 『夜来香(イェライシャン)』は、李香蘭(山口淑子)が歌い、中国でヒットした曲であり、その後、李香蘭が日本に帰国後、山口淑子として日本でも発売された曲です。夜来香とは、中国原産の花です。名前のとおり夜に香る花とされ、この曲は男性が甘い香りを放つ花を、憧れの女性にたとえて思う気持ちを歌ったもので、甘いメロディーが特徴的です。

(第43回定期演奏会プログラムより)

ロシアより愛をこめて

 映画『007ロシアより愛をこめて』は、007シリーズの第2作目です。イギリス情報部にソ連情報部のタチアナという女性が亡命を希望してきたことから、物語が始まり、国際的犯罪組織スペクターが仕組んだ罠により、英ソ間を巻き込む陰謀とジェームズ・ボンドとの闘いを描いた作品です。移動の際に乗り込んだオリエント急行で繰り広げられる、ロシアの殺し屋との格闘シーン、ヘリやボートを使用したアクションシーンは見ものです。映画で登場したオリエント急行は、イギリスとイスタンブールを結ぶもので、現在は豪華観光列車として知られていますが、当時は一般的な移動手段として使用されていたそうです。なお、この作品のジェームズ・ボンド役はショーン・コネリーでした。

(第43回定期演奏会プログラムより)

パリの空の下

 フランス映画「パリの空の下セーヌは流れる」の挿入歌で、劇中では街頭銀婚式の場面で歌われました。この曲は代表的なシャンソンの一つで、シャンソン歌手で女優でもある、リーヌ・ルノーによって創唱されました。歌を入れずに演奏されることが多く、今回はマンドリンオーケストラ用にアレンジしたものを演奏します。

(第43回定期演奏会プログラムより)

パイレーツ・オブ・カリビアン

 パイレーツ=海賊の登場です。映画は、ディズニー映画で、ディスニーランドのアトラクション「カリブの海賊」を基に制作されました。作品は、これまで4作が上映され、ジョニーデップ演じる海賊ジャック・スパロウが様々な冒険や旅をするストーリーです。
 有名でよく耳にするのは『彼こそが海賊』という曲ですが、映画では他にも様々な曲が使用されています。今日はその中から、「霧の境界線」「黄金のメダル」「ブラックパール号」「血の儀式」「海賊の洞窟へ!」「最後の銃弾」「彼こそが海賊」を演奏します。

(第43回定期演奏会プログラムより)

『天空の城ラピュタ』から

 皆様おなじみ、スタジオジブリ作品の「天空の城ラピュタ」から挿入歌の「ハトと少年」「空から降ってきた少女」の2曲を演奏します。特に「ハトと少年」は劇中で主人公パズーが日の出と共にトランペットを手に家の屋上で演奏しているシーンがとても印象的です。「空から降ってきた少女」は、空から降りてきた少女シータとパズーが出会う、神秘的な場面で使用されています。

(第43回定期演奏会プログラムより)

銀河鉄道999

 「銀河鉄道999」は松本零士氏作の漫画です。アニメ化された際に主題歌として、この曲が使用されました。当時はゴダイゴが歌い、最近ではEXILEがカバーしています。作品は、身体を機械にかえ、人間は死なずにすむようになった時代。機械の体を手に入れるため、地球からアンドロメダへと「銀河鉄道999」で旅を続ける少年・星野鉄郎と謎の女性・メーテルを通して、人間の命とは何かを説く長編ドラマとなっています。

(第43回定期演奏会プログラムより)

A Hard Day's Night

 イギリスと言えばビートルズ(?)という事で、今年はビートルズの曲からスタートします!
 この曲は、ビートルズの3作目のオリジナル・アルバムで、彼らの初主演映画『A Hard Day's Night』のサウンドトラック盤でもあります。
 曲名は英語の文法的にはおかしなものです。これは、リンゴ・スターが余りにも忙しさに、つぶやいた言葉をジョン・レノンとポール・マッカートニーが聞いており、“クールだ!”という事で、そのまま採用されたのだそうです。なお、旧邦題は映画評論家の故・水野晴郎さんが付けた『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』というユニークなものでした。

(第42回定期演奏会プログラムより)

マザーグースメドレー

 マザーグースとはイギリスの伝承童謡の総称で、子守唄、物語唄、早口言葉、数え唄など、1,000を超える唄が歌い継がれています。本日はその中から日本人にもなじみが深い、「10人のインディアン」「きらきら星」「メリーさんの羊」「ロンドン橋落ちた」の4曲をメドレーで演奏します。
 歌詞の内容を意識した、ちょっと可愛らしく、楽しいアレンジです。

(第42回定期演奏会プログラムより)

ジュピター(平原綾香バージョン)

 イギリスを代表する作曲家G.ホルスト(1874〜1934年)の代表作である、組曲「惑星」で一番有名な曲です。「惑星」は、「火星(マーズ)」「金星(ヴィーナス)」「水星(マーキュリー)」「木星(ジュピター)」「土星(サターン)」「天王星(ウラヌス)」「海王星(ネプチューン)」(作曲された当時(1914〜1916年)はまだ冥王星は発見されていなく、組曲に含まれていませんでした。1930年に発見された冥王星は2006年に準惑星となり太陽系惑星から外れました。)の7つの楽章からできています。
 「木星(ジュピター)」は、日本では、日本語の歌詞をつけて平原綾香さんが歌っています。原曲が持つ力強さを余すことなく表現したこの曲は、まさしく、クラシックとポップスの幸せな出会いといえます。今日演奏する「ジュピター」は、平原綾香バージョンを編曲しています。

(第42回定期演奏会プログラムより)

ロンドンデリーの歌

 世界で親しまれるアイルランド民謡です。また、「ロンドンデリーの歌」の旋律にイギリスのフレデリック・ウェザリーが歌詞をつけた「ダニーボーイ」が有名で、これまでエルビス・プレスリーを始め、たくさんの歌手によって歌われ、コマーシャルにも使用されています。

(第42回定期演奏会プログラムより)

アメイジング・グレイス

 イギリスのジョン・ニュートン作詞による、ゴスペルの曲としても有名な曲です。奴隷商人として奴隷達に酷い扱いをしてきたニュートンが、ある体験を通じ、その罪の恐ろしさに気づき、神に仕えるきっかけとなった「驚くほど」の神の恵みを詩にしています。
 また近年では、イギリスのサラ・ブライトマンや故・本田美奈子さんが歌った事でも有名になりました。

(第42回定期演奏会プログラムより)

Sonatine Voor Mandoline-Orkest No.1(マンドリンオーケストラの為のソナチネ第1番)

 作曲したJ.B.コック(1889〜1954年)は、オランダの作曲家です。初めヴァイオリン奏者として名をなしましたが、余技として手がけていたマンドリン、ギターの音楽性が認められ、多くの作品を残すことになりました。初期の作品「序曲 魅惑島」などは演奏される機会も多く、マンドリン界において親しまれている作曲家の一人といえます。
 本曲は1928年に公開されました。短調ですが“悲劇的”と言うほどではなく、多声的な部分がありますが複雑にはなっていません。ソナタ形式を追求するというよりは、「ソナチネ」(ソナタの縮小形)のタイトル通り、分かりやすさ親しみやすさを大切にした小曲となっています。

(第42回定期演奏会プログラムより)

Intermezzo Romantico

 作曲したアッリーゴ・カッペレッティ(1877〜1946年)はイタリアの音楽家です。
 代表作には、1911年にイタリアの「イル・プレットロ」誌が主催の第4回作曲コンクールで一位入賞した「劇的序曲」や「マンドリン讃歌フローラ」などがあります。
 また、作曲のほか、オルガン奏者や伝統あるチルコロ・マンドリニスティコ・フローラの指揮者も務めました。
 本曲は、タイトルにもあるように“Romantico(ロマン的)”で優美なメロディが終始穏やかに流れるのが特徴的で、ゆったりとした空間に浸らせてくれます。

(第42回定期演奏会プログラムより)

Paradiso

 札マン注目の武藤理恵さん作曲による『Paradiso』です。
 武藤さんは、ピアノ奏者として活動しながら、1984年からマンドリン合奏の編曲を始め、2004年からは作曲活動も行っています。本曲は、2009年2月に初演されました。
 冒頭では穏やかなテーマが流れ、徐々にリズムに乗って盛り上がり、最後は盛大に駆け抜けていきます。
 “地上ではないどこか…、豊かな自然、生き物たち、そして、平和な『楽園(paradiso)』”を思い浮かべながらお聴きください。

(第42回定期演奏会プログラムより)

「初音ミク」が歌う“ふるさと”

 北海道で生まれたバーチャル・アイドル歌手、『初音ミク』。
 彼女は、声優の藤田咲さんが演じるポップでキュートなキャラクター・ボイスを元に作り上げられたボーカル・アンドロイド=ボーカロイドの人気コンピューターソフトです。
 著作権フリーな事から、このソフトとキャラクター映像を合わせた作品が多数あります。また『Google Chrome』のCMに初音ミクが起用され、フランスのカンヌ国際広告祭で、「ダイレクトマーケティングを対象としたダイレクト部門 企業イメージ&インフォメーション部」で銅賞を受賞しています。
 今日は、マンドリンオーケストラをバックに、初音ミクが「ふるさと」を歌います。バーチャル・アイドルとのコラボ演奏、札マン初の試みです!

(第42回定期演奏会プログラムより)

小さな空

 芸術分野からは日本を代表する、現代音楽の作曲家、故・武満徹さんを取り上げます。武満徹さんといえば「ノベンバー・ステップス」など緻密な現代音楽作品のイメージが強いのですが、たくさんのテレビや映画の音楽、そして今回取り上げた「小さな空」のように、誰もが親しめる作品も数多く残しています。
 「小さな空」は合唱曲をはじめいろいろな編成で演奏されていますが、もともとは昭和30年代に放送されたラジオドラマ「ガン・キング」のテーマ曲として作られたということです。ちなみに作詞も武満さん自身によるものです。

(第42回定期演奏会プログラムより)

ドラゴンボール 2曲メドレー

 日本が誇る『アニメ』文化は、今や海外にも広まり、外国人がアニメのキャラクターになりきる、“コスプレ”をしてしまうほどです。また、日本人および海外の有名サッカー選手の中には、「キャプテン翼を見た事がきっかけで、サッカーを始めた」という方も多く、『日本アニメ』に影響を受けたそうです。
 数多い日本の『アニメ』の中から、2009年にハリウッドで実写映画化もされた『ドラゴンボール』を選び、「摩訶不思議アドベンチャー」と「DANDAN心魅かれてく」の2曲をメドレーにしました。

(第42回定期演奏会プログラムより)

映画「おくりびと」のテーマ

 日本映画の中には世界中で高く評価されている作品がたくさんあります。
 本日は2008年に滝田洋二郎監督、本木雅弘主演で公開された映画「おくりびと」からメインテーマを演奏いたします。
 この映画は全米の第81回年アカデミー賞で、日本映画としては初めて最優秀外国語映画賞(英語圏以外での最優秀映画賞)を受賞しました。
 映画の主人公はもともとオーケストラのチェロ奏者でしたが、ひょんなことから納棺師としての道を歩み出します。このため映画のテーマ曲もチェロが大活躍します。本日の編曲ではマンドリンセロ(舞台後方のギターくらいの大きさの楽器です。)のソロを多く取り入れています。
 日本人は形から入ると言いますが、日本文化の様式美は西欧人から見るととても神秘的な魅力に感じられるのではないでしょうか?「おくりびと」の受賞もそんなところが理由のひとつかもしれません。

(第42回定期演奏会プログラムより)

GREAT JAPANESE SONG MEDLEY

 昨年、由紀さおりさんとピンク・マルティーニが「夜明けのスキャット」を含むアルバム『1969』を世界約30カ国で発売、配信し、欧米を中心に大ヒットして話題になりました。これは、ピンク・マルティーニが中古レコード店で、由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」の表紙に魅かれて購入し、そして彼女の素晴らしい歌声に魅了された事がきっかけであったという話は有名です。日本の歌謡曲には、情緒があり、言葉はわからなくとも、伝わるものがあるのかもしれません。
 今日は、世界で聴かれる日本の歌謡曲の中から、『夜明けのスキャット』、故・坂本九さんが歌い、“スキヤキソング”としても知られる『上を向いて歩こう』、谷村新司さんが上海万博や韓国などでも歌った『昴』をメドレーで演奏します。

(第42回定期演奏会プログラムより)

北の旅人(指笛〜CD)

 札マンのコラボレーションといえば、今年(2011年)1月に亡くなられた 故 山田さんの指笛を抜きにしては語れません。視覚障害の山田さんが相棒の盲導犬とコミュニケーションを取る為に会得した指笛。その指笛の音色は澄み、どこまでも届くのではと思える音色はマンドリンの音と不思議なほどにマッチし、札マンは何度も共演させて頂きました。山田さんとの思い出を胸に団員一同心を込めて演奏いたします。

(第41回定期演奏会プログラムより)

里の秋(オカリナ)

 粘土を素焼きして作られたオカリナ(イタリア語で、「oca:ガチョウ」と「rina:小さな」に由来)は素朴な音を奏で、その音色は郷愁を誘います。しかしオカリナは吹き方や気温によって音程が変動しやすく、思いのほかアンサンブルが難しい楽器です。
 本日のソリストは子供のころから、リコーダーで鍛えた技をオカリナに生かし、今日の演奏に臨みます。乞うご期待。

(第41回定期演奏会プログラムより)

コンドルは飛んでゆく(ケーナ)

 アンデスの民族楽器、ケーナは竹の筒(正確には葦)に穴を空けただけの単純な楽器です。(吹き口は尺八に似ています。)でも、単純なだけにごまかしが利きません。それゆえに編曲者であり独奏者の彼は苦労を重ねてきました。
 曲はサイモン&ガーファンクルのヒット曲としても有名ですが、本日は正調アンデスフォルクローレ・バージョンで演奏します。

(第41回定期演奏会プログラムより)

映画「ドクトルジバゴ」から ララのテーマ(バラライカ×2)

 1965(昭和40)年に上映された「ドクトルジバゴ」の中で使われた有名な曲です。この曲は編曲者がロシアに旅行して「バラライカ」を買って来てきてから編曲したものです。
 ロシアの民族楽器バラライカは3本弦の楽器で、高い方からラ・ミ・ミと調弦し、下の2本は同じ音に調律します。本来は指先で演奏しますが、本日はマンドリンのピックを使わせていただきます。「札マンなでしこ」のツートップの演奏にご注目。

(第41回定期演奏会プログラムより)

映画「日曜はダメよ」から メインテーマ(ブズーキ)

 ブズーキってご存知ですか? マンドリンに似てますがネックが長く音色は異なります。(マンドリン系は1弦から4弦まで2本ずつ同じ音の弦が張ってありますが、ブズーキは1・2弦はマンドリン系と同じ2本ずつ同じ音ですが、3・4弦は1オクターブ音の高さの違う弦が張ってあります。)ギリシャの民族楽器で、日本の歌謡曲では「魅せられて」や「飛んでイスタンブール」に使われています。本日のソリストはこの企画のために、苦労してこの楽器を入手しました。ブズーキの曲として有名な映画音楽をお聞きください。

(第41回定期演奏会プログラムより)

津軽じょんがら節(三味線)

 最後は真打登場です。太棹の津軽三味線のダイナミックな音色は管・打楽器を含めた60人程からなるマンドリンオーケストラを相手にして一歩も引きません。
 道内屈指の津軽三味線奏者、横谷孝僚(横谷僚士)が六弦楽器のギターを三味線に持ち替えて豪快な演奏を皆様にお届けします。

(第41回定期演奏会プログラムより)

セレナーデ(初演)

 本作品はもともと昨年の「札幌マンドリン倶楽部第40回定期演奏会」の演奏を目的として、当倶楽部の編曲者であり、ギター奏者でもある島崎洋に作曲を委嘱したものです。作曲者急病のため演奏は1年遅れてしまいましたが、長い間我々倶楽部員が待ち望んでいた彼のオリジナル作品を演奏できることは、「みんなの夢」をテーマとした今年の企画にもぴったりです。
 彼はこの曲について「新しさもテーマ性もない、ただ唇に浮かんだメロディーにリズムとハーモニーを付けただけ」と言っていますが、なかなかどうして、作品の随所に彼が札マンで長年編曲者として培ってきた技術の片鱗が見えます。
 そして何より、アレンジでもオリジナルでも、彼の作品の基本は“聴衆も演奏者も楽しめる”と言う、音楽を通して人々が元気になれることを目指しているんだなあと、感じます。
 皆さんもこの曲を聴いて少しでもハッピーになっていただければ、作曲者、そして我々奏者も、ハッピーです。

(第41回定期演奏会プログラムより)

ノットルノ

 作曲者スパルタコ・コペルティーニは、1905(明治38)年生まれのイタリアの作曲家で、この作品は1926(大正15)年に発表された小夜曲です。演奏時間の短い小品ですが、静けさの中に情感を秘めた、奥行きの深い傑作です。そして、マンドリン合奏の特長であるトレモロ奏法が、いかに他の楽器で得られないようなユニークな美しさを持っていることを、この作品を通して、改めて理解することができます。夜に見るひとときの『夢』をご一緒にどうぞ。

(第41回定期演奏会プログラムより)

小交響曲「マンドリンの群れ」

 作曲者チー・アドルフォ・ブラッコは、19世紀の中頃にイタリア北部で生まれ、1903(明治36)年に同地で逝去したマンドリン奏者兼作曲家です。
 この作品は1902(明治35)年に作曲され、同年、イタリアのマンドリン誌「イル・プレットロ」主催の第6回合奏曲作曲コンクールで金賞を受賞して以来、数多くのマンドリン合奏団で上演されて来ました。
 曲は「アレグロ」「アダージョ」「フィナーレ」の三つの楽章を持っており、マンドリン合奏としてはスケールの大きな作品です。そして、各楽章には一つの共通の主題を持ち、その主題が時には烈しく、時には流れるように、時には警戒に変化して現れます。また、フィナーレの後半に全曲のクライマックスを壮大に演奏する箇所が出て来ますが、その響きにはマンドリン合奏とは思えない程の迫力とボリュームが感じられます。
 この壮大な曲を弾くことが『憧れ=夢』です、と語る部員もいるほど、弾きごたえ、また聴きごたえのある内容です。

(第41回定期演奏会プログラムより)

Butterfly(バタフライ)

 女性の社会進出が進んだ今日、結婚に対する価値観は大きく変わりつつあります。それでもかわいいお嫁さんになることは、女の子の永遠の「夢」ではないでしょうか?
 木村カエラのヒット曲であり、最近の結婚式の定番ソングです。

(第41回定期演奏会プログラムより)

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

 宇宙への憧れ・月への憧れ、恋する気持ちを「月へ飛ぶ思い」として歌いあげた名曲です。アメリカのアポロ計画全盛時にも、その「夢」の象徴として歌われました。本日は札マンではおなじみ、全国的に活躍する長谷川武宏氏の名アレンジでお楽しみください。

(第41回定期演奏会プログラムより)

平成なんてったってアイドル・メドレー

 どんな時代でも、また誰にとってもアイドルは存在します。それは日々の生活の原動力となる、夢・憧れです。
 現在のアイドルグループ、「AKB48」と「嵐」のヒット曲をメドレーにしました。皆さんついてこられますか?

【One love(嵐)〜ヘビー・ローテーション(AKB48)〜 Love so sweet(嵐)】

(第41回定期演奏会プログラムより)

アンパンマン・マーチ

 今年(2011年)3月11日、東日本大震災は我が国に未曽有の被害をもたらしました。
 震災直後、ラジオからは「あきらめず、夢を持って生きよう」と励ます、この歌が繰り返し流れました。
 本日は「復興への夢」が少しでも早く実現することを願い、この曲を演奏いたします。

(第41回定期演奏会プログラムより)

夢歌謡メドレー

 私達の「夢」は昔からたくさんの歌の中で表現されてきました。本日最後の曲は日本の歌謡曲やポップスの中で歌われてきた数多くの「夢」を一同に集め、メドレーにして演奏いたします。たっぷりと夢の世界に浸ってください。

【いつでも夢を〜夢は夜ひらく〜夢追い酒〜夢芝居〜夢をあきらめないで〜夢の中へ】

(第41回定期演奏会プログラムより)

時代(弦のみバージョン)

 札マンではおなじみ、中島みゆきの「時代」です。我々の定期演奏会では礼奏として何度も演奏されてきたこの曲。札マンを代表する曲の一つ、ということで、記念すべき第40回定期演奏会はこの曲でスタートいたします。なお、今回は弦楽器のみの新アレンジでお送りいたします。

(第40回定期演奏会プログラムより)

イマジン

 ジョン・レノンが作詞・作曲し、1971(昭和46)年に発表された反戦ソングです。40年近くたった今も様々な形で、世界中の色々な場所で演奏されてきました。近年では富士フイルムのCMでも使用されました。
 本日はボンゴを交えて演奏いたします。

(第40回定期演奏会プログラムより)

天城越え

 演歌好きの方も、そうでない方もご存知の曲ではないでしょうか。石川さゆりが歌い、1986(昭和61)年に「第28回日本レコード大賞金賞」を受賞しています。あの有名なフレーズ「あなたと越えたい。天城越え」を一緒に口ずさみながら、お聞きください。

(第40回定期演奏会プログラムより)

スターダスト

 ジャズのスタンダードナンバーです。1927(昭和2)年にホウギィー・カーマイケルが作曲しています。日本では、ザ・ピーナッツが「シャボン玉ホリデー」(1961年6月〜1972年10月)というテレビ番組のエンディングで歌っていました。穏やかなメロディーで演奏される曲です。

(第40回定期演奏会プログラムより)

クリスマスJ-POPメドレー

 和製ポップスによるクリスマス・メドレーです。編曲者 島崎洋氏はこれまでも札マンの演奏会用に10曲近く、いろいろなテーマでメドレーを書いています。同氏のメドレー編曲の特徴は、選曲においてそのメドレーの必要条件を十分に満たし、且つひとつの独立した楽曲としての全体を構築する点にあります。
 今晩のメドレーにおいても、序奏とエンディングにおけるテーマの回帰や、各曲の調性の選択、フィナーレに向けての曲の有機的なリレー(クリスマス・イブ〜パッヘルベルのカノン〜ハレルヤ)など、随所に小技をちりばめております。唯一難点を挙げると、サービスしすぎて演奏時間が長くなってしまった事でしょう。当初予定の7分を大幅に上向る12分の作品になっています。会場の皆様もどうぞ最後まで、この大作メドレーにお付き合いください。

【恋人がサンタクロース(松任谷由美)〜サイレント・イブ(辛島美登里)〜いつかのメリークリスマス(B'z)〜白い恋人たち(桑田佳佑)〜クリスマス・イブ(山下達郎)】

(第40回定期演奏会プログラムより)

アリアカンタービレと古風な舞曲

 作曲者本人によると「この作品は音楽の落書きというか、まさに、気の向くままに自由に作曲した作品」とのこと。曲の背景は、数年前に、ペーター・ウォーロック(イギリスの作曲家)の『キャプリオール組曲』という曲に出会った事がきっかけで、もともとは管楽アンサンブルの曲で、その5曲目のアリアが特に素晴らしく、強烈な感動を覚え、アリアカンタービレはその思いで作曲したのだそうです。また、和声的にも同じような手法を用い、エリザベス朝の古き良き時代の歌や、舞曲と現代の作曲家の新しい息吹、その融合をテーマとしています。そして、古風な舞曲は4分の2拍子の古典的な、明るいガボット風の舞曲となっています。
 そして作曲者より、「本日演奏していただきます、札幌マンドリン倶楽部の皆さん、そしてお聴き下さいます皆様に心より感謝致します。」とのお言葉を頂いています。

(第40回定期演奏会プログラムより)

北方風土記より「古木の追憶」

 当時のご本人の談話によると、「この曲は曲題から、北国の詩情とかノスタルジアが香る作品を意識して書いているように思われそうですが、近代・現代の文明社会によって傷つき失われ、あるいは置き去りにされた生(いのち)の悲しみであり、怒りにも似た感情が作品を書く動機になっており、かろうじて自分の時代に残されてきた自然や風物を思慕するような心境で書いているそうです。音楽作品の価値は、表題にどれだけ忠実に描写しているかということではないので、あまり表題にとらわれず、作品の趣味と造形の完成度を審美していただきたい…」という作曲者の思いのこもった一曲となっています。

(第40回定期演奏会プログラムより)

ダンス・パッション op.163

 札マンの楽曲提供者として欠かせない、木村雅信さんの曲から、今回はこの曲を取り上げました。
 ダンス・パッションの初演は第15回定期演奏会で、『ドゥムカ』(ウクライナの舞曲)、『チャルダス』(ハンガリーの民族舞曲)、『マズルカ』(ポーランドの舞曲)、終曲『コラール』から成ります。
 当時のプログラムでの作曲者による曲目解説では、“この曲は外国の舞踊のリズムを借りながらも珍しく自分の表現を試みた”ものだそうです。「『ドゥムカ』は極めて叙情的、『チャルダス』は始まりはいかめしく気取ったもので、『マズルカ』の内容は愛―生―死、『コラール』は力強さを強調しています。また作曲者は音楽で一番大切な要素は力強さである」、さらに「美しくあることは当然の条件で、次に大切なことはファンタジック(幻想的)ではないでしょうか」、と述べられています。

(第40回定期演奏会プログラムより)

みだれ髪

 この曲は、プロデューサーである日本コロムビアの森氏が、度重なる不幸のあった美空ひばりを何とか勇気づけようと企画し、昭和62(1987)年に作詞・星野哲郎、作曲・船村徹で発売された、名曲です。
 福島県いわき市にある塩屋埼灯台が作曲の舞台となっています。

(第40回定期演奏会プログラムより)

カーペンターズメドレー

 カーペンターズの曲は最近ではCMなどでも使用されており、幅広い世代の方で共有できる曲ばかりです。青春時代には“カーペンターズの曲をよく聴いた”と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は数あるヒット曲の中から「I Need To Be In Love」「Close to You」「Superstar」「Top of the world」「Sing」「Yesterday Once More」を選び、メドレーにまとめました。

(第40回定期演奏会プログラムより)

スモーク・オン・ザ・ウォーター

 イギリスのハードロックバンド「ディープ・パープル」の代表曲の一つです。
 冒頭の和音で始まる力強いフレーズが印象的なのですが、ギタリストのリッチー・ブラックモアは、当時これをピックではなく、指で弾いていたのだそうです。
 マンドリンはホンモノにどれだけ近づける事ができるでしょうか? 札マンの挑戦です!

(第40回定期演奏会プログラムより)

ラテンカーニバル

 ラテン、ということで、踊りたくなるような曲をたくさん集めました。「マンボ」「ボレロ」や、中には「コーヒールンバ」、葉加瀬太郎が作曲し有名になった「情熱大陸」も含まれています。情熱の演奏をお届けします!

【マカレナの乙女〜サボ・ラ・ミ〜コーヒー・ルンバ〜サンバ・ブラジル〜情熱大陸】

(第40回定期演奏会プログラムより)

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」より

 「ALWAYS 三丁目の夕日」は、昭和33(1958)年の東京を舞台にした映画です。現代のように豊かで便利な時代ではなかったかもしれませんが、人情味あふれる町で、未来への希望を胸にひたむきに生きる人々を描いた感動作です。
 女学生の星野六子が集団就職のため上京するシーンで使用された「希望を胸に」と、「Opening Title」をメドレーでお送りします。

(第39回定期演奏会プログラムより)

映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より

 サルヴァトーレ(トト)が、故郷のシチリア島の映画館に入り浸った幼き日や、若き日の恋など人生を振り返る。懐かしさの中に感傷と郷愁、映画に対する愛情がちりばめられた作品です。この映画の音楽を担当したのは、巨匠エンニオ・モリコーネ。数々の映画作品に花を添えたモリコーネですが、何といっても「ニュー・シネマ・パラダイス」が彼の代表作のひとつであることに異論はないでしょう。

(第39回定期演奏会プログラムより)

映画「ピアノ・レッスン」より

 19世紀のニュージーランド開拓時代。失語でありながらも言葉の代わりに美しくピアノを奏でる女性エイダと、彼女を巡る二人の男性との切ない物語です。
 海岸に置き去りにされたピアノと女性と少女のスナップが印象的な「ピアノ・レッスン」は、1993(平成5)年公開のオーストラリア映画です。イギリスの作曲家マイケル・ナイマンによる物悲しくも美しい音楽は、世界中で多くの人を魅了し、サウンドトラックCDの売り上げは全世界で300万枚を超えました。

【楽しみを希(ねが)う心〜ビッグ・マイ・シークレット】

(第39回定期演奏会プログラムより)

フレンチ・ムービー・テーマ

 フランス映画と言えば、最近はリュック・ベッソンのエンターテインメント性の高い作品などがはやりですが、少し時代をさかのぼると、大人向けのしっとりとした作品が数多くあります。パリの空の下セーヌは流れる(1951年)、シェルブールの雨傘(1964年)、さらば夏の日(1970年)、黒いオルフェ(1959年)。青春、悲恋、失望…様々な人生のドラマを描いたこれらの作品に共通するのは、印象に残るムーディーな音楽が効果的なことでしょう。

【パリの空の下セーヌは流れる〜シェルブールの雨傘〜さらば夏の日〜黒いオルフェ】

(第39回定期演奏会プログラムより)

映画「ショウ・ボート」より

 ジェローム・カーンとオスカー・ハマースタイン2世が手を組み、1930年代にブロードウェイで大ヒットしたミュージカル「ショーボート」の中で歌われる一曲です。その後、1951年に映画化され、さらに有名になりました。
 映画の中ではウィリアム・ウォーフィールドが歌いましたが、その後有名な黒人歌手であり反人種差別運動の活動家でもあるポール・ロブスンの歌で広く親しまれています。白人歌手としてはフランク・シナトラの熱唱が有名です。本日演奏するのは、このシナトラバージョンに基づいてアレンジしたものです。なお、オールマン・リバーとはアメリカのミシシッピー川のことを指しています。

(第39回定期演奏会プログラムより)

組曲「スペインの印象」

 フランスの作曲家ユウジューヌ・ブーシュロン(1876〜?年)によるマンドリンオーケストラ曲です。「行列」「セレナード」「オレンジの木の下で」「ボレロ」の4楽章から成り、比較的シンプルなオーケストレーションですが、スペインの風土を想起させる心地よい作品となっています。

【第1楽章「行列」、第2楽章「セレナード」、第3楽章「オレンジの木の下で」、第4楽章「ボレロ」】

(第39回定期演奏会プログラムより)

狂詩曲「スペイン」

 作曲家エマニュエル・シャブリエ(1841〜1894年)は、天才的なピアノの才能を持ちながらも、40歳近くまでフランスの内務省の役人を務め、公務員生活を送る傍ら独学で作曲を学び、作曲活動をしていました。そのためか彼の作品の数は多くはありません。一方で、同時代の著名な画家であるマネ、モネ、セザンヌとも交流があったと伝えられています。
 狂詩曲「スペイン」は、1882年の秋にシャブリエが妻と共にスペインを旅行していた時の印象から作曲されたと言われています。
 演奏時間7分程度と短い作品ですが、伝統的なスペイン舞曲のリズムをふんだんに取り入れながら、フランス人らしいお洒落な味付けで軽快な仕上がりとなっています。

(第39回定期演奏会プログラムより)

さくらんぼ

 大塚愛の代表作「さくらんぼ」は、彼女がデビューする前に作った、元気みなぎる曲です。TBS系(北海道ではHBC)「COUNT DOWN TV」のテーマ曲として採用され、2004年には「着うた」として大ヒットし、史上初の100万ダウンロードを達成しました。

(第39回定期演奏会プログラムより)

すべての山に登れ

 第2次世界大戦前夜のオーストリアを舞台に、おてんばな修道女見習いのマリアと7人の快活な子どもたちとの交流を描いたミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」。慕う人とのすれ違いで失意のマリアに対し、修道院長が「夢を見つけるまですべての山に登れ」と力強く励ます歌です。映画版では、マリアたちがナチスの迫害を逃れて、スイスに向けてアルプスを越えていくラストシーンでも歌われています。

(第39回定期演奏会プログラムより)

My Revolution

 渡辺美里の出世作。1986(昭和61)年の第28回レコード大賞で、石川さゆりの「天城越え」、テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」と並んで大賞ノミネート作品として金賞を受賞しました。作曲者の小室哲哉も当時はまだ無名でしたが、この曲のヒットで脚光を浴びました。当時中学生、高校生くらいの年代だった人の中には、この曲が青春時代のバイブルだったという方もいるのではないでしょうか。

(第39回定期演奏会プログラムより)

青春学園ドラマメドレー

 「これが青春だ」(1966〜1967年)「飛び出せ!青春」(1972〜1973年)「3年B組金八先生」(1979〜2008年)「ROOKIES」(2008年)と、日本の青春ドラマのルーツから最近の話題作まで、主題歌をメドレーにしました。
 「ROOKIES」はジャンプコミックの漫画が原作のTVドラマです。熱血直球高校教師が自暴自棄の不良少年たちを励まし、野球部を立て直して夢の甲子園を目指す!
 GReeeeNが歌う主題歌の「キセキ」は590万ダウンロードを達成し、「最も多くダウンロード販売されたシングル」として、今年7月にギネスブックに認定されました。
 本日は、札マンお約束の島崎洋アレンジによるメドレーでお送りします。

【これが青春だ〜太陽がくれた季節〜贈る言葉〜キセキ】

(第39回定期演奏会プログラムより)

明日に架ける橋

 原題は「Bridge Over Troubled Water」。自分の大切な人が苦難に直面しているときに、自らを「荒れた水(川、海)に架かる橋」に例えて、身をなげうって力になろうと慰め、励ます内容の歌です。
 現実には、この歌が発表された頃からポール・サイモンとアート・ガーファンクルの活動にすれ違いが生じ、同年の1970(昭和45)年にサイモン&ガーファンクルは解散しますが、その後1981(昭和56)年、1993(平成5)年、2003(平成15)年と度々再結成しています。今年の7月18日に札幌ドームで二人のコンサートライブが開催されたことは、記憶に新しいでしょう。

(第39回定期演奏会プログラムより)

I Was Born to Love You

 イギリスのロックバンド「クイーン」のヴォーカル、フレディ・マーキュリーによる1985(昭和60)年の作品です。
 この曲は、2004(平成16)年の木村拓哉主演のドラマ「プライド」のテーマ曲として採用されたほか、「ノエビア化粧品」「キリン一番搾り」「アサヒ・スーパードライ」などのCMや、北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀選手の登場曲としてもお馴染みです。
 歌詞の内容は、それはもう一途で熱狂的な愛の歌なのですが、汗がほとばしるような勢いは、理屈抜きで聞く者を元気にさせます。
 今回は、作曲家の長谷川武宏氏に編曲を依頼しました。ハードなロックに演奏者の体力がついて来れるかどうか…乞うご期待!

(第39回定期演奏会プログラムより)

奇跡の星(映画『南極のナヌー』より)

 過酷な環境の北極で懸命に生きる白くま“ナヌー”親子や動物たちを通し、『地球温暖化』が彼等に及ぼす深刻な影響が描かれているドキュメンタリー映画を取り上げました。日本語版のナレーションをSMAPの稲垣吾郎さんが担当していることでご存知の方もいらっしゃるでしょう。

(第38回定期演奏会プログラムより)

ヨーロッパ民謡メドレー

 G8のうちヨーロッパの5カ国を、その国を代表する民謡で紹介します。日本でもよく親しまれている曲ばかりです。イギリスからロシアまで、一気に大陸を横断しましょう。

【グリーンスリーブス(イギリス)〜アヴィニョンの橋の上で(フランス)〜ローレライ(ドイツ)〜サンタ・ルチア(イタリア)〜カリンカ(ロシア)】

(第38回定期演奏会プログラムより)

アメイジング・グレイス

 アメリカからはゴスペルの曲としても有名なこの曲を選びました。奴隷としてアメリカに送られてきた黒人の音楽とヨーロッパの賛美歌が融合して生まれたゴスペルは、人種のるつぼアメリカを象徴しています。洞爺湖サミットでも少数民族の会議が開かれました。
 また、環境問題は南北問題としての側面をもっています。途上国に対し環境と開発が調和した姿を示すことが、世界最大の二酸化炭素排出国であるアメリカに課せられた責務といえます。

(第38回定期演奏会プログラムより)

My Heart Will Go On(映画『タイタニック』主題歌)

 カナダを代表して、同国出身の女性シンガー、セリーヌ・ディオンによって歌われた、映画「タイタニック」のテーマ「My Heart Will Go On」を演奏します。
 現在、地球温暖化の影響で加速度的に氷面が減少している北極海。タイタニックを海に沈めた氷山も見ることが出来なくなるのでしょうか…

(第38回定期演奏会プログラムより)

北海道御当地ソングメドレー

 第1部の“トリ”(最後)をかざるのは、北海道にちなんだ名曲を数多く盛り込んだ『北海道御当地ソングメドレー』です。洞爺湖サミットで北海道のすばらしさを全世界に発信しましたので、世界中からたくさんの人が来るようになればいいですね。

【序曲〜函館の女(ひと)〜小樽のひとよ〜霧の摩周湖〜知床旅情〜石狩挽歌〜襟裳岬〜エンディング】

(第38回定期演奏会プログラムより)

「ディベルティメント」より〈ワルツ〉

 長谷川武宏氏(1957〜)は明治大学マンドリン倶楽部出身で、マンドリン・ギター曲の他、吹奏楽やゲーム音楽等幅広く作曲・編曲活動を行っています。当倶楽部でも数多くの編曲をお願いしており、現在、C&V Orchesta Mandolino を主宰する一方、多数のアマチュアマンドリン合奏団の音楽監督・指導をライフワークとして行っています。  「ワルツ」は4楽章からなる「ディベルティメント」の中の第3楽章で、以下に作曲者による解説の一部を紹介します。

 「Waltz」は各パートを2つに分割することにより、極めてポリフォニックのスタイルを強く打ち出しています。ワルツ=3拍子、ではなく2拍子を織り込むことによって、流れの多様化をはかっています。旋律、和声ともに、フランスのシャンソンを意識した曲です。単純なリズムと変拍子、極めて和声的な響きと多調を代表とする複雑な響き、といったコントラストがこの作品の基本になっています。

(第38回定期演奏会プログラムより)

夏空の憧憬

 鳫大樹(がんたいじゅ)氏(1979〜)は千葉大学マンドリンクラブ在籍中に独学で作曲を開始し、現在、大学時代の仲間達と結成した『アルルカン・マンドリーヌ』にて作曲・編曲や演奏活動を行っています。代表曲は、『空色の時間』『雪空のファンタジア』『夏空の憧憬』の三部作があります。
 「夏空の憧憬」について作曲者の解説を一部紹介します。

 この曲は作者が出会った、とあるマンドリンクラブの四年生のみなさんをモデルにして書かれています。曲は共通のモチーフを持った9つの旋律で構成されており、9人を描いたテーマが順に現れます。また、“仲間”をテーマに描いた『“空”の三部作』の完結編にあたるもので、シリーズに共通するキー・モチーフや進行が随所に用いられています。仲間と共にひとつのものを作り上げた、優しい青春の想い出を浮かべて聴いていただけると嬉しいです。

(第38回定期演奏会プログラムより)

組曲「くだものの舞曲」 op.111

 武井守成氏(1890〜1949)は、1915年に日本で最初の社会人によるマンドリン合奏団「シンフォニア・マンドリニ・オルケストラ」(後の「オルケストラ・シンフォニカ・タケヰ」)を創設し、自作曲をはじめ多数のマンドリン・ギター曲を紹介しました。また、マンドリン合奏コンクールや作曲コンクールを主催するなどプレクトラム音楽の中心的存在としても活躍しました。
 マンドリン合奏曲は50曲ほど作品を残しており、詩情的な作品が多く「夏の組曲」「初秋の唄」等がよく演奏されています。本曲は1948年に作られた晩年の作品で、果物の名前を冠する五つの舞曲で構成されています。3拍子のリズムによる、当時として全く新しい曲想で作られた作品です。作曲者の言葉として「この曲はそれぞれの果物によせてその感じを舞曲としてあらわしたものである」とあります。

(第38回定期演奏会プログラムより)

すみれの花咲く頃

 宝塚歌劇団により1930年に上演された「パリゼット」の主題歌のひとつで、同歌劇団を象徴する歌となっています。
 原曲はフランツ・デーレ作曲のドイツ映画主題歌「ライラックの花咲く頃」で、白井鐵造さんが日本語詞をつけています。
 宝塚の華やかなステージを思い浮かべながらお聞きください。

(第38回定期演奏会プログラムより)

映画『ハウルの動く城』より

 アニメーション映画からは、2004年公開の宮崎駿監督作品『ハウルの動く城』より「世界の約束」「人生のメリーゴーランド」を続けて演奏します。
 「世界の約束」は、映画のエンディングで歌われた主題歌で「千と千尋の神隠し」の主題歌も作った木村弓さんの作品です。また、「人生のメリーゴーランド」はジブリ作品の音楽に欠かせない作曲者である久石譲さんの作品です。
 『ハウルの動く城』の独特な世界観をマンドリンで表現できますかどうか?

(第38回定期演奏会プログラムより)

スクリーン名曲メドレー

 近年のCGを多用した映画を見慣れると、昔懐しいいわゆる「名画」が逆に新鮮に感じられます。そこで流れた音楽も、とても上品でセンスのあるものでした。
 ここでは日本人が好きなスクリーンの名曲から。ヘンリー・マンシーニ作曲の「ひまわり」と、アントン・カラスのチター演奏でおなじみの「第三の男」を演奏します。
 マンドリンの音色とともに、地平線にまで及ぶひまわり畑や、ウィーンの大観覧車を思い浮かべてみてください。

(第38回定期演奏会プログラムより)

吾亦紅(われもこう)

 日本のエンターテインメントで忘れてはいけない歌謡曲の世界から一曲お贈りします。
 「吾亦紅」(われもこう)は作曲家でもある杉本眞人さんが、歌手・すぎもとまさととして2007年に発表した楽曲です。
 この曲の歌詞は、彼が母を亡くした時、友人である作詞家のちあき哲也さんから捧げられたものです。
 杉本眞人さんはこの曲を歌い、2007年の「第58回NHK紅白歌合戦」に58歳で初出場しました。

(第38回定期演奏会プログラムより)

TV時代劇テーマ曲メドレー

 様々なエンターテインメントを取り上げた第3部。最後にふさわしいエンタといえばやっぱりテレビドラマでしょう。その中でも本日は、札幌マンドリン倶楽部がやっていそうでやっていなかった、時代劇のテーマ曲によるメドレーを演奏します。
 時代劇といえばコレ! といえる曲ばかりです。オープニングは「必殺仕事人」から有名なトランペットのメロディ、そして最後はやっぱりあの曲でしょうか?
 乞うご期待!

【必殺仕事人〜銭形平次〜木枯らし紋次郎〜子連れ狼〜遠山の金さん(すきま風)〜水戸黄門】

(第38回定期演奏会プログラムより)

ロックンロール・メドレー

 ロックンロールを音楽的に定義することはそれほど簡単ではありません。しかし日本においてイメージされるロックンロールは、白人ミュージシャンが中心となった、カントリ・アンド・ウエスタンの要素の強いロカビリーであり、このブームが日劇ウエスタン・カーニバルの大ブレークにつながります。
 そのような曲の中から、ニール・セダカとポール・アンカーの代表曲3曲をメドレーでお送りします。

【恋の片道切符〜君はわが運命〜ダイアナ】

(第37回定期演奏会プログラムより)

団塊の世代歌謡メドレー

 団塊の世代を象徴する音楽のうち、日本の歌謡曲にスポットをあてたメドレーをお届けします。キーワードは、高度成長、受験戦争、若大将、GS(グループサウンズ)、歌声喫茶、学園紛争…。思い浮かぶ歌はたくさんありますが、極めつけの5曲をメドレーにしました。また、この世代の青春期を特徴付ける日本でも行われた国際的二大国家イベントの音楽が、イントロとエンディングに使われてます。(東京オリンピック・大阪万国博覧会)

【高校三年生〜君といつまでも〜スーダラ節〜あの素晴らしい愛をもう一度〜ブルー・シャトー】

(第37回定期演奏会プログラムより)

ビートルズ・メドレー

 ビートルズのレコードデビューは1962(昭和37)年、来日が1966(昭和41)年、そして解散が1970(昭和45)年です。これらは、団塊の世代が一番多感であった時期でもあります。「団塊の世代」にとってビートルズは、単なるミュージシャンにとどまらず、時代を象徴するシンボルだったのです。
 ビートルズの曲をメドレーにするのは、編曲者にとってとても辛く大変な作業です。有名でいい曲が多数あり、あの曲もこの曲も入れたいけど全部入れたら曲が長くなる…、でも心を鬼にして、後ろ髪を引かれる思いで泣く泣くカットしなければなりませんでした。
 その往生際の悪さ(?)と思い入れが、曲の終わりの方に出てきます。隠しメロディーを探してみてください。

【ハード・ディズ・ナイト〜抱きしめたい〜イエスタディー〜ガール〜ノルウェーの森〜オブラディ・オブラダ〜ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード〜レット・イット・ビー〜ヘイ・ジュード】

(第37回定期演奏会プログラムより)

小組曲「降誕祭の夜」 op.484

 アメデオ・アマディ(1866-1935年)はヨーロッパのマンドリン作品の全盛期を代表するイタリアの作曲家です。彼の作曲した曲は、管弦楽曲、吹奏楽曲、マンドリン合奏曲等を合わせて約500曲にもなります。マンドリン曲としては「海の組曲」や「北欧のスケッチ」などが有名で、マンドリン界でも大変人気のある作曲家です。
 本日演奏する「降誕祭の夜」はアマディが晩年に作曲した3楽章からなる小組曲で、クリスマス(降誕祭)を題材とした作品です。

第1楽章 横笛の歌
 遠くから次第に近づいてくる笛の音、羊飼いの笛? あるいは子ども達が羊飼いをまねて笛を吹いているのかもしれません。静かな冬の夜、降誕祭を祝う人々の胸の高まりを感じさせます。

第2楽章 厩にて(夜想曲)
 「夜想曲」と副題の付くこの曲は、心地よい眠りに誘うような優しい雰囲気です。厩の中で夢心地なのは子馬でしょうか? それとも生まれたばかりのイエス・キリストでしょうか?

第3楽章 ハレルヤ
 降誕祭を祝う陽気な街の夜。賑やかリズムの中に切り取られた静寂の間は、礼拝の神聖な緊張感を表します。そして教会の鐘が鳴ります。

(第37回定期演奏会プログラムより)

劇的序楽「細川ガラシャ」 op.57

 作曲者の鈴木静一(1901-1980年)はマンドリン独奏者として優れていただけではなく、1922(大正11)年にマンドリン合奏団「東京プレクトラム・ソサエティ」の創立に加わり、続いて「東京マンドリン協会」の指揮者に就任しました。作曲面では1935年頃に映画音楽の作曲家に一時転向しましたが、戦後マンドリン界に復帰し、その前後を通じてマンドリン合奏曲だけでも交響詩「北夷」など約50曲を残しています。
 その中で本日演奏する「細川ガラシャ」は1968(昭和43)年に作曲されました。

(第37回定期演奏会プログラムより)

ビューティフルネーム

 1979年に、国際連合(国連)で「児童権利宣言」が採択された20周年を記念して、この機会に改めて世界の子どもの問題を考え、その解決のために取り組んでいこうという、国際児童年のキャンペーンソングとしてNHKにて放送され、近年では車のCMにも使用されました。
 歌っていたのは、テレビ番組「西遊記」の「ガンダーラ」「モンキーマジック」そして映画「銀河鉄道999」の主題歌で有名なゴダイゴです。

(第37回定期演奏会プログラムより)

ビフォーアフター

 以前放送されていたテレビ番組『大改造!!劇的ビフォーアフター』(2002年4月〜2006年3月)で使用された曲です。この番組では、毎回様々な問題を抱える家が、その道のプロフェッショナルである“匠”によって素敵に改造されていく、というものです。札幌マンドリン倶楽部の“匠”長谷川武宏氏の編曲により、素敵なアレンジ曲に仕上がっています。特に中間部では改築中の家の感じを表現するためにマンドリンが「ミュート奏法」という方法を用いています。(ミュート奏法は何度か出てきます。ちょっと注意してお聴きください。)

(第37回定期演奏会プログラムより)

情熱大陸

 テレビ番組『情熱大陸』(1998年4月〜)で使用されている曲で、葉加瀬太郎氏の作曲した馴染みの深い曲です。今では色々な団体が演奏する有名な曲の一つになっていますが、当初はオープニングの30秒分しか作っていなかったものを、リクエストが多かったために一曲に仕上げた、というエピソードがあるそうです。
 最初はそっと静かに始まり、段々と盛り上がって、一気に駆け抜けていきます。
 なお、今回の楽譜は仙台のマンドリンクラブ『ノンパルロ・イタリアーノ』様よりお借りしました。

(第37回定期演奏会プログラムより)

星に願いを

 アメリカの作曲家、リー・ハーラインによって1940(昭和15)年に作曲され、ディズニー映画『ピノキオ』の中でコオロギのジミニィが“星に願いを込めて望むなら願いはきっとかなうでしょう…”と歌った、名バラードです。美しい星空を思い浮かべながらお聴きください。

(第37回定期演奏会プログラムより)

インディペンデンス・デイ

 映画『インディペンデンス・デイ』よりお送りします。7月4日の“アメリカ独立記念日(Independence Day)”を二日後にひかえた7月2日に世界各地で巨大な物体の接近を確認。それは地球を侵略しようとする異星人の宇宙空母であることが判明し、異星人と人類との戦いが始まります。異星人の攻撃により世界中の都市が次々に破壊されるのに、宇宙空母への攻撃方法が見つからない。そんな絶望的な状況の中、一人のコンピューター技師のひらめきから攻略方法を発見し、3日間かけて異星人との戦いを制するというものでした。
 地球最後の日が来るかもしれないという危機的状況の中で、何気ない日常の大切さや将来の夢と希望を持つことの素晴らしさをこの曲に込められています。

(第37回定期演奏会プログラムより)

上を向いて歩こう

 作詞・永六輔、作曲・中村八大、歌・坂本九。いわゆる「六八九トリオ」の幸運な出会いから生まれた名曲です。
 アメリカのビルボード誌では「SUKIYAKI」の名で全米ヒットチャート3週連続1位の記録はいまだ燦然と輝き続けます。世界一有名な日本の歌謡曲といえるでしょう。

(第36回定期演奏会プログラムより)

天までとどけ

 さだまさし氏作詞・作曲の1979年の大ヒット曲です。男女の偶然の出会いから始まる愛の飛翔が、美しいメロディーにのせて歌われます。そういえば「雨やどり」という曲も同じスィテュエーションの曲でしたね。これらの曲が「さだまさしワールド」との出会いという人も多いのでは?

(第36回定期演奏会プログラムより)

森の熊さん

 森で熊に出会ったら「トコトッコ トーコー トーコー トー」なんて歌っている場合ではありませんが、この楽しいメロディーを使ってマンドリンオーケストラの楽器を紹介します。知っているようでよく知らない、マンドリンの仲間たちとの出会いです。

(第36回定期演奏会プログラムより)

ひかり

 盲導犬ユーザーであり指笛奏者の山田修さんとの出会いは、札マンが奏でる音楽に新しい可能性を与えてくれました。指笛とマンドリンのジョイントコンサートを札マンは数多く開催し、盲導犬の育成にも微力を尽くしてまいりました。
 本日演奏する「ひかり」は、ドラマ「盲導犬クイールの一生」に出演した北海道旭川市出身の玉置浩二氏が、“北海道盲導犬ユーザーの会”への応援歌として作った曲です。
 そしてこれらの「出会い」のすべてを私たちに与えてくれたのが、札マンのメンバーで、今年8月にガンで亡くなった矢内真知子さんです。彼女への追悼の意味も込めてこの曲を演奏いたします。

(第36回定期演奏会プログラムより)

出会いの映画音楽メドレー

 男女の出会いの形は、きっと無限にあることでしょう。結果がハッピーでもそうでなくても、そこからいろいろな物語が生まれることに変わりありません。そんな「男女の出会い」の物語を外国映画のサウンドから選び札マン得意の“メドレー”にしました。
 それぞれのテーマ曲を聴きながら、主人公たちの出会いに思いをはせ、そしてその映画を見た頃の思い出に浸ってください。

【夏の日の恋(避暑地の出来事)〜サウンド・オブ・サイレンス(卒業)〜スカボロ・フェア(卒業)〜ベニスの夏の日(旅情)〜ロミオとジュリエット(ロミオとジュリエット)〜Shall We Dance?(王様と私)〜美女と野獣(美女と野獣)】

(第36回定期演奏会プログラムより)

喜歌劇「当ての外れた花婿」 K.430より 序曲

 この曲は、W.A.モーツァルト(1756〜1791)の未完のオペラである「当ての外れた花婿」の序曲として作曲されたものです。このオペラは、同じくモーツァルトの未完のオペラ「カイロの鷲鳥(がちょう)」と含わせて上演されることもあるようですが、未完であるためか、いずれもあまリー般には知れておりません。
 イタリアのマンドリン作曲家であるマリオ・マチョッキがこの曲をマンドリンオ―ケストラ用に編曲した際に、「カイロの鷲鳥」と誤って書き記したという逸話もあり、マンドリン界では、「カイロの驚鳥」の名前の方が通っているようです。早いテンポの8分音符のリズムが鵞鳥の歩みを連想させるので、言い得て妙ですが…

(第36回定期演奏会プログラムより)

祈り

 ウーゴ・ボッタキアリ(1879〜1944)は、現在のイタリア中部カステルライモンドに生まれ、イタリアではオペラの作曲家として知られています。ピエトロ・マスカーニに師事し、歌劇の他、管弦楽、室内楽、声楽、マンドリン音楽等多くの分野で作品を残しています。
 この曲は、歌劇のアリアを基にマンドリン合奏用として作曲されたもので、大曲ではありませんが、繊細かつ神聖な雰囲気のメロディと荘厳な背景描写により、スケール観の大きな作品となっています。

(第36回定期演奏会プログラムより)

シンフォニア

 ジュゼッペ・マネンテ(1867〜1941)は、王立陸軍学校付属の軍楽学校を卒業してのち、歩兵の軍楽隊長を歴任し、軍楽隊(吹奏楽)の分野で活躍しました。
 シンフォニアも元は吹奏楽曲として作曲されたものですが、中野二郎氏がマンドリンオ―ケストラ用に編曲し、日本のマンドリン界の人気曲となっています。
 「シンフォニア」というジャンルの曲の起源は、オペラ等の「序曲」に端を発しますが、必ずしもオペラ作品を背景にもつ楽曲ではなく、自由な形式で書かれた演奏会用作品であります。急〜緩〜急の構成が特徴的なこの曲は、バロック時代の「イタリア風序曲」の構成にならったものであり、行進曲のような躍動感と甘美なメロディの対比が印象的です。

(第36回定期演奏会プログラムより)

Jupiter(平原綾香バージョン)

 イギリスの作曲家G.ホルストの代表作である組曲「惑星」のなかで、一番有名な「木星(Jupiter)」のメロディーを、J-ポップとして換骨奪胎(かんこつだったい)した曲です。原曲が持つ力強さを余すことなく表現したこの曲は、まさしく、クラシックとポップスの幸せな出会いといえます。
 中越地震の被災者の方々が平原綾香さんの歌うこの曲に出会い、勇気付けられたことは、音楽の持つすばらしい力を示す素敵なエピソードです。

(第36回定期演奏会プログラムより)

宝島

 「フュージョン」という音楽ジャンルは、ジャズとロックの出会いから生まれたといわれています。この曲は日本を代表するフュージョングループで、「F-1グランプリ」のオープニングテーマでも有名な“ザ・スクェア(現T-SQUARE)”の大ヒット曲です。
 本日は客演の管楽器・打楽器の皆さんのソロをフィーチャーしてお送りいたします。いつも私たちの演奏を手助けしてくださる客演の皆さんとの出会いを、これからも大切にしていきたいと思っています。

(第36回定期演奏会プログラムより)

自由

 女子十二楽坊が演奏する中国伝統楽器によるポップス、これだけでも衝撃的な音楽の出会いですが、それをマンドリンでやってしまおうというところが、まさしく出会いのトリプルパンチです。
 本日演奏する「自由」は、女子十二楽坊のテーマ曲ともいえる曲です。曲名は知らなくても、聴けば「あああーあの曲か」と思うことでしょう。でも、実はこの曲、オリジナルテンポで演奏するには超難曲!いつもはポーカーフェイスの札マンメンバーの引きつった顔も合わせてお楽しみ下さい。

(第36回定期演奏会プログラムより)

人生の出会いメドレー

 生まれてから死ぬまで、人生のいろいろなステージで出会いは繰り返されます。もしかすると、生まれ変わった後もそれは続くのかも知れません。
 そんな思いを込めて、人生の出会いにまつわる曲を、日本の演歌・童謡・歌謡曲・ポップスなどから選んでみました。それぞれの曲が象徴する出会いの数々を、たっぷりと味わってください。

【こんにちは赤ちゃん〜おさななじみ〜一年生になったら〜学生時代〜BOY MEETS GIRL〜ロマンスの神様〜命くれない〜みちづれ〜花】

(第36回定期演奏会プログラムより)

愛の挨拶 op.12

 作曲者のエドワード・エルガー(1857-1934)は、近代イギリスの代表的な作曲家の一人で、「威風堂々第1番」の作曲者としてもよく知られています。
 「愛の挨拶」は1889年、彼が31歳のときに最愛の妻であるキャロラインのために書き上げた作品で、親しみ深く美しいメロディは人々の心をとらえ、世界中で愛好されてます。
 なお、愛妻家として知られるエルガーですが、妻に先立たれてから自身が他界するまでの14年間、その悲しみからか、ほとんど新たな曲を発表していません。

(第35回定期演奏会プログラムより)

恋とはどんなものかしら(歌劇「フィガロの結婚」K.492 より 「ケルビーノのアリア」)

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)の小品として知られているこの曲は、歌劇「フィガロの結婚」の第2幕で歌われるアリアです。劇中では訳あって女装した小姓(少年)が憧れの伯爵夫人に、恋をする胸の内を察してほしいとの願いをこめて歌っています。ですから、この曲は実は男の子の恋心を歌ったものですが、歌劇ではこの少年を女性が演じており、とても少女チックなメロディが印象的です。

(第35回定期演奏会プログラムより)

幻想曲「華燭の祭典」

 ジュゼッペ・マネンテ(1867-1941)は、イタリアの軍楽隊の指揮者を務めつつ、数々のマンドリン合奏曲、吹奏楽曲等を作曲しています 。この「華燭の祭典」は、元は吹奏楽曲として作曲されたものですが、晩年に親交のあった日本人、中野二郎(1902-2000)によってマンドリン合奏曲として編曲され、マンドリン合奏をする人の間では一目置かれる名曲として愛されています。
 以下、勝手ながらこの曲から想像される情景をイメージしてみまし た。

第1楽章 “人々の祝宴”
 イタリアの田園地帯のある村で結婚式の準備が行われています。新郎新婦が控える教会の外では、祝宴が始まる前から男も女もワインを酌み交わし浮足立っています。ブドウを育む太陽の日差しが、酔って浮かれた男の頬を赤く照らします。

第2楽章 “教会にて”
 外の騒ぎをよそに、教会の中では静まった空気が漂っています。小さな窓から入る光の筋は、控えの間の新婦のヴェールに神秘的な陰影を与えています。祭壇はステンドグラスを蝋燭の光に彩られ新郎新婦の登場を待ちます。喜びと緊張をまといつつ現れた若き新郎と新婦は、家族に見守られつつ、神の御前で永遠の愛を誓います。

第3楽章 “家族の祝宴”
 降り注ぐ陽光のもと、喜びは最高潮に達します。新郎も新婦も、家族も村人も、笑顔、笑顔。人々の前で再び愛を誓う新郎新婦。感無量の両親たち。満ち足りた笑顔に溢れた祝宴は、日が陰ってもまだまだ続きます。

(第35回定期演奏会プログラムより)

母が教えたまいし歌 op.55-4

 1878年ドボルザークが37歳のときの作品、「ジプシーの歌」作品55の4曲目に収められている曲で、ドボルザークの歌曲の中で最も有名な曲のひとつです。哀愁を秘めたその旋律は皆に親しまれ、バイオリンやチェロの独奏曲にも編曲されています。

(第34回定期演奏会プログラムより)

ユモレスク

 ユモレスクとは19世紀の器楽曲に与えられた名称で、空想的でユーモアがあり、ちょっときまぐれな性格を持つ曲をいいます。原曲は「ピアノのための八つのユモレスク」の第7曲ですが、バイオリン独奏用の編曲により良く知られています。

(第34回定期演奏会プログラムより)

東京ラプソディー

 軍国主義へ向かう激動の時代、重苦しさから逃れるためか、敢えて華やかな曲や、カフェ、ダンスホールなど、ネオン街に気をそそる風潮がありました。
 昭和11年に藤山一郎が歌ったこの曲の、1番から5番の歌詞のいたるところに、逆説的とも思える明るい言葉が出てきます。
 そんな時代背景を思いながら聴くのも一興でしょう。

(第34回定期演奏会プログラムより)

影を慕いて

 「生まれてはみたけれど」、「話せばわかる、問答無用」、「欠食児童」、こんな得体の知れない不安な時代に、古賀政男の第1期黄金時代が開花しました。
 この曲は昭和3年に発表された「佐藤千夜子版」もありますが、昭和7年の「藤山一郎版」の方が大ヒットしました。
 哀愁をおびたメロディーと心にしみる歌詞、耳に残るギターの音色などが、70年以上を経た今日でも変わらず、我々日本人の魂を揺さぶるのは何故なのでしょう。

(第34回定期演奏会プログラムより)

古賀メロ・メドレー

 古賀政男のヒット曲を集めると、それはそのまま昭和歌謡史を彩る、キラ星のような名曲のメドレーとなります。
 藤山一郎、双葉あき子、美空ひぱり等、この時代を代表する歌手たちの姿も目に浮かびます。
 軽快なテンポ、郷愁のメロディー、浪花節的リズム…。古賀は目本の音感覚をすべて知り尽くしていたのではないでしょうか。
 そして、ド演歌のこぶしがあるかと思えぱ、付点音符の小気味よいリズム、16ビートの疾走感。よく聴くと、古賀作品は驚くほどバラエティーに富んでいることに気づくことでしょう。

【柔(やわら)〜人生劇場〜懐かしの歌声〜誰か故郷を想わざる〜二人は若い〜青春サイクリング】

(第34回定期演奏会プログラムより)

風のカンティレーナ(本道初演)

 本曲は「風の組曲」(2001年4月初演)「風の記憶」(2002年3月初演)とともに「風の三部作」として、2003年2月に作曲したものです。
 カンティレーナ(Cantilena)とは器楽の場合は抒情的小品を指し、この曲も題名のように抒情的なモティーフ(動機)で、緩〜急〜緩の三つの部分から構成されています。
 また、他の2作品と同様に、風を描写したものではありません。すがすがしい草原の風、力強い大空の風、様々な風。どこから来て、そしてどこへ行くのだろう…
 「風」という、何者にも束縛されることのない自由な存在に対しての思い、憧れなどがそこにはあり、イメージを膨らませてゆきました。
 この曲をお聴きになる方々が、いろいろなイメージを膨らませてお聴きくださればこの上ない喜びです。最後に、本日演奏してくださる札幌マンドリン倶楽部の皆様、そして会場の皆様にこの場をお借りしまして、心から御礼申し上げます。(作曲者談)

(第34回定期演奏会プログラムより)

幻想曲第1番 イ短調 op.22

 作曲者の久保田孝氏(1942〜)は1974年、ウィーン音楽大学を卒業して帰国、現在の日本のマンドリン界を代表する指揮者・作曲家の一人です。
 1993年には、自ら開発した「クボタ・メソッド」によるマンドリン合奏団「クボタ・フィロマンドリーネン・オルケスター」を組織し、積極的な演奏活動を展開させています。
 本曲は第3番まで作曲されている幻想曲の1作目で、1984年に作曲および初演(作曲者指揮)されました。
 曲は、長い序奏を伴ったソナタ形式で書かれており、特徴的な陰うつなモティーフが曲全体を通じてたびたび用いられています。
 中間部では、これまでの妖しい雰囲気が一転して、緊張感を伴う激しさになります。その後、さまざまな展開を経て、力強いクライマックスヘ突入し幕を閉じます。

(第34回定期演奏会プログラムより)

映画「風の谷のナウシカ」から 風の伝説

 今や一作一作が全世界から注目される、宮崎駿監督のアニメ。その初期の代表作である「風の谷のナウシカ」から、「風の伝説」をお送りいたします。
 他の多くの宮崎作品と同様に、この作品からも強い環境保護のメッセージが伝わります。
 「火の7日間」のあとにできた、蟲のみがうごめく汚染された菌類の森、これを浄化するための生態系である「腐海」など。今もう一度見直してみると、エコロジー的発想に基づく世界観を随所に見出すことができます。

(第34回定期演奏会プログラムより)

ゴジラ

 1954年の公開以来、25本以上制作された怪獣映画の代名詞「ゴジラ」も本年(2004年)の新作をもって、当面制作を休止するそうです。
 もともとゴジラは、水爆実験により誕生しました。当時は核兵器の拡散が大きな問題として取り上げられていましたが、約半世紀を経た今日、これに加え、原発事故や放射性廃棄物の処理問題など、今日的な環境問題の象徴ともなりうる怪獣といえるでしょう。
 「交響譚詩」等の作品で有名な北海道出身の作曲家、伊福部昭氏(1914〜)による、誰もが知っているゴジラのテーマをお聴きください。

(第34回定期演奏会プログラムより)

瑠璃色の地球

 現在も活躍している人気歌手の松田聖子が、結婚後初めて発表したアルバム「シュープリーム」の中の一曲として収められていた曲です。地球環境保護のメッセージをラブソングとして歌うこの曲は、その後じわじわと人気を上げ、今では彼女の代表曲のひとつとなっております。最近では合唱曲として取り上げられることも多いようです。
 男女の愛にとどまらず、地球愛におよぶスケールの大きさ、それでいてしっとりと美しいメロディーは、これからもスタンダード・ナンバーとして愛されていくことでしょう。

(第34回定期演奏会プログラムより)

映画「南太平洋」から 魅惑の宵〜ア・ワンダフル・ガイ〜バリ・ハイ

 ロジャース&ハマーシュタインの名コンビによるブロードウェイ・ミュージカルで、1958年に映画化され大ヒットしました。南太平洋の小島に進駐した海兵隊員を主人公とするラブストーリーで、「バリ・ハイ」、「魅惑の宵」などの名曲がちりぱめられています。
 さて近年、地球温暖化により南極の氷や氷河が溶け、海面上昇の問題が深刻化しています。南太平洋の島国ツバルは、地球温暖化の影響で最初に地図から消える国といわれています。この現実は、同じ島国である日本にとって、決して他人ごとではありません。
 この曲のように美しい南の楽園を守るために、私たちにできることを考えてみましょう。

【魅惑の宵〜ア・ワンダフル・ガイ〜バリ・ハイ】

(第34回定期演奏会プログラムより)

映画「リトル・マーメイド」から ディズニー・アンダー・ザ・シー

 地球の4分の3を占め、命の源となっている海、守るべき地球環境の中で、海もまた大きな要素の一つです。今夜はディズニー映画「リトル・マーメイド」からカニのセバスチャンが歌う「ディズニー・アンダー・ザ・シー」をお送りします。人魚姫のアリエルが嬉々として泳ぐ美しい海を守りたいという思いを載せ、今年(2004年)3周年の東京ディスニーシーのテーマソングを織り交ぜて演奏します。

(第34回定期演奏会プログラムより)

アナザー・スカイ

 青い海とともに、果てしなく広がる青空は美しい地球一の象徴です。地球上のすべての生物はこの大気の層によって守られています。
 しかし近年、私たち人間が排出した二酸化炭素やフロンガスなどにより、大気のバランスが微妙に変化し、地球温暖化やオゾン層破壊が進んでいます。
 葉加瀬太郎作曲で、某航空会杜のテーマソングでもあるこの曲は、果てしなく広がる大空へのロマンと旅の始まりを予感させてくれます。人類の未来を守る決意をもって、まだ見ぬ新しい空へ旅立ちましょう。

(第34回定期演奏会プログラムより)

さとうきび畑

 さとうきび畑を吹き抜ける風の音に乗せて歌われる、静かな、しかし強烈な反戦のメッセージ。聴く人だれもに大きな感動を与えます。この歌は、合唱曲の作曲家として知られる、寺島尚彦氏によって1964年に作詞作曲されました。
 フルバージョンの演奏では、「ざわわ」という言葉が66回繰り返され、11番まであり、演奏に10分以上もかかります。多くの歌手がこの曲を歌っていますが、やはり一番有名なのは、森山良子さんによるものでしょう。彼女は、1969年にはじめてこのこの曲をレコーディングして以来、30年以上にわたり、大切に歌いついでいます。

(第33回定期演奏会プログラムより)

Medley of Blue Planet

 かけがえのない地球に住む私たちの責任と願いは、この青い惑星を両手で守り、そこに偶然棲むことになった人類の恒久平和を実現することです。そんなコンセプトを含んだ曲をメドレーという強い鎖でつなぎとめ、平和や繁栄、そして思いやりを世界に発信します。

【サライ〜小さな世界〜世界の国からこんにちは〜Waになって踊ろう〜We are the World】

(第33回定期演奏会プログラムより)

マンドリンオーケストラのための「夕ぐれ」(1990)

 この曲は第20回定期演奏会(1990年11月)で委嘱初演した作品で、当時のプログラムに載っている作曲者による解説(抜粋)は下記の通りです。

 この作品は、刻々と深まりゆく夕ぐれの色と光と、その中から聴こえてくる様々な音を、ロマンティックに、そして時には印象主義的な手法もまじえて表出しました。そういえぱ、マンドリンやギターは夕ぐれの愛の歌−セレナードの楽器でもあったことを、改めて思い起こしました。聴いてくださるたくさんの方々に、あの美しい夕ぐれの色と音を感じていただければ、この上ない喜ぴです。
 なお、ピアノ連弾の版も作られていることを付記しておきましょう。

(第33回定期演奏会プログラムより)

イタリア組曲 op.141(1983)

1.水の上で(セレナード)  ヴェネツィア

2.ラ・フェニーチェ(バレエの情景)  ヴェネツィア
 ヴェニスの町は水の上。ゴンドラは揺れる。風景も揺れている。劇場。舞台の上では、愛と、死。永遠のテーマ。そして、つかのまの美しいもの。踊り子たち。

3.ミラコロ(奇蹟)  ピサ
 奇蹟!! この遠い言葉。だが、旅の目に出会う、愉快な感情。人生を、こうして生きていることは、奇蹟である。

4.カンポ・マーチ(広場のマーチ)  シエナ
 シエナの町の、古い、石だたみ。昔々の、騎士たちが、馬に乗って行進してくる。

5.トレヴィの泉  ローマ
 旅も終わる。ひとりローマの夜をさまよう。いつかふたたびイタリアを見るように。願いをこめて。(作曲者)

 この曲は、第13回定期演奏会(1983年11月)で委嘱初演した作品で、木村雅信先生がイタリア各地の旅で書きとめたメロディーをもとにした、拝情的な作品です。

(第33回定期演奏会プログラムより)

そりすべり

 作曲者のルロイ・アンダーソン(1908〜1975、アメリカ)はアーサー・フィドラーが指揮していたころのボストン・ポップスオーケストラの編曲者として活躍していました。また一方で、同オーケストラのアンコール用の作品を数多く作曲しました。「ワルツィング・キャット」「シンコペーティド・クロック」「タイプライター」などの親しみやすくウィットに富んだ名曲が生まれています。「そりすべり」もそんな1曲で、馬そりの走る姿が目に浮かぶような楽しい曲です。

(第32回定期演奏会プログラムより)

クリスマス・スタンダード・メドレー

 「赤鼻のトナカイ」「きよしこの夜」「サンタが街にやって来た」。クリスマスの定番御三家をメドレーにしました。
 D.マークス作曲の「赤鼻のトナカイ」は1949年、Gene Autryがこの詩のミュージカル・ヴァージョンを歌い大ヒット、それ以来、この曲はクリスマス・ソングの代表曲となりました。
 「きよしこの夜」は讃美歌の1曲にもなっています。作曲者のグルーバーはオーストリアの小さな村の校長先生と同時に、教会のオルガン奏者でもあったそうです。
 「サンタが街にやって来た」も御存知の定番曲です。この曲を聴くとスーパーの歳末商戦を思い出すのは、私だけでしょうか?

(第32回定期演奏会プログラムより)

ジングルベル・ファンタジー

 「ジングルベル」(ピアポント作曲)のメロディーをテーマとするバロック風幻想曲ともいうべきこの曲は、もともとは3本のフルートアンサンブル用にかかれたものです。曲の構成はバッハの管弦楽組曲などにも見られる、緩・急・緩のフランス風序曲形式をとっており、中間部のAllegro部分は対位法的手法で書かれています。小曲ながら構築感のある演奏が要求される、実は、なかなかの難曲です。

(第32回定期演奏会プログラムより)

あわてんぼうのサンタクロース

 子どもから大人まで広く親しまれているこの曲は、和製クリスマス曲の定番の地位を固めつつあると言えます、単純で親しみやすいメロディーなのに、しっかりとオリジナリティーを主張しているところが、作曲者、小林亜星のすごいところです。今晩の編曲では、またまた、ジングルベルのメロディーが表れ、この曲のテーマとのかけ合いを演じます。

(第32回定期演奏会プログラムより)

ホワイト・クリスマス

 アメリカのミュージカル全盛時代に活躍した作曲家アーウィング・バーリンによるこの曲は、クリスマスの代表曲であるだけではなく、世界で最も著作権料を稼ぎ出している曲としても知られています。最初この曲は、1942年に公開された映画「Holiday Inn」の主題曲として世に出ました。ビング・クロスビー、フレッド・アステアという豪華な主演者を迎え、映画と共に曲も大ヒット、クロスビーのレコードは2500万枚を売る記録を作りました。そして、その12年後の1954年、映画「Holiday Inn」では、同じクロスビー主演の「ホワイト・クリスマス」としてリメイクされ、またもや記録的なヒットとなりました。このリメイク版の主題曲もやはりこの曲です。それ以来「ホワイト・クリスマス」は、すっかりクリスマスのスタンダード・ナンバーとして定着しています。

(第32回定期演奏会プログラムより)

クリスマス・J-popメドレー

 和製ポップスによるクリスマス・メドレーです。編曲者 島崎洋氏はこれまでも札マンの演奏会用に10曲近く、いろいろなテーマでメドレーを書いています。同氏のメドレー編曲の特徴は、選曲においてそのメドレーの必要条件を十分に満たし、且つひとつの独立した楽曲としての全体を構築する点にあります。
 今晩のメドレーにおいても、序奏とエンディングにおけるテーマの回帰や、各曲の調性の選択、フィナーレに向けての曲の有機的なリレー(クリスマス・イブ〜パッヘルベルのカノン〜ハレルヤ)など、随所に小技をちりばめております。唯一難点を挙げると、サービスしすぎて演奏時間が長くなってしまった事でしょう。当初予定の7分を大幅に上向る12分の作品になっています。会場の皆様もどうぞ最後まで、この大作メドレーにお付き合いください。

【恋人がサンタクロース(松任谷由美)〜サイレント・イブ(辛島美登里)〜いつかのメリークリスマス(B'z)〜白い恋人たち(桑田佳佑)〜クリスマス・イブ(山下達郎)】

(第32回定期演奏会プログラムより)

組曲「山の印象」 op.1

 本日演奏する組曲「山の印象」は1925年に作曲した処女作で、作曲者の持っている豊かな詩情は、既にこの作品に満ちあふれています。

第1楽章「未明と朝」 神秘な山の未明、やがて暁の静寂が破れ、小鳥は歌い、雲は舞うさわやかな朝が来る。

第2楽章「高原の午後」 春のような初夏の高原、新緑が白雲に映えるのどかな高原の午後の牧歌。

第3楽章「麓を指して」 馬の背に麓を指して、駒の蹄は高く、鈴の音も軽く…。

(第32回定期演奏会プログラムより)

マンドリンオーケストラ のための交響詩「山河緑照」

 本日演奏する「山河緑照」のタイトルは、山々の緑が河の水面に美しく照り映える…というイメージから来ています。原曲は1999年に岐阜県で開催された「国民文化祭/邦楽の祭典」に際し、100名の邦楽合奏のために作曲、作曲者の指揮で初演されました。大好評だった原曲をもとにして、マンドリンオーケストラの機能を生かせるように工夫して新たに、大自然讃歌として書き直したものがこの作品です。

(第32回定期演奏会プログラムより)

テイク・ファイブ

 テイク・ファイブとは“5分休憩しようよ”という意味と、この曲が5拍子だという意味があります。5拍子という変拍子ですが、不自然さを全く感じさせないのがこの曲の素晴らしいところです。ちなみに曲を聴きながら一、二、三、一、二と拍子を打ってみてください。確かに5拍子になっていますから。

(第32回定期演奏会プログラムより)

リベル・タンゴ

 ヨー・ヨー・マのチェロの演奏で一躍有名になった曲です。自由なタンゴの意味の「リベル・タンゴ」、従来のタンゴのリズムにとらわれず“自由なタンゴ”の世界を夢見たピアソラの情熱を感じて下さい。

(第32回定期演奏会プログラムより)

ムーン・リバー変奏曲「踊りヘップバーン」

 この曲はあの往年の大女優オードリー(踊り)・ヘップバーンの主演した映画「ティファニーで朝食を」の中で自らもギターの伴奏で歌った主題歌「ムーン・リバー」(ヘンリー・マンシー二作曲)をテーマとする変奏曲です。ウィンナ・ワルツに始まりハワイアン、盆踊り、1970年代のディスコのリズムに乗せて「ムーン・リバー」の流れるような美しいメロディーがどのように変化していくのか楽しんでお聞きください。

【序曲〜ウィンナ・ワルツ〜フラダンス〜盆踊り〜1970年代のディスコ〜エンディング】

(第32回定期演奏会プログラムより)

スモーク・オン・ザ・ウォーター

 1970年代を代表するイギリスのハード・ロック・バンド「ディープ・パープル」の曲です。マンドリン史上初の(大袈裟?)他に類を見ない大胆且つ無謀な挑戦であること間違いなし !?
 札マンの実験的企画“マンドリンはハード・ロックを制することができるのか”…この歴史的瞬間に皆さんもお立ち会いください。

(第32回定期演奏会プログラムより)

メリー・ウィドウ・ワルツ

 ワルツ「金と銀」などの作品で有名なハンガリーの作曲家、フランツ・レハール(1870〜1948)の美しいワルツです。ワルツには“回転する”という意味があると言われています。ワルツのリズムに乗って音楽がクルクルと回転する様子をどうぞ楽しんでください。

(第32回定期演奏会プログラムより)

ラテン・カーニバル

 快活で情熱的な魅力たっぷりのラテン・ナンバーのメドレーをお届けします。珠玉のラテン・ナンバーからラテンのリズムを生かした最近の曲まで色とりどりのラテンの名曲達をお聞きください。熱気溢れるラテンのリズムで冬の寒さを吹き飛ばせ!

【マカレナの乙女〜サボ・ラ・ミ〜コーヒー・ルンバ〜サンバ・ブラジル〜情熱大陸】

(第32回定期演奏会プログラムより)

ハイムライゼ(帰郷の旅)

 コンラッド・ヴェルキ(1904〜1983、ドイツ)は20世紀を代表する現代マンドリン音楽作曲家の一人で、ドイツ的感性の作品への反映と、マンドリン楽曲に管楽器を取り入れた、独創的な作曲家として高く評価されています。
 本曲は作曲者28歳の時の作品で、冒頭は孤独感をみなぎらせたメロディーが流れ、一転してアレグロの明るくはつらつとした部分が現れます。そして、テンポを遅くして故郷の素晴らしさを讃えるようなメロディーが現れ、再びアレグロに戻り、歓喜のうちにこの曲は終わります。

(第31回定期演奏会プログラムより)

小夜曲「月ありき」

 マンドリンの母国イタリアの作曲家、ウムベルト・ディ・マルティーノが書いたセレナーデで、1908年にミラノのマンドリン誌「イル・プレットロ」主催による第1回作曲コンクールで入賞し、翌年、ペルガモで開かれた演奏コンクールの課題曲になって以来、各地で演奏されるようになりました。
 セレナーデはもともと、中世の頃よりヨーロッパで、タ暮れや夜に愛しい人の窓下から、ギターやリュート(マンドリンの前身)などの伴奏で歌いかける、叙情的な愛の歌でした。
 この作品は、イ短調、8分の6拍子の甘くせつないメロディーから始まり、途中でイ長調にもなりますが、全体の曲想はあくまでも甘く、南イタリアの情緒に満ちており、マンドリン合奏ならではの魅力が散りばめられています。

(第31回定期演奏会プログラムより)

組曲「田園写景」

 サルヴァトーレ・ファルボ(1872〜1927)は、第一次世界大戦後に活躍したイタリアの作曲家です。
 本曲は1911年にミラノのマンドリン誌「イル・ブレットロ」主催による作曲コンクールで1位を獲得し、後に「序曲二短調」などのオリジナル曲でも1位を得ています。
 組曲「田園写景」は、それぞれ標題を持っ野趣に充ちた三つの楽章から成り、ハーモニーや楽器使用において他の例を見ない作曲者の独創性が発揮されています。

第1楽章「黄昏の踊り」
 妖精の舞いを思わせるような愛らしいマンドリンのピッキングから始まるこの楽章は、軽やかな3拍子に乗って徐々に盛り上がっていきます。「踊り」という題名を持ちながら、決して「汗のにおい」を感じさせないところが、魅カなのではないでしょうか。

第2楽章「小さなセレナーデ」
 軽い味わいの楽章です。黄昏時、夢の拡がる中間部をお楽しみいただけるでしょうか?

第3楽章「祭りの朝」
 日本ならさしずめ、御輿を担いで神社までねり歩くところでしょうが、イタリア人によって書かれたこの曲が、不思議と同じイメージを連想させるのではないでしょうか。さわやかな朝の様子、足取りの重いマンドリンのソロが次第に拡がりを帯びて来る中間部をはさんで、実に楽しく、エネルギッシュに展開する楽章です。

(第31回定期演奏会プログラムより)

大空と大地の中で

 「長い夜」「季節の中で」などに代表される北海道足寄町出身のシンガーソングライター松山千春さんの曲です。数多くあるヒット曲の中でも特に、北海道の雄大な自然をイメージさせる曲をお聴きください。

(第30回定期演奏会プログラムより)

ソーラン節

 北海道の代表的な民謡であるソーラン節、近年では6月の札幌の街にあふれるメロディーとなりました。今回は「YOSAKOI ソーラン」風アレンジになってます。

(第30回定期演奏会プログラムより)

時計台の鐘/虹と雪のバラード

 その昔、美しい鐘の音を響かせて人々のに時をしらせていた「時計台の鐘」。札幌の発展に大きく貢献した冬季オリンピック(1972年)、その中で歌われていた「虹と雪のバラード」。古き良き時代の札幌、あふれるパワーで発展していく札幌、この二つの札幌をマンドリンでお楽しみ下さい。

(第30回定期演奏会プログラムより)

Love Love Love

 ドリームズ・カム・トゥルーの代表的なラブバラードです。北海道池田町出身の吉田美和が歌う美しいメロディーは、多くの人に愛されています。TBS(HBC)テレビのドラマ「愛していると言ってくれ」(1995年)のテーマ曲としても使われました。

(第30回定期演奏会プログラムより)

北海道御当地ソングメドレー

 北海道の有名観光地をマンドリンと一緒に旅してみませんか?
 北海道の地名を盛り込んだ歌謡曲6曲を、札幌マンドリン倶楽部屈指の名アレンジャー島崎洋がメドレーにしました。
 マンドリンで旅をするなら、どの観光地がいいですか?

【序曲〜函館の女(ひと)〜小樽のひとよ〜霧の摩周湖〜知床旅情〜石狩挽歌〜襟裳岬〜エンディング】

(第30回定期演奏会プログラムより)

マンドリンオーケストラの為の「北の前奏曲」

 新曲の委嘱を賜わりましたことに、心より御礼申し上げます。本曲の題名になっています「前奏曲」は、札幌マンドリン倶楽部が北海道という素晴らしい北の大地にしっかりと根づき、今回の演奏会を、また新たな出発としてさらに、発展していって欲しい(これからまた始まるんだ)という思いを込めてつけさせていただいたものです。全体を通して、Rhapsody的な性格を持っていますので、調性、形式的にも極めて自由に、おもむくままに作られています。また、私の作品としては、比較的編成も大きくなく、打楽器の使い方を見ていただけれぱわかりますように、どちらかというと軽音楽的で、聴衆の皆さんにとっても、リラックスして、楽しんでいただけたらと思っています。本日この曲を演奏していただきました演奏者の皆さん、そしてお聴き下さいました全ての方々に心より御礼申し上げます。(作曲者談)

(第30回定期演奏会プログラムより)

マエストーソ op.316

 なかなかタイトルが決まらなかったこの曲は、3月末に大急ぎで書かれたものです。頑固な性格を持っモチーフゆえに「マエストーソ」としました。
 まあこの固さは私の頭の固さをも示しているわけで、まったく新しい作曲技法を開拓しなくては、と思うこの頃です。
 そういう焦りみたいなものが現れていると思いますが、作品というのはそういうものだと考えます。優等生の仕事である必要はないです。ただわずかでも、その作曲者らしくないところが見つかれば、ありがたいです。本人も、自分の知らない自分に出会うという驚きをいつも期待しています。それが創作の本当の嬉しさではないでしょうか。(作曲者談)

(第30回定期演奏会プログラムより)

カタリ・カタリ

 ナポリの作曲家S.カルディロ(1874〜1947)によるイタリア歌曲の名曲である本曲は同郷の大テノール、エンリコ・カルーゾによりカーネギーホールで初演されています。以来、イタリア映画「純愛」「ナポリの饗宴」などにも使用され、その恋人への恨みと恋情を切々と歌う美しいメロディーは世界中で愛されています。

(第30回定期演奏会プログラムより)

なるほど・ザ・クラリネットV「世界のポピュラー音楽編」

 フランス童謡「クラリネットをこわしちゃった」をテーマとする、編曲の実験作品である「なるほど・ザ・クラリネット」シリーズも今回でパートVとなります。パートT(世界の民族音楽編〜1986年)、パートU(世界のポップスオーケストラ編〜1991年)、そして今回は(世界のポピュラー音楽編〜2000)です。
 オリジナル「クラリネットをこわしちゃった」に続き、この曲を、ピアソラ風タンゴ、ボサノバ、演歌、ロックンロールの各種味付けで演奏いたします。
 マンドリンの音色という限定条件のもと、それぞれの音楽のムードにどこまで近づけるか、札マンの得意技、実験企画をどうぞお楽しみください。

【テーマ「クラリネットをこわしちゃった」〜タンゴ「ピアソラはお好き?」〜ボサノバ「カリオカ気分で」〜演歌「懐かしのコーラス歌謡」〜ロックンロール「I'm Elvis」】

(第30回定期演奏会プログラムより)

コンドルは飛んでゆく

 札マンはこれまでにも、バラライカ、津軽三味線、指笛などいろいろな楽器との異業種交流(異種格闘技?)にチャレンジしてまいりましたが、本日は中南米の民族楽器ケーナです。演奏する「コンドルは飛んでゆく」はアンデスフォルクローレの代表曲ですが、サイモン&ガーファンクルの歌声でご存知の方も多いでしょう。本日は札幌在住のケーナ奏者川又洋治さんをお迎えして、本邦初公開(?)マンドリンオーケストラと独奏ケーナのジョイントで演奏いたします。

(第30回定期演奏会プログラムより)

主よ人の望みの喜びよ

 今年はJ.S.バッハの没後250周年に当たります。札マンではこれまでも多くの作曲家のアニバーサリー企画で、一つのステージを構成してまいりましたが、今年はこの1曲で代表させていただきます。バッハさんごめんなさい。
 本曲は教会カンタータの147番の第6曲で、彼の200曲近いカンタータの中でも最も有名な曲です。その美しいメロディーは多くの人に親しまれ、ストコフスキーのオーケストラ用編曲のほか、ピアノ、オルガンなど多くの楽器用に編曲されています。本日はマンドリンの音色でお楽しみください。

(第30回定期演奏会プログラムより)

「ウエストサイド・ストーリー」から 「アメリカ」

 札マンでしか聞くことができない曲を演奏いたします。プロードウェイミュージカルの名プロデューサー、ジェローム・ロビンズの企画、そして音楽はあのバーンスタインが手がけた傑作ミュージカル「ウエストサイド・ストーリー」から「アメリカ」です。ミュージカルの内容は、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」を現代ニューヨークに置き換えたもので、バーンスタインの音楽をはじめ、ハッピーエンドを否定したストーリーなど、当時としては斬新なものとなっています。
 一般にはマンドリンでは取り上げないレパートリーですが、逆に最も札マンらしい曲とも言えます。

(第30回定期演奏会プログラムより)

アンダンテとポロネーズ

 この曲と次に演奏する「ガボット・セレナーデ」は、マンドリン合奏のために作曲されたオリジナル曲で、多くのマンドリン合奏団で演奏されています。
 イタリアのマンドリン奏者、作曲家のエドアルド・メッツァカーポ(?〜1942)は19世紀末にフランスのパリに移り、教授として活躍しました。
 彼はマンドリンのための作品を多く書いており、古典的な作風が特徴です。本日演奏する「アンダンテとポロネーズ」は、アンダンテによる美しいメロディーとポーランドの舞曲、ポロネーズとの対比が見事に書かれ、作品の上からも作曲者が上流社会に対する指向の強いことが伺えます。

(第29回定期演奏会プログラムより)

ガボット・セレナーデ

 イタリアにおける、マンドリン音楽の最盛期を築き上げた功労者の一人、アメディオ・アマディ(1866〜1935)は、最初父から音楽を学んだ後、ボローニャのアカデミア・フィラルモニカを卒業し、指揮者、教授として音楽界各方面で活躍しました。
 そのうち、マンドリン合奏曲への創作は1897年頃から始められ、1909年、ミラノのマンドリン誌「イル・プレットロ」主催による第2回作曲コンクールでは、彼が出品した「海の組曲」が第一位になり、現在でもマンドリン合奏曲の名曲としてよく演奏されています。
 「ガボット・セレナーデ」は、導入部がアンダンテの優美なセレナーデから始まり、落ち着いた雰囲気からフランスの舞曲、ガボットに変わります。そして、曲の中間部にはトリオとしてミュゼット(長い持続低音を持つのが特徴の舞曲)が用いられており、再びガボットに戻ってフィナーレに入ります。
 この曲は、作曲者がマンドリンという楽器をよく理解し、無理のない手法で、素直に作曲者独自のロマンティシズムを表現しています。

(第29回定期演奏会プログラムより)

歌劇「バグダッドの太守」序曲

 フランスの作曲家、フランソア=アドリアン・ボアルデュー(1775〜1834)は、十分な音楽教育を受けたことはありませんが、18歳頃から歌劇を中心とした作品を発表し、24歳(1880年)の時に発表した歌劇「バグダッドの太守」が出世作として人気を博しました。
 また、彼は一時ロシアのペテルブルグで指揮者を務め、のちにパリ音楽院教授に就任しました。
 今日、歌劇としてはほとんど上演されていませんが、この序曲だけは単独でしばしば取り上げられており、マンドリン合奏にも適した、軽快で楽しい曲です。

(第29回定期演奏会プログラムより)

瑠璃色の地球

 現在も活躍している人気歌手の松田聖子が、結婚後初めて発表したアルバム「シュープリーム」の中の一曲として収められていた曲です。地球環境保護のメッセージをラブソングとして歌うこの曲は、その後じわじわと人気を上げ、今では彼女の代表曲のひとつとなっております。最近では合唱曲として取り上げられることも多いようです。
 男女の愛にとどまらず、地球愛におよぶスケールの大きさ、それでいてしっとりと美しいメロディーは、これからもスタンダード・ナンバーとして愛されていくことでしょう。

(第34回定期演奏会プログラムより)

黎明序曲 op.3

 本日演奏する「黎明序曲」は作曲者の初期の作品です。以下は作曲者による解説です。

 過ぐる大正12年関東地方に勃発した大震災はマンドリン界にも壊減的な打撃を与え、すべては恢燼に帰した。然し被災者の強い不屈な精神力は驚くべき速さを以て復興の実を挙げ、マンドリン界も亦、奇跡的な蘇生を得た。燃える熱意をもって営々として復輿に邁進する愛好者の努力により次第に再起に向かって躍進するマンドリン界の様相を、暗黒から次第に光明を迎える黎明にたとへて、この序楽が生まれた。

(第28回定期演奏会プログラムより)

ワンス・アポンナ・タイム

 本曲は私の1992年の作品である、マンドリンオーケストラの為の『ナルニアヘの前奏曲』の第4曲目にあたる部分のテーマを用い、なじみやすく、美しい小品として作ったものです。作曲上の形式といったものはなく、出来るだけわかりやすいメロディーとハーモニーということだけを意識しました。中間部分にはマンドリン特有のツップ奏法による軽快な舞曲がでてきますが、全体を通してゆったりとした優しいイメージの曲です。演奏者、そして聴衆の方々にとって、それぞれの懐かしい思い出が必ずあると思いますが、そんな心が和むような気持ちでこの曲を感じて戴ければ最高です。
 最後に、本日演奏して頂きました札幌マンドリン倶楽部の皆さん、そして聴衆の方々に心より御礼申し上げます。(作曲者談)

(第28回定期演奏会プログラムより)

荒城の月による変奏曲

 この曲の主題「荒城の月」は、23歳の若さで亡くなった近代日本の作曲家、滝廉太郎(1879〜1903)の代表作で、栄枯盛衰のはかなさを感じさせるメロディーは、今日なお愛唱されています。また、彼は作曲を通して、当時の我が国の音楽教育に芸術性を吹きこむという、大きな影響を与えました。
 この変奏曲では、あの有名なメロディーがアレグロ、二短調による五つの変奏で次つぎに現れます。そして、第六変奏がアンダンテ、二長調で現れ、最後は二短調に戻り、主題がゆったりと演奏され、もの静かに曲を閉じます。
 本日演奏する「荒城の月による変奏曲」は、1982年1月に作曲されたものです。

(第28回定期演奏会プログラムより)

映画「南太平洋」から

 ロジャース&ハマーシュタインの名コンビによるブロードウェイ・ミュージカルで、1958年に映画化され大ヒットしました。南太平洋の小島に進駐した海兵隊員を主人公とするラブストーリーで、「バリ・ハイ」、「魅惑の宵」などの名曲がちりぱめられています。
 さて近年、地球温暖化により南極の氷や氷河が溶け、海面上昇の問題が深刻化しています。南太平洋の島国ツバルは、地球温暖化の影響で最初に地図から消える国といわれています。この現実は、同じ島国である日本にとって、決して他人ごとではありません。
 この曲のように美しい南の楽園を守るために、私たちにできることを考えてみましょう。

【魅惑の宵〜ア・ワンダフル・ガイ〜バリ・ハイ】

(第28回定期演奏会プログラムより)

月夜のラヴァンデュラ

 ラヴァンデュラとはラヴェンダーの植物学上名称のことです。ラヴェンダー畑の一面紫のすばらしいことといったら脱明するまでもないことと思いますが、夜の暗闇の中、時折雲の間よりさす月の光に照らされた黒〜紫のグラデーションの神秘的な情景。静かな、しかし確かな香り、そして存在感。
 マンドリンやギターのやわらかい音色で、微妙な色彩感をうまく表現できたら素敵です。曲は調性感のある6拍子主体のリズムで舞曲風です。もし気に入っていただけたらあなたも演奏してみませんか?(作曲者)

(第27回定期演奏会プログラムより)

「ダンス・パッション」op.163から「マズルカ・ポロネーズ」「コラール」

 私達札幌マンドリン倶楽部は、第12回定期演奏会(1982年11月)で木村雅信先生の作曲による「コンチェルト・マドリガーレ第1番」を初演して以来、木村先生に数々のマンドリン合奏のための新作を依頼し、上演してきました。
 そのなかで、「ダンス・パッション」は第15回定期演奏会(1985年11月)で初演し、第1曲「ドゥムカ」(クライナの舞曲)、第2曲「チャルダス」(ハンガリーの民族舞曲)と本目演奏する2曲から成ります。
 当時のプログラムでの作曲者からの曲目解説によると、この曲は外国の舞踊のリズムを借りながらも珍しく自分の表現を試みたものだそうです。「マズルカ・ポロネーズ」はポーランドの民族舞曲で、曲の内容は、愛−生−死。各自失恋の時を思い起こすとよいそうです。終曲「コラール」は、作曲者が音楽で一番大切な要素と述べているカ強さを強調しています。そして、美しくあることは当然の条件で、次に大切なことはファンタジック(幻想的)ということと書かれています。

(第27回定期演奏会プログラムより)

狂詩曲「海」 op.13

−知らぬ間に後退する「引き潮」の静かさには衰退を感じる−
 キラキラと美しく輝きながら−
 だが海はその中で巻き返しをたくらむ!
 「引き潮」は引きしぽられる弓づる
 矢はやがて切って放たれる!「あげ潮」
 磯を打ち砂浜を噛む浪!浪!
 その時 海は溌らつとはち切れるばかり活気に充ちる!
 そして その極限にくる「満潮」ののどかさ おだやかさ
 この狂詩曲は 平穏の日の 海の一日のくり返しを描いてゆく

 この曲は、静かに波うつ海のざわめきを表すメロディーで始まり、やがて嵐のような激しさを持った旋律がそれに変わります。その後、曲はいったん落ち着きを取り戻して、穏やかな潮の流れを思わせるように進みますが、再び激しさを増し、高い波のうねりをくり返しながら幕を閉じます。
 狂詩曲「海」は1927年に作曲されました。

(第27回定期演奏会プログラムより)

ヴェニスの一日

 四つの楽章で構成されているこの作品は、1862年に生まれ、1901年38歳の若さで亡くなったアメリカの作曲家、エセルバート・ネヴィンのピアノ曲です。作者が「水の都」として名高いイタリアのヴェニスで、作曲と勉学に費やした日々の、印象を描いたもので、甘く、優しい雰囲気と愛情に満ちています。そして、各楽章には挿画と下記の詩が添えられていました。なお、マンドリン合奏のための編曲は、長年にわたるマンドリン音楽に関する研究、および楽譜の整備などで現在も活躍中の、中野二郎氏(1902〜)によるものです。【中野二郎氏は2000年6月10日に逝去されました】

第1楽章 夜明け
 人間はローマを建設したが
 神の造化よヴェニス(サンナヴァル)
 蒼く輝く一面の空と海
 柔らかい黎明のそよ風は我に囁く(サルストリ)

第2楽章 ゴンドラ漕手たち
 青空のもと
 円柱、塔、円屋根、尖塔は火のオベリスクの如く輝き、
 海の育て子ヴェニスは此処に横たわる(シェレー)
 月はほこらかにほゝえみ西風はそよ吹く
 水面をすべる美しきゴンドラ(グレー)

第3楽章 愛の歌
 男 静かに水面をすべるゴンドラのさざ波に舟人の唄きこゆる
 女 碧き流れは愛をつたう とこしえに
 男 瑠璃色の空は 愛の星空 浮き城に 都ヴェニス 我を誘う
 女 わが唄
 男 愛の(スティーヴンソン)

第4楽章 おやすみなさい
 小舟はさざ波に揺られ 海の上に白き月は眠る
 ヴェニスはエメラルドの帯となって横たわり
 夜の風はそのマーブルの王冠の上に 吐息をもらす(アンヌ・ケムブル)

(第26回定期演奏会プログラムより・加筆)

小夜曲「月ありき」

 マンドリンの母国イタリアの作曲家、ウムベルト・ディ・マルティーノが書いたセレナーデで、1908年にミラノのマンドリン誌「イル・プレットロ」主催による第1回作曲コンクールで入賞し、翌年、ペルガモで開かれた演奏コンクールの課題曲になって以来、各地で演奏されるようになりました。
 セレナーデはもともと、中世の頃よりヨーロッパで、タ暮れや夜に愛しい人の窓下から、ギターやリュート(マンドリンの前身)などの伴奏で歌いかける、叙情的な愛の歌でした。
 この作品は、イ短調、8分の6拍子の甘くせつないメロディーから始まり、途中でイ長調にもなりますが、全体の曲想はあくまでも甘く、南イタリアの情緒に満ちており、マンドリン合奏ならではの魅力が散りばめられています。

(第26回定期演奏会プログラムより)

スペインのスケッチ 作品25B

 20世紀を代表する現代マンドリン音楽作曲家の一人、コンラート・ヴェルキは1904年ドイツ生まれ、ドイツ的完成の作品への反映と、マンドリン楽曲に管楽器を取り入れた、独創的な作曲家として高く評価されている。彼の代表作品としては「序曲第4番ロ短調」「序曲第5番ハ長調」などがあり、心に響く音楽は各地で繰り返し演奏されている。
 「スペインのスケッチ」は、二つの楽章からなり、第1楽章カンツォーネは、哀愁漂うスペインの情景をあらわしている。
 第2楽章ダンツァは、激しいまでに情熱的なスペインの舞曲。中間部には、航海の国と呼ばれた、スペインを思い起こさせる流れるようなメロディがあり、また激しい踊りで締めくくられている。

(第26回定期演奏会プログラムより)

映画「ウエストサイド物語」より アメリカ

 札マンでしか聞くことができない曲を演奏いたします。プロードウェイミュージカルの名プロデューサー、ジェローム・ロビンズの企画、そして音楽はあのバーンスタインが手がけた傑作ミュージカル「ウエストサイド・ストーリー」から「アメリカ」です。ミュージカルの内容は、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」を現代ニューヨークに置き換えたもので、バーンスタインの音楽をはじめ、ハッピーエンドを否定したストーリーなど、当時としては斬新なものとなっています。
 一般にはマンドリンでは取り上げないレパートリーですが、逆に最も札マンらしい曲とも言えます。

(第30回定期演奏会プログラムより)

雪(ロマンツァとボレロ)

 ラビトラーノは、イタリアのナポリ湾頭にある美しいイキアス島で19世紀末に生まれ、ナポリの音楽学校に学びました。その後、アルジェリアの地中海に沿った美しいボーナ市に定住しました。
 彼はマンドリン音楽に優れた才能を示し、特に「序曲ローラ」、「序曲レナータ」、それにこの「雪」が彼の代表作とされ、名曲として度々演奏されています。
 この曲は、1910年ミラノの“イル・プレットロ”主催の第2回作曲コンクールにおいて、「ロマンツァとボレロ」という題名で入賞した作品ですが、後に出版に際して「雪」と改題されています。地中海の明るい太陽のもとに暮らした彼が、何故「雪」という表題をつけたのかは不明となっています。

(第6回定期演奏会プログラムより)

ラプソディ No.4

 詠嘆的な序に始まり、早い、リズミックな舞踏曲へと入ります。聖俗渾然とした趣きは、古代人が心に賛美し続けてきた、ある理想の境地に、私も到達できたらとの思いに他なりません。
 中間はいくらか幽玄で静かな部分もありますが、再現・終結はイヤラシイほどにパワフル。生命の復活・再生です。
 私は腰痛で辛いから、この曲を踊ったり指揮するのは許してほしいけど…。
 今夜もナンパオしよう、小村君。(作曲者談)
  ※ナンパオ…疲れに効く製薬 小村君…この曲の指揮者

(第24回定期演奏会プログラムより)

サンバ・ブラジル

 もとの題を「ブラジルの水彩画」といい、ブラジル第1の人気作曲家であったアリー・バローソが1939年に作ったサンバの名曲です。1943年にアメリカのディズニー漫画映画「ラテン・アメリカの旅」に使われて、世界中に広まり、それとともにサンバのリズムもポピュラーになりました。
 マンドリンオーケストラでリオのカーニバルの気分を味わって下さい。

(第6回定期演奏会プログラムより)

「ウエストサイドストーリー」より アメリカ

 札マンでしか聞くことができない曲を演奏いたします。プロードウェイミュージカルの名プロデューサー、ジェローム・ロビンズの企画、そして音楽はあのバーンスタインが手がけた傑作ミュージカル「ウエストサイド・ストーリー」から「アメリカ」です。ミュージカルの内容は、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」を現代ニューヨークに置き換えたもので、バーンスタインの音楽をはじめ、ハッピーエンドを否定したストーリーなど、当時としては斬新なものとなっています。
 一般にはマンドリンでは取り上げないレパートリーですが、逆に最も札マンらしい曲とも言えます。

(第30回定期演奏会プログラムより)

なるほど・ザ・クラリネットU

 「クラリネットをこわしちゃった」を世界各国風に演奏したパートTから5年、衝撃の実験作品が蘇りました。今回は世界のポップス・オーケストラ編です。リチャード・クレーダーマン、ポール・モーリア、マントバーニ、ボストン・ポップスが「クラリネットをこわしちゃった」を演奏したらどうなるか、マンドリンの音色でそれらしく聞こえたら実験は成功です。

(第21回定期演奏会プログラムより)

シンフォニア

 この曲は、作者がイタリアの歩兵第三連隊に配属された時に作曲された。かの「華燭の祭典」を作曲した意欲旺盛の頃である。作者はこれを吹奏曲に書き、その頃指導していたと見られるピストイアのプッチーニ学院の少年吹奏団に送っている。この曲が相当高度なものでありながら、中学生によっても演奏可能であったことは、すでに70年あまり前に、13〜14歳の少年楽士によって演奏されていたことからもわかる。第一主題に用いた動機が様々に展開して各調に度々現れるが、前半の三拍子のAndantinoの美しさが、これを一層引き立てている。

(第21回定期演奏会プログラムより抜粋)

北方風土記〔1〕より

 この種の音楽作品(原曲はピアノ曲)のルーツは、ノルウェーの作曲家グリーグ(1843〜1907)が書いた「抒情小曲集」あたりではないかと思います。その後はチャイコフスキーの「四季」とかありますが…。曲題から、何かしら北国の詩情とかノスタルジアが香る作品を意識して書いているように思われそうですが、私としてはむしろ、近代・現代の文明社会によって傷つき失われ、あるいは置き去りにされた生(いのち)の悲しみであり、程度によっては怒りにも似た感情が作品を書く動機となっているとも言えます。すでに自然を失った後に生まれて来る人たちには、もしかしたら、そういう感覚は理解されにくいものになっているかも知れないと嘆息しながらも書かずにはおれないのです。かろうじて自分の時代に残されてきた自然や風物(近い将来存在しているかどうか保証の限りでない)を思慕するような心境で書いている次第です。
 ただ今述べた作曲動機というのは、大げさに言えば、哲学的な心情という立場になると思いますが、一方、音楽的(学術的)関心事としての側面で次に申し上げます。私は「北方風土記」を全部で53曲書く計画でおりますが(北海道五十三次というシャレを残すために)、それぞれの小曲の造形の多様性、可能性の探求をしたいと思うわけです。本来、音楽作品の価値は、標題にどれだけ忠実に描写しているかということではないので、あまり題名にとらわれず、作品の趣味と造形の完成度を審美していただきたいと思います。標題を付したのは、後年、私が白髪(もしかしたらハゲているかも知れない)になり、記憶力がおとろえても、旧作の配列や作曲時期を思い出せるようにつけた目印みたいなものぐらいにしか考えてはいないのです。
 ただ、私としては理論武装したような様子の音楽はあまり作りたくない気もいたします。神経症的音楽より、下半身(足の裏)で生命に共感する音楽、生活体験的な迫力のある音楽に魅かれます。(作曲者談)

(第21回定期演奏会プログラムより)

17才

 「17才」と聞いて「森高千里」と答えた人は、宮の森シャンツェにあがった3本の日の丸を知らない人。「南沙織」と答えた人は、裸足のアベベに感動したことのある人。「なんじゃそれ!予科練の歌か?」と言った人は、古畑広之進の水泳に…。
 というわけで、オープニングは20年前(1971年)にヒットした南沙織の「17才」です。札マンが生まれた年に流行した曲をやろうという企画だけど、「20才」なのに「17才」なんて話をややこしくしてゴメンナサイ。
 追伸、いくら分かりやすくても、再来年の定演で「22才の別れ」は演奏しませんからご安心を。

(第20回定期演奏会プログラムより)

丘を越えて/悲しい酒

 古賀政男氏による名曲は藤山一郎氏の名唱によって日本全土に拡がりました。「丘を越えて」はマンドリンで演奏される機会が多く、何種類ものアレンジが出ています。一方、「悲しい酒」は、ギターの旋律から情緒たっぷりと始まる曲。今は亡き美空ひばりさんが目に涙を浮かべながら熱唱した姿は、みなさんの記憶に残っていることでしょう。

(第20回定期演奏会プログラムより)

プリンク・プランク・プランク/シンコペイテッド・クロック

 ルロイ・アンダーソンの作曲によるこの2曲は、オーケストラで演奏される「堅苦しさ」のない曲として有名です。BGM・CMソング等に使われていますので、知っていらっしゃる方も多いことでしょう。特にシンコペイテッド・クロックは、時計のチクタクという音がその名の通りシンコペーションし、毎日時間に追われて生活している我々をリラックスさせてくれる名曲でしょう。

(第20回定期演奏会プログラムより)

CMソングメドレー

(ある定演企画会議で)
Aさん 「第20回定演らしい特別企画を考えようよ。」
B子さん「うーん、NHKの大河ドラマのテーマ曲、新旧そろえて何曲か…、なんてどうかなぁ〜」
Cさん 「ダサイ、ダサイ、そりゃ〜ダサイぜ、オジンギャル!
D子さん「それじゃあ、有名なアニメソングのメドレー」
Cさん 「それは去年やったぜベイビー!」
B子さん「じゃあ〜20年間にヒットしたCMソングのメドレーなんて…あんまり関係ないかしら。」
Cさん 「それ、good! ピンポーン、札マンらしいミスマッチがトレンディーだよバイリンギャル、チーズケーキかテラミスか、たんたんタヌキのポンポコリン!」
(注:いくら札マンでも、ここまでプッツンした人はいないだろうと思っているあなたはまだまだ甘い!)

という安易な会議を経て決まった企画が「CMソングメドレー」です。でも、どんな曲にしたらいいんだろう?(実はこの文章、アレンジャーが書いています。)
一口にCMソングと言っても、
(1) 純粋なCMのためのオリジナルソング
(2) ヒットを狙う歌謡曲を用いた一石二鳥タイプ(なぜか化粧品の宣伝に多い)
(3) ポップスのスタンダードやクラシックの名曲を使ったもの(なぜか車の宣伝に多い)
など、いろんなパターンがあるんだよね。
でも、この企画ではやっぱり(1)を中心にしなくちゃならないだろうなぁ〜…なんて考えると、これが意外にいい曲が出て来ない。こまったなぁ〜誰か教えて…という難産の末に生まれたのがこの曲です。まあ聴いてやってください。何のCMか全部分かった人は大天才か、とんでもない「テレビっ子」です。

【1990年の会話なので死語だらけですが、お許し下さい】

(第20回定期演奏会プログラムより・加筆)

北海盆歌/越後獅子/荒城の月を主題とする二つのマンドリンの為の変奏曲/童謡メドレー/津軽じょんがら節

 北海盆歌は、あるテレビ番組のオープニングテーマにも使われましたが、我々は決してコミックバンドではありません。盆踊りの季節は終わりましたが、ちょっと夏祭りの雰囲気を想いだして下さい。【当時、「8時だヨ!全員集合」と言うザ・ドリフターズのバラエティー番組のオープニングテーマに使われていました】

 越後獅子は越後出身の角兵衛獅子を取材して地歌として18世紀に作曲されました。また、歌舞伎舞踊曲としても有名です。ゆったりとした旋律から始まります。

 荒城の月を主題とする二つのマンドリンの為の変奏曲は滝廉太郎作曲の有名な「荒城の月」を主題にして、二人のソロと合奏のコンビネーションと原曲をモチーフにした変奏曲の豊かさにご注目を。

 童謡メドレーといっても数多くあるある童謡を選ぶのは色々なパターンがありますが、今日は「四季」をテーマに4曲選びました。春夏秋冬をイメージする童謡がそのまま一年をうまく表現できたらと。

 最後に津軽じょんがら節をお送りします。太棹の三味線による力強いイメージを余すことなく再現できると思います。

(第20回定期演奏会プログラムより)

パドヴァ第1番/オスティナート/パドヴァ第2番

 今夕の私の作品のうち、「パドヴァT」は、札マンの定演では初登場ですが、初演は私どもの札幌現代音楽展第3回において、井筒和幸指揮の札マンでありました。秋のパドヴァ(北イタリア)の町を歩いたときの、心惹かれる知的な空気から生まれました。「パドヴァU」はこの(1990年)10月12日に、北海道現代音楽フェスティヴァルで札マンが初演しました。この曲では、色彩として騒音が導入されています。今夕は、この2曲の間に、快活な「オスティナート」が追加されます。(作曲者によるプログラム挨拶より抜粋)

(第20回定期演奏会プログラムより)

マンドリンオーケストラのための「夕ぐれ」

 この作品は、刻々と深まりゆく夕ぐれの色と光と、その中から聴こえてくる様々な音を、ロマンティックに、そして時には印象主義的な手法もまじえて表出しました。そういえぱ、マンドリンやギターは夕ぐれの愛の歌−セレナードの楽器でもあったことを、改めて思い起こしました。聴いてくださるたくさんの方々に、あの美しい夕ぐれの色と音を感じていただければ、この上ない喜ぴです。
 なお、ピアノ連弾の版も作られていることを付記しておきましょう。

(第20回定期演奏会プログラムより)

交響詩「北夷」

 私は濃い霧の中で始めて北海道の土を踏んだ。ここは本土から切り離されたかつての蝦夷なのだ。だが、灰色の霧は、意地悪く天地をおおいかくしている。汽車は、のろのろ走りだした。風雪の厳しさを物語る板囲い。時には、かくまき姿の女の人も見えるが、それも濃い霧にぼかされたまま。
 この楽詩は憂うつな霧の描写で始まる。Mandolin群の割り切れない不協和音の持続。時々“しずく”を思わせるGuitarの点滴が僅かに単調を破るだけ。
 私の北海道の第一印象は、異国風(エキゾティック)の一言に尽きる。そして、それ以後、私を北夷の大自然の魅力につかれた男にしてしまったのだ。
 曲は、この歓びを感動的に歌い上げ、やがて静かになる。単調な節奏(リズム)を、Guitarがくり返し、第二主題がOboeで奏される。アイヌ古謡“美しきアイヌの乙女”である。この部分は、衰滅の一途を辿る、原住民の哀感を物語る。これは発展し、展開し、冒頭に現われた追分風のモティヴを引き出す。この場合の“追分”は、和人(大和民族)の侵入を意味する。これは悲劇的なクライマックスを築き、再びアイヌの古謡があらわれ曲は静かになるが、すぐ第一主題の復帰を暗示しながら次第にたかまっていく。
 終局は再び北夷の大自然讃歌であるが、ここで主題は始めに提示されたのより五度高く、すなわちこの曲の原音程(Amagiore)となり、Pianoの速い分散和音に色どられ、北夷に憑かれた男の歓喜を力いっぱい絶叫し、この楽詩は終る。
 この楽詩は、昭和の初期、招かれて渡道した時の印象をつづったものであるが、その翌年オーケストラ・シンフォニカ“タケイ”の第二回作曲コンコルソ(コンクール)に入賞する好運に恵まれ、これが私の作曲生活に入る動機となった。私にとってはもっとも思い出深い作品である。
 その後、制作のためプレクトラム音楽から遠ざかることになったが、この作品に対する愛着は、折にふれ私のプレクトラム合奏への郷愁を誘った。
 戦災はあらゆるものを奪った。この曲も例外ではなく、私はほとんど諦めていた。ところが今年の始め、はからずもこの曲が楽友高野吉司氏のもとに所蔵されていることを知った。三十数年ぶりで見る記念すべき作品は、しかしあまりに稚拙だった。私は遂に北夷の改作に踏みきった。改作に当り、新たにアイヌ古謡を素材とする中間部を書き加えたが、重要な主題は出来るだけ元作のニュアンスを失わないようにした。(1941.6.25 鈴木 静一 記)

(第20回定期演奏会プログラムより)

組曲「田園写景」

 サルヴァトーレ・ファルボ(1872〜1927)は、第一次世界大戦後に活躍したイタリアの作曲家です。
 本曲は1911年にミラノのマンドリン誌「イル・ブレットロ」主催による作曲コンクールで1位を獲得し、後に「序曲二短調」などのオリジナル曲でも1位を得ています。
 組曲「田園写景」は、それぞれ標題を持っ野趣に充ちた三つの楽章から成り、ハーモニーや楽器使用において他の例を見ない作曲者の独創性が発揮されています。

第1楽章「黄昏の踊り」
 妖精の舞いを思わせるような愛らしいマンドリンのピッキングから始まるこの楽章は、軽やかな3拍子に乗って徐々に盛り上がっていきます。「踊り」という題名を持ちながら、決して「汗のにおい」を感じさせないところが、魅カなのではないでしょうか。

第2楽章「小さなセレナーデ」
 軽い味わいの楽章です。黄昏時、夢の拡がる中間部をお楽しみいただけるでしょうか?

第3楽章「祭りの朝」
 日本ならさしずめ、御輿を担いで神社までねり歩くところでしょうが、イタリア人によって書かれたこの曲が、不思議と同じイメージを連想させるのではないでしょうか。さわやかな朝の様子、足取りの重いマンドリンのソロが次第に拡がりを帯びて来る中間部をはさんで、実に楽しく、エネルギッシュに展開する楽章です。

(第18回定期演奏会プログラムより)

パストラール・ファンタジィ

 この作品は、1975年7月に作られ、同8月初演、第1回日本マンドリン連盟主催作曲コンクールで最高受賞している。
 田園幻想曲と訳されるこの曲の由来は、牧歌的な第1部のテーマが叙情の核となっているためである。この曲の構成は、第1部の牧歌的なアンダンテ、フーガに始まる第2部、パストラールテーマの再現による第3部、そしてコーダとなっている。静かに現われるテーマの、特徴的な二度下行音形(E→D)。これが細胞分裂していくつもの変容を示して曲を構成する。

(第18回定期演奏会プログラムより)

ラプソディ No.3

 ラプソディは、わが国では狂詩曲とか狂想曲などと訳されていますが、別に作曲者の頭がいかれてキテレツな音楽を書くということではありません。自由奔放にして、民族的な感性、土俗的なバイタリティの横溢した合奏曲と言ったら良いでしょうか。第1番(1985年作)、第2番(1986年作)は、向こう見ずの元気がいくらかあったのですが、その後、約1年半の間、作曲者も倶楽部員(札マン)たちも精力減退で疲労しておりました。
 私には二人目の子供が生まれて、創作エネルギーを充電するどころではありませんでした。そういった事情で作曲したので、粗野で気狂いじみた活力はどこへ行ったのやら…と感ずるところが今度の新曲にはあるように思われてなりません。
 ラプソディは土の臭いや、大衆の体臭が発散される如くあるのが普通であります。古来、実在する有名な民謡を借用したり、異国趣味的な楽しみで疑似した作品も多いですが、私は、ある信念の為に、自分の創作旋律で書いています。願わくば、名も無く、貧しく、美しく、そして逞しく風土に生きる人々の心を私は自分の師としたい。彼らへの敬いと鎮魂の詩、または、彼らの情念を代弁し、メッセージできる迫真の曲を書けたら…と思う次第です。(1988年 星 義雄 記)

(第18回定期演奏会プログラムより)

コンチェルト・マドリガーレ第2番 op.176

 今年(1986年)の札幌マンドリン倶楽部の定期のために、はじめてジャズのリズムを自分本来のメロディーの要素を組み入れた、ダイナミックなものを想定していた。ところが、9月の下旬に、韓国のソウルで小さなコンサートをする仕事があって、韓国の民族音楽、民謡や舞踊を目一杯見聞し、できる限り楽譜集を集めた結果、もうこれまでのプランはどうでもよくなったのである。韓国の民謡のメロディーの美しさは比類ない。私の頭の中は、韓国の民謡のことでいっぱいで、いかにして、それらを素材として生かした新しい音楽を作り上げるかという計画ではちきれそうである。私の韓国の民謡に関する研究は未整理であるのに、どんな作曲も何らかの関わりを持たせたかった。この曲の中の、韓国のモチーフの活用は決定的なものでも完成されたものでもない。第1楽章の、オスティナートのふしは、韓国中央部の民謡から4小節を採った。また付点のあるリズム・パターンは、伝統的な打楽器のものである。第2楽章は日本の伎楽と同系の仮面劇(タルツム)から採譜した、「物乞いの唄」「字覚えの唄」から数小節をテーマとした、一種のロンドである。
 この秋は、2日間で書いた「チェロと弦楽のコンチェルト・ダ・カメラNo.3 op.173」を、シュトルム合奏団が初演した。4日間で書いた「コンチェルト・セレナータ op.174」(木管5人とヴィオラをソロとする)は、11月に釧路交響楽団が初演する。この「マドリガーレ」には5日間をあてようと思っていたが、その集中した時間をついに得ることはできなかった。作曲の速さと値打ちは関係がないと思うが、よろず譜法を反省して新しくしていくためには不断の努力が要るのだ。この音楽思想という点で、何か冬の時代の沈潜が心待たれるこのごろである。
 韓国のメロディーが美しく、リズムが明確で、フレーズが舞曲的で、3拍子と6拍子が多く、アレグロもたくさんあり、1曲の中のコントラストもある。モードを同じくする日本の民謡はこれらの要素を失くしてしまった。おそらく日本人のものの考え方も、はっきりしないものに傾くものとなってしまった。(古代において、双つの国は、ほとんど同じ国であった。)私は、韓国の音楽が持っている活力の秘密を手に入れたいと思うし、私の音楽を日韓の関係修復に役立てたいと思っている。韓国の抽象美術はその高い精神性で日本を圧倒している。今またクラシック音楽の水準もそれに近い。音楽行為の原点に立ちかえる時期であろう。
 次回のための作品として、釈迦の前世物語から「音楽師グッテイラ」をタイトルに考えている。そして熱烈な平和の感情を歌いあげたいと思っている。(1986.11.10 木村 雅信)

【翌年、第17回定期演奏会にて改訂版を演奏】

(第16回定期演奏会プログラムより)

コンチェルト・ラプソディ No.2

 1986年7月10日、札幌市教育文化会館大ホールで、札マン団員ほか市内のアマチュア演奏家の協力のもとに「星義雄マンドリン合奏作品演奏会」が開かれ、初演(指揮は作曲者)されたのがこの曲です。
 これまでの定期では「バラータ・パストラーレ」(1983)、「コンチェルト・ラプソディ第1番」(1985)が演奏されてきましたが、音素材(旋法)によるのか、自分の考えが楽天的でないからなのか分かりませんが、マンドリンの音色でナポリの青い空を連想するような曲があまり出て来ないですね。反対に網走番外地みたいに愁殺的な悲哀へ傾くようです。その反動で書いたともいえる第2番のラプソディーは、やはり単一楽章ですが、大きく二つに分けるならば、前半はいくぶん神秘的で静かに、後半は動的で速い元気な音楽となっています。
 山口直美さん(現小村直美。当時のコンサート・ミストレス)という、芯の強い女性が独奏マンドリンのカデンツァを弾くことを想定して書いたので、演奏技巧はやや難しいものとなりました。カボチャをマサカリで割る肝っ玉母さんのイメージからほど遠く、街のケーキ屋さんから小さなパンプキンパイを買って、レモンティーを入れながらつつましく食べる、気品あるレディが演奏するならば、山親父(熊のこと)が土足で人の家へ上がり込み、冷蔵庫を壊すようなガサツな音楽はまずい。そんなことを考えたりして正月からずっと悩んで書いているうちに春が来て、氷のとけるのといっしょにテンポの速い部分が調子づいて悪乗りした感があります。本日はどんな演奏になることやら…。(星 義雄)

(第16回定期演奏会プログラムより)

ダンス・パッション op.163

 札幌マンドリン倶楽部の演奏する皆さんと作曲者が理解し合わなくてはならない時と考えて、この秋は、実験的な響きのコンチェルトというはじめの着想を延期して、ストレートな内容で短期間に表現されそうなものを書いてみました。「ダンス・パッション」の、ドゥムカ、チャルダス、マズルカ、コラールという性格的な4曲のうち、ドゥムカは、今のソビエトのウクライナ(現在ウクライナはロシア連邦から独立した国家)の舞曲であり、ドボルジャックの音楽にも影響を与えています。私のドゥムカの雰囲気と、ことにアレグロのテーマは、一昨年ウクライナの首都キエフに行ったとき民族舞踊を見たおりに採譜したものです。(キエフは節電中でホテルの中が薄暗かったのです。そこで「ウ・クライナ」)チャルダスはハンガリーの、マズルカはポーランドの民族舞曲です。どちらも私の「卑俗な情念の踊り」というシリーズの中にあります。コラールはその終曲です。卑俗なというのはむき出しのとかあらわなという意味にとっていただきたいと思います。このように外国の舞踊のリズムを借りながらも珍しく自分の感情表現を試みたものです。
 ドゥムカは極めて抒情的な世界です。チャルダスの始まりはいかめしく気取ったものでなくてはなりません。マズルカの内容は、愛−生−死です。各自、失恋の時を思い起こされるとよいと思います。コラールは、力強さを強調しています。音楽でいちばん大切な要素は力強さだと思います。美しくあることはあたりまえの条件でしょう。次に大切なことはファンタジック(幻想的)ということではないでしょうか。ともかく、札幌マンドリン倶楽部の響きが、いつまでも集まった聴き手の皆さんの心に触れることをのぞみます。(1985.11.8 木村 雅信)

(第15回定期演奏会プログラムより)

コンチェルト・ラプソディ No.1

 合奏のための土俗的な音楽という意味で、我流の日本語題名が「合奏狂想曲」。
 今年(1985年)はバッハ、ヘンデルの生誕300年にあたる。“バロック時代の対位法と、その当時の名曲の精神が、今日のわれわれの生き方に指南するところを考える”という課題で、先日の現代音楽展にも出品した作品である。
 ヴィヴァルディの「四季」は、弦楽合奏の作品で、コンチェルト・グロッソ(合奏協奏曲)という様式である。独奏(2人以上のこともある)と総奏による音力の対比に関係して、この名がある。小生の曲は、古典と形式がやや似ているので、悪趣味とは思いながらも冗談めいたシャレを入れた次第。
 ヴァイオリンやチェンバロと違って、マンドリンという楽器は、歴史的背景から考えてみても、貴族的イメージが少ない。どちらかというと、無産階級の共同体社会のイメージが私には浮んで来る。誤解を恐れず言うならば、そのことが、かえって自分の心に内在する“土に生きる民衆や先祖の魂”を表現したいという情熱をかき立てる。
 しかし、マンドリンの甘くデリケートな音で、そのようなラプソディが書けるだろうかという心配があった。18世紀の西欧貴族の洗練された感覚とは程遠く、彼らから見れば異教徒の馬の骨である私は、フランス製パンプキンパイを上品に食べたり、レントゲンのように透けて見えるポテトチップをおやつにしたくらいでは、何か物足りなさを感じる。品位はあった方が良いだろうが、それより、逞しい生命力と量感が欲しいのだ。肝っ玉母さんが裏の畑から、家族の糞尿をコヤシにして育てたカボチャをマサカリで割って、男爵イモと共に金だらいに盛りつけ、「お前ら、ケンカしないで仲良く食え!」と差し出す豪快さが、現代のマンドリン合奏曲にあって悪いであろうか。下品で無価値な感性だろうか。
 曲は、緩−急−緩−急から成り、演奏時間約18分の小品である。(星 義雄)

(第15回定期演奏会プログラムより)

風の伝説

 今や一作一作が全世界から注目される、宮崎駿監督のアニメ。その初期の代表作である「風の谷のナウシカ」から、「風の伝説」をお送りいたします。
 他の多くの宮崎作品と同様に、この作品からも強い環境保護のメッセージが伝わります。
 「火の7日間」のあとにできた、蟲のみがうごめく汚染された菌類の森、これを浄化するための生態系である「腐海」など。今もう一度見直してみると、エコロジー的発想に基づく世界観を随所に見出すことができます。

(第34回定期演奏会プログラムより)

ノクチュルヌ

 11月6日に行われた自身の作品発表会のために、今年の6月から9月にかけて書かれた作品です。マンドリンの合奏を書いたのは今回が初めてですが、自分の考えていたマンドリンのイメージにこだわらずに書きました。では自分の考えるマンドリンのイメージとはどう云ったものかと云うと、まず重厚な和音に裏づけられた流麗な旋律線が思い浮かびます。以前ロシア民謡のマンドリン版を聞く機会に恵まれ、甚く感動した経験があります。それまではマンドリン音楽に接する機械が殆んどなく、その経験を以って自分のマンドリン音楽に対するイメージが固定したようです。しかし自分が作曲する段になると、そのマンドリン的という事が音楽を表現するためのエフェクトであり、それに頼り過ぎているのではないか、という気がしたのです。即ち音楽的であると云う事を満たしているならば、必要以上にマンドリン的であったりピアノ的であったり交響的である事もないと思うのです。(しかし楽器の性能を理解する事は大切ですが…)その様な意味に於てはNocturneは自分の抱いているマンドリンのイメージではないのですが、結局マンドリンらしさ、という事に固執すれば自分の音楽に足かせをはめる結果になります。
 Nocturneという曲名は単に雰囲気を表しているに過ぎず曲の構成、形式には一切の関わりはありません。もともとNocturneに一定の形式などないのですが、勝手気儘というのではなく自由な構成で、といったところです。(作曲者によるプログラム原稿)

(第14回定期演奏会プログラムより)

マンドリンオーケストラとピアノのための小協奏曲 op.152

 11月16日はドイツの大作曲家パウル・ヒンデミットの誕生日です。20世紀の作曲家としてのヒンデミットは、日本ではバルトークやベルクほどの人気を持っていませんが、1940年代を中心として新音楽の世界に広く影響力をふるいました。日本でも(私が一時お世話になった)下總皖一先生などはそのお弟子である。9月に来札したミュンヒェンの作曲家のお話によると、今でもドイツの作曲家にはヒンデミットの影響があるようです。彼はもともとヨーロッパ最高のヴィオラの名手で、新音楽を紹介する運動を起こし、自身の作風はかなり尖鋭なものがあり話題の主でしたが、晩年は自分の作曲法の体系化に走ったために愛好者を減らしたようです。それでも名曲は少なくありません。彼はあらゆる楽器を演奏できたために室内楽を中心に作品が多く、また歴史的にみてあんな速筆はいなかったといわれています。ところで私は、大学に入った頃つまり10代の終り、大変ヒンデミットを手本にしていました。現在、速筆をよいこととすることも、作品の数が日本人で一番多いことも、対位法に異常な興味を持ってそれで音楽を書くことも、彼を模倣しているのです。〈音の戯れ〉といった考え方、作曲家というものは、まず〈楽匠〉であるべきだ、という〈職人かたぎ〉すべてヒンデミットの教えです。〈マンドリンオーケストラとピアノのための小協奏曲〉は、ヒンデミットの精神で書きました。日本の音階を主としているので、題名もコンチェルティーノとするより小協奏曲の方が良いのです。テーマは、パウル・ヒンデミットの名前からとりました。A−H−D−Eの音、つまり、ラ−シ−レ−ミという4音を元に第1楽章、シ−レ−ミ−ラで第2楽章、レ−ミ−ラ−シで第3楽章、第4楽章はミ−ラ−シ−レで始めます。ダイナミックに始まる第1楽章の展開部には、さまざまなラ−シ−レ−ミで始まる楽曲の引用が隠されています。ヒンデミットのものもあります。第2楽章の雰囲気はヒンデミットふうでおそい舞曲調です。第3楽章は5度で書かれました。第2・3楽章と、おそい部分は2つ続くわけですが長くはありません。全曲の重心は第4楽章であり、これはミ−ラ−シ−レの音で始まる。津軽じょんがらのふしによるフーガです。終り近く壮大に第1楽章のテーマが戻ってきます。この小協奏曲初演のピアノ独奏パートを作曲者が担当するというのは初めての経験で少し冒険のようにも思いますが、熱気、人間的あたたかさ、美しいたたずまいを印象づけるものにしたいと思います。(1984.10.17付け 作曲者によるプログラム原稿より抜粋)

(第14回定期演奏会プログラムより)

メタモルフォーゼ

 この作品は、今年(1983年)8月20日に催された第3回札幌現代音楽展において、初演していただいたものですが、それをこのたびの定期演奏会でとり上げて下さり、再び演奏していただけることを大変うれしく思っております。
 タイトルの“メタモルフォーゼ”を訳すと、“変質”となりますが、何の変質かと言えば、作者本人は音の在り方の変質を目的としているわけです。10分前後の時間の中で存在する音の世界、その世界の在り方が次第に変質し、最後には全く違うものと化してしまう。それが当初、この作品を手掛ける上での構想でした。しかし、描きたいのは、決して変質の結果ではなく、その過程の方なのです。非常に漠然とした、ものの言い方となりましたが、具体的なイメージは、聴き手の皆様方に委ねたいと思います。ひとつの短編小説を読むようなつもりで、別の空間を垣間見るようなつもりで、この作品を聴いていただけるなら、幸いに存じます。(作曲者による曲目解説)

(第13回定期演奏会プログラムより)

バラータ・パストラーレ

 拙作の題名は田園的な野趣のある音楽絵巻物と言った意味で付けました。日本語訳では「田園風譚詩曲」と呼んでいます。
 私たちの遠い先祖は裸に近い姿で大自然に生き、歓喜や悲哀、祈りなどの感情を含んだ様々の舞踏を生み出してきました。私は、彼らが素足の裏に感じたであろう大地のぬくもりと、清貧で素朴な生活に思いを馳せるとき現代があくせくして置き去りにしてきた人間性の根源的なものを考えさせられるのです。
 その彼らの遠い記憶や魂の歌声を私たちの遺伝子的美感に確認したいと思い、この曲を書いてみました。
 作曲の方法もなるべく西欧アカデミズムの習気の少ないタッチで、いわば無学無名の古代人の心境で自分の思いのままに書くように努めました。古代人のつもりで書くということは、プロとかアマチュアだとか、上品だとか下品だとかの差別相が明確でない状態なので、自分の作品が時代の流れにあっているか、そうでないか余計な思惑にしばられずに飛翔できると信じています。
 話は変わりますが古代の中国に舜という王様がいて(その当時は王様も民衆もほとんどかわらない粗衣をまとって鳥獣と暮らしていたらしい)、今日のシンガー・ソング・ライターの元祖みたいな人なのですが、「南風の歌」という詩を作り、五絃の琴を弾じて歌ったと伝えられています。大昔の五絃の琴ですからきわめて素朴なメロディーしか作れなかったと思います。しかし、天地が万物を生長させるにも似ている不思議な神通力がこの歌にあったらしく、悪事をする者が出なくなるほど人々を感動させ、天下太平の世が長く続いたそうです。
 現代では、調性をこわしたり、複雑に書いてもなかなか「感動」ということに到達できるような作品は生まれることが少ない気がします。私は、その問題を考える意味においても音楽の原点をみつめたいと思います。
 ギター伴奏をともなった独奏マンドリンの叙唱、合奏による変拍子の舞踏、独奏マンドリンだけの孤独なカデンツァ。これらのメロディーは余分な変化音(♯・♭の付いた音)や転調がありません。だれにでも分かりやすいメロディーだと思います。しかし、もしこの曲を聴かれて共感(血が騒ぐこと)することがあるとしたら、私たちの遠い同朋があなたの遺伝子的美感にメッセージを送っているのかも知れません。(作曲者による曲目解説)

(第13回定期演奏会プログラムより)

エリーゼの為だけでなく

 クラシック音楽で多くの人々に、これほど親しまれている曲もめずらしいでしょう。この曲はポピュラーアレンジされ、題名を変え、その時代の音に衣替えしても歌いつづけられています。もともとの素材の良さからヒットするのでしょう。「キッスは目にして」「情熱の花」みんな「エリーゼのために」なのです。それではと、来年ヒットするエリーゼの新ポップス、アレンジも作ってみました。全部まとめて「エリーゼの為だけでなく」。イージーな発想を得意とする札幌マンドリン倶楽部のプランです。

(第13回定期演奏会プログラムより)

原色カエル図鑑

 「楽器紹介をしようよ」というプランが最初にありまして、演奏しながら進めていこうということになりました。「カエルの歌」が選ばれまして、そこからの発想が持前の「ネアカ」と幼児性が発揮されましてこの題名となりました。ついでに、上・下巻に分けてしまえとなりまして、内容にいたっては、もう「……ってえ」ことと、なりやした。

(第13回定期演奏会プログラムより)

3つのレントラー/「スペイン組曲」よりサルダーナ/ロシアのモードによる3声のカノン/イタリア組曲

 かわいい子には旅をさせよ。といいますが、かわいいとはけっして言えない大人にとっても、旅は実り多いものです。旅は私の大切な作曲の時間であり、アイデアを収集する新鮮な時間です。だから私は旅が好きです。今夕の私の作品の多くは、昨秋の60日間のイタリア・スペインのひとり旅の収穫です。

 「3つのレントラー」は、いっぺんに書いたものではありませんが、旅の思い出をレントラーというオーストリア舞曲のリズムでつづったものです。

 「サルダーナ」は、スペインのイグァラーダ市での私のコンサートのアンコールのために書きました。本来ピアノ曲ですが、マンドリン・オーケストラの表現力に大層かなっていると思います。実際に見ることのできたサルダーナの和やかな雰囲気をわざとオキナワのモードで書き出してみました。そのためにこの曲は《海》の香りがするようです。

 「ロシアのモードによる3声のカノン」は、ことしの夏休み、ハバロフスクのホテルのテレビでみた中で歌われていた民謡の2小節をものにして、ハバロフスクからキエフに向かう6000キロ(9時間)の飛行機の中で4時間で書きました。

 「イタリア組曲」は、イタリア各地の旅の間、書きとめたメロディーをもとにしています。気分のよいときにきこえてくるテーマは、いつでも調のはっきりしたムードの濃いものばかりでした。無調のイメージは一度きりでそれはパドヴァの町の知的な印象によるものでマンドリン・オーケストラのための〈PADOVA〉として、来年度札幌マンドリン倶楽部に初演をお願いしたいと思っています。この「イタリア組曲」は、私の作品では珍しくムード音楽であるともいえます。しかし、クラシックとポピュラーとの区別は良い音楽にはあるはずがないと私は思います。マンドリン・オーケストラの持つ表現力は、今や私にとって人と人との間をつなぐ音楽を実現するためには不可欠なものとなっています。心から末長い札幌マンドリン倶楽部の発展を希うものです。(作曲者による曲目解説)

(第13回定期演奏会プログラムより)

コンチェルト・マドリガーレ第1番 op.122

 「コンチェルト・マドリガーレ」という題名の、コンチェルトというのは、バロック時代の合奏協奏曲の意味で使いました。マドリガーレという言葉には、田園的なという意味合いがあります。ですから曲の内容としては、楽しげで、こだわりのないものに、と心がけました。
 この作品は、ラレソミという基本モチーフで統一されています。第2楽章は「序奏とダンス」ですが、ここではラレソミというメロディーがはっきりきこえます。その4つの音が、第3楽章「アダージョ」では、ソミラレ、第4楽章「スケルツォ」では、レソミラ、終楽章では、ミラレソ、という具合に入れ替えられて、各テーマを作ります。この曲にはそのほかに、テーマが2つあって、そのどちらも親しみやすく、第1楽章からすでに充分歌われています。そして各楽章に現われます。表現としては、第1楽章の荘重さと暖かさ、第3楽章アダージョの、抑えをきかせた抒情、第4楽章以下の中の、おどけた気分、といったものがポイントであると思います。そのほかに魅力的な部分がありましたら、それは、演奏者の皆様と指揮者の力です。
 今回の作品は、ほとんど初めての体験ですので、マンドリン合奏自体の扱い方は、ごく地味に考えて、冒険はしておりません。あまりにマンドリン音楽に対する知識も体験もありません。しかし、伝統的なマンドリン・オーケストラの中の、ギターの、いつも低音とリズム型を同時に受け持っている手法などには疑問もあり、マンドリンは3部に分かれた方が良いのじゃないかと思ったり、また各々の楽器の音色の生かし様も開発してみたいと思います。それもそうした工夫を要求するイメージがあってのことですので、今後、マンドリンのナンバーに触れる機会を作っていって、少しでもマンドリン音楽の精神に近づきたいと思っております。【作曲者のノートから】(1982.9.1 木村 雅信)

(第12回定期演奏会プログラムより)

四季の歌

 荒木とよひさ作曲の旋律にロシア民謡風の素朴さと哀愁を感じ、何かしらバラライカの合奏で聞いたことのあるような、懐かしさをおぼえました。そこで、この曲をマンドリン合奏に編曲し、広大な風土から生まれた音楽としてのイメージに近づいて、シンフォニックな表現を試みた訳です。

(第12回定期演奏会プログラムより)

津軽じょんがら節

 日本に古くから伝わる民謡の一つで、今でも多くの人々に歌われています。津軽の厳しい自然の中で生まれ育ったこの曲は聞く人々に深い感銘を与えます。普段は、三味線の曲弾きなどでお馴じみですが、本日は迫力あるマンドリンソロと軽快なテンポにのせたオーケストラでお楽しみ下さい。

(第12回定期演奏会プログラムより)

「犬のおまわりさん」によるヴァリエーション

 誰もが一度は口ずさんだことのあるこの曲を、本日は色々なスタイルで演奏します、まずはオリジナル、次にベートーベン風の交響曲。そしてヴィヴァルディ風のバロック、ちょっとくだけたサブちゃん風演歌、そして最後に大いにくだけて三波春夫風音頭でお送りします。

(第12回定期演奏会プログラムより)

サンバ・ブラジル

 もとの題を「ブラジルの水彩画」といい、ブラジル第1の人気作曲家であったアリー・バローソが1939年に作ったサンバの名曲です。1943年にアメリカのディズニー漫画映画「ラテン・アメリカの旅」に使われて、世界中に広まり、それとともにサンバのリズムもポピュラーになりました。
 マンドリンオーケストラでリオのカーニバルの気分を味わって下さい。

(第6回定期演奏会プログラムより)

前奏曲たそがれ

 ベルッティは1893年イタリアに生まれ、カサーレで音楽教育を受けたのち、弦楽合奏団、マンドリン合奏団の指揮者として活躍し、1947年54歳で逝いた。1930年代のイタリアマンドリン界に新風を吹き込み、新しい斯界のあり方を示したことは、彼の偉大な功績といわれている。
 代表作には「ハンガリアの黄昏」「モスコーの真昼」「東洋の秘境にて」等すぐれた作品が多い。
 本曲も、小品ではあるが、旋律の美しさ、ハーモニーの美しさを充分楽しませてくれる。

(第10回定期演奏会プログラムより)

パストラール・ファンタジィ

 作曲者藤掛氏は岐阜県に生まれ今年(1978年)29歳、愛知県立芸術大学作曲科同大学院を修了。オーケストラ曲「挽歌」では毎日音楽コンクールに入賞している。26歳でこの曲を書いています。「田園幻想曲」と訳し、曲名の由来は第1テーマが牧歌的でこの抒情の核となっている為です。作曲者は作曲時のイメージの中に「初夏のみずみずしい新緑」があったと記しています。第1部の牧歌的なアンダンテ、フーガに始まる第2部、パストラールテーマの再現による第3部、そしてコーダになっていますが、全曲にわたり、「わらべ唄」をたくみに利用し第1テーマは「通りゃんせ」を連想させます。そしてそのリズム構造も日本の音楽の伝統的な型が主な要素になっている事がうかがえます。第2部はフーガの型をとっていますが、リズムにはっきりとした民族的なものを感じさせます。このフーガは日本語の「話し言葉のリズム」を凝縮したものと私は感じました。日本マンドリン連盟主催第1回合奏曲作曲コンクールに入選し、プレクトラム楽器の特性を良く理解して長所をみごとに引き出しています。マンドリン合奏曲に1つの方向性を与えた曲といえるのではないでしょうか。

(第8回・第10回定期演奏会プログラムより)

ハンガリア舞曲第5番

 この曲は、彼が36歳(1869年)で発表している。原曲は1台のピアノを2人で演奏するピアノ連弾用に書かれた。この曲の発表に当たって彼はこれを「編曲」として作品番号をも付けていない。ハンガリージプシーのメロディーをもとにして書いたもので、自分のオリジナル作品では無いと考えたのであろう。これは賢明な事だったようである。この曲が発表されるや否や大変な人気を博し盛んに演奏されるので一部の音楽家たちの嫉妬を買い、民族の踊りの曲を自分のもののように発表するのは著作権の侵害であるとして裁判にまで発展した。もちろん編曲と明記されてあったので、裁判は彼の勝利であった。今日歌謡曲界でひんぱんな著作権裁判は、100年以上も前にすでにあったようである。兎も角、現在ではブラームス作曲として演奏され、演奏の形もピアノ演奏、ヴァイオリン演奏、管弦楽など色々に編曲され愛好されており、その中で第5番は最もポピュラーな曲の一つである。

(第9回定期演奏会プログラムより)

白鳥の湖より 情景〜4羽の白鳥たちの踊り〜小さな白鳥の踊り

 この曲は、1875年に作曲され、次の年にモスクワ帝立劇場で初演されたが、大失敗。不成功に終った。その後3度このバレエは上演され、ことごとく不成功に終り忘れ去られてしまった。ところが彼の死後、著名な舞踊振付師マリウスペティパによって上演され、大好評を博した。白鳥の湖は1人の振付師によって生き返ったのである。
 1曲目「情景」は、城の上空を飛んで行く白鳥達の情景を描いた音楽で、白鳥の王女オデットを表している。2曲目「白鳥の踊り」は題名どおりで印象的なメロディーの曲である。3曲目「小さな白鳥たちの踊り」は、彼自身が後にまとめた組曲には入っていないが、彼独特の憂愁美に満ちた旋律で、内攻的だったチャイコフスキーの性格が、作品の面においては、このような美しい旋律、和声となって表れたのであろう。

(第9回定期演奏会プログラムより)

カノン

 パッヘルベルは、17世紀後半の南ドイツのオルガン楽派を代表する最高のオルガニスト、作曲家である。彼の作品は声部進行の甘美さ、和声の単純さ、音型変奏の技法などを特徴とするコラール編曲を中心とし、バッハの創作に大きな影響を及ぼした。
 「カノン」も、厳格な対位法の様式にもかかわらず、愛らしい旋律と美しいハーモニーで満ち、まず分散和音に彩られて、2小節の低音主題を静かに提示し、その上に上声から2小節ずつ、同音程で順次模倣し、3声のカノンとなり、自然で音楽的な調和を保ち、展開してゆく。

(第9回定期演奏会プログラムより)

アンダンテとポロネーズ

 E.メッツァカーポは、マンドリンの父といわれるC.ムニエルに続いて現われたイタリアのマンドリニストで、主にフランスで活躍した。彼の作品には小品が多く、古典作風をもって知られている、この「アンダンテとポロネーズ」は、「侯爵夫人の邸にて」とともに彼の代表作に数えられている。
 曲はゆったりとしたイントロダクションに続いて、軽快なポロネーズにはいり、中間部にカンタービレをはさみ、華やかなフィナーレを奏して終わる。

(第9回定期演奏会プログラムより)

交響的前奏曲

 作者ボッタキアリは、第一部で演奏する「カバレリア・ルスチカーナ」の作曲者、ピエトロ・マスカーニの指導下にあるロッシーニ音楽学校で学び、1898年、歌劇「影」を発表し、歌劇作者としての地位を確立した。また、プレクトラム音楽の為にも多くの作品を残し、本曲は「イルボート(誓い)」と並んで、彼の代表作とされている。彼の曲はマスカーニの影響を強く受けており、この曲も例外ではない。

(第9回定期演奏会プログラムより)

序曲第4番ロ短調

 この曲は、ドイツプレクトラム界の大御所ヴェルキが、従来のイタリア的マンドリンアンサンブルに管楽器を導入することによって、マンドリンオーケストラとしての分野を開拓したものである。特にそのオーケストレーションは、マンドリンと管楽器を見事に調和させている。彼の作風は近代的な感覚で、ドイツ的重厚な和音を駆使することによって、古典の中に新しい風を吹き込んでいる。この4番は、彼の円熟期とも云える1927年に発表された。

(第9回定期演奏会プログラムより)

おてもやん

 小山清茂が民謡をもとに作曲した「アンサンブルの為の日本民謡集」の中の1曲です。
 作者は、1914年に生まれ、教育生活ののち41歳より作曲に専念。民謡を基盤とし芸術作品にまで高めたことで評価が高く、今年(1978年)7月小澤征爾の指揮による中華人民共和国中央楽団のアンコール曲として彼の代表作「管弦楽のための木挽歌」が演奏されました。
 曲は、熊本地方で幕末のころから宴席等で歌われているユーモラスで陽気な民謡です。三味線と同じ撥弦楽器のマンドリン、ギターでの演奏に何かを期待して編曲したのですが…。

(第8回定期演奏会プログラムより・加筆)

マドンナの宝石

 同名の歌劇の間奏曲として書かれています。1876年イタリアのヴェーネツィアでドイツ人の父とイタリア人の母との間に生まれた、彼が35歳の時の作品です。全曲に流れる抒情的で哀愁的な美しいメロディーはこの曲を大変ポピュラーなものにしました。
 マンドリンではどのようなひびきになるか…そう考えて演奏してみます。

(第8回定期演奏会プログラムより)

パストラール・ファンタジィ

 作曲者藤掛氏は岐阜県に生まれ今年(1978年)29歳、愛知県立芸術大学作曲科同大学院を修了。オーケストラ曲「挽歌」では毎日音楽コンクールに入賞している。26歳でこの曲を書いています。「田園幻想曲」と訳し、曲名の由来は第1テーマが牧歌的でこの抒情の核となっている為です。作曲者は作曲時のイメージの中に「初夏のみずみずしい新緑」があったと記しています。第1部の牧歌的なアンダンテ、フーガに始まる第2部、パストラールテーマの再現による第3部、そしてコーダになっていますが、全曲にわたり、「わらべ唄」をたくみに利用し第1テーマは「通りゃんせ」を連想させます。そしてそのリズム構造も日本の音楽の伝統的な型が主な要素になっている事がうかがえます。第2部はフーガの型をとっていますが、リズムにはっきりとした民族的なものを感じさせます。このフーガは日本語の「話し言葉のリズム」を凝縮したものと私は感じました。日本マンドリン連盟主催第1回合奏曲作曲コンクールに入選し、プレクトラム楽器の特性を良く理解して長所をみごとに引き出しています。マンドリン合奏曲に1つの方向性を与えた曲といえるのではないでしょうか。

(第8回・第10回定期演奏会プログラムより)

ビギン・ザ・ビギン

 「ビギン」(Beguine)というリズムは、西インド諸島の中のフランス領マルティニーク諸島から出たものです。アメリカのミュージカルやスタンダードの作曲家、コール・ポーターは1935年、自作のミュージカル「ジュビリー」のテーマ曲としてこの曲を書きましたが、スタンダード曲として大流行し、今でも愛好者の多い曲です。

(第8回定期演奏会プログラムより)

蒼いノクターン

 ポール・モーリア自身の作品で、1969年に彼のオーケストラの演奏でヒットしました。ポール・モーリアが傾倒するショパンを思わせるようなエレガントで魅力あふれる一篇です。

(第8回定期演奏会プログラムより)

南太平洋より(魅惑の宵・バリハイ)

 1949年初演以来、ブロード・ウェイの舞台で24回近くのロングランを続けたミュージカルの代表作です。第2次世界大戦中、日本軍との戦闘を扱いながらも、中年フランス人経営者と米軍の従軍看護婦のラブ・ロマンスを中心とした物語は、後に当時の人気女優ミッチー・ゲイナーを主演させて映画化され大きな感動を呼びおこしました。今夜はその中から2曲をお聴き下さい。

(第8回定期演奏会プログラムより)

黎明序曲

 本日演奏する「黎明序曲」は作曲者の初期の作品です。以下は作曲者による解説です。

 過ぐる大正12年関東地方に勃発した大震災はマンドリン界にも壊減的な打撃を与え、すべては恢燼に帰した。然し被災者の強い不屈な精神力は驚くべき速さを以て復興の実を挙げ、マンドリン界も亦、奇跡的な蘇生を得た。燃える熱意をもって営々として復輿に邁進する愛好者の努力により次第に再起に向かって躍進するマンドリン界の様相を、暗黒から次第に光明を迎える黎明にたとへて、この序楽が生まれた。

(第28回定期演奏会プログラムより)

越後獅子

 本名題「遅桜手爾葉七字」という七変化舞踊のひとつ。1811(文化8年)3月江戸中村座にて初演。作曲九世杵屋六衛門。江戸市中を歩く角兵衛獅子のひなびた情趣を描いた曲で、旋律には地唄、民謡などからとったものが多く、好評を博した。七変化舞踊の名のとおり急緩強弱と、めまぐるしい中にも聞く者の心をなごませ、日本の唄の良さを今日迄伝える名曲である。

(第7回定期演奏会プログラムより)

「エグモント」序曲

 エグモントは、オランダの貴族出の将軍で当時オランダを支配していたスペインに反抗して、オランダ独立運動に身を捧げた。不幸にも1567年スペイン軍に捕えられ、オランダの独立を見ずに、翌年46歳で処刑された。ゲーテはこの史実に基いて5幕の悲劇を書いた。ゲーテの「エグモント」をウィーンで初めて上演するとき、ベートーヴェンはウィーン宮廷劇場支配人から劇音楽の作曲を依頼され1809年から翌年にかけ、彼は序曲を含めて10曲の劇音楽を完成している。その中でも有名なこの序曲は、悲劇的で力強く、勝利を表す最後の部分は壮大なクライマックスを築いている。

(第7回定期演奏会プログラムより)

碧空

 1930年代、ドイツのダンス音楽に多くの作品を書いたジョセフ・リスクナーの曲で、フォン・ゲッツィ楽団の歴史と名声を代表する曲です。

(第7回定期演奏会プログラムより)

ふたりの天使

 原題を「ヴォーカルの為のコンチェルト」と言い、フランスのサン・プルーが作曲したものです。ダニエル・リカーリのさわやかなスキャットで知られていますが、マンドリンでの演奏も、また違う雰囲気が出るのではないでしょうか。

(第7回定期演奏会プログラムより)

太陽がいっぱい

 映画「太陽がいっぱい」は、フランスの俳優アラン・ドロンの出世作でニーノ・ロータが作曲を担当しています。ニーノ・ロータは、先に大ヒットした映画「ゴッド・ファーザー」「ロミオとジュリエット」等の主題歌を作曲し、彼の哀愁をおびた美しいメロディーは聴く人の心をとらえます。

(第7回定期演奏会プログラムより)

組曲「アイヌの印象」

 広大な美幌峠に立つと、アイヌの祖先達の祈りの唄が聞こえるかのようです。
 野に鹿が満ちて、緑輝き、怪しく吹き上げる火山の煙の下に彼らの幸福な部落が有ったのでしょう。
 阿寒の湖は、今日も静かな夜明けを迎えています。湖は悲しい恋唄を聞いた事でしょう。若い二人の楽しい語らいも見た事でしょう。湖畔では戦の炎が燃え上がった事も有った様です。そして湖は、その湖底に身を投げた娘の情念が秘んでいるかの様です。
 日高沙流川のほとりは、彼等の聖地でした。老人は爐辺で彼等の英雄の叙事詩を語り始めます。それらは神々の物語で有り、そして彼等の精神のすべてでした。
 詩は、夜を徹して唄われました。東の空が白んでも詩はなお続きます。
 それは、まさしく、アイヌ(人間)の賛歌なのです。

(第7回定期演奏会プログラムより)

稗搗節

 この曲は宮崎地方で古くから歌われ、よく知られている、美しいメロディーの日本民謡です。これをフルートのソロを中心に、マンドリンを織り込み、途中、マンボのリズムに変えて変奏曲風にアレンジしてあります。
 日本民謡とマンボのリズムの組み合わせは、編曲者にとって、ひとつの冒険であったかも知れません。しかし、古い懐かしいようなメロディーに、ふと新しい息吹きのようなものが感じられるようです。

(第6回定期演奏会プログラムより)

「バグダッドの太守」序曲

 18世紀末から19世紀初頭にかけて活躍した、フランスの喜歌劇作曲家F.A.ボアルデューによる、喜歌劇「バグダッドの太守」の序曲です。
 彼は、充分な音楽教育を受けることなく育ったのですが、既に18歳頃から歌劇その他の作品を発表し、24歳(1800年)の時に発表したこの喜歌劇が彼の出世作となりました。
 その後、彼はロシアにおいて永く活躍しましたが、1811年仏露戦争が始まったのを機に帰国し、パリ音楽院の作曲教授として、数々の作品を世に出して成功し、1825年に発表して大好評を博した歌劇「白衣の佳人」が、その後の彼の代表作となっています。
 今日、歌劇として上演はされていませんが、この序曲だけは単独に演奏され、大衆的な名曲として知らぬ者はない程です。曲は、劇中の主要旋律を使用して作られており、所謂大曲ではありませんが、軽快な楽しい曲です。

(第6回定期演奏会プログラムより)

オリーブの首飾り/涙のトッカータ

 1969年以来何度も来日し日本に多くのファンを持つポール・モーリア(来日公演は1998年で終了)。彼の数多いヒット曲の中の代表的な2曲です。
 「オリーブの首飾り」は、フランスの作曲家クロード・モルガンの作で、フランスやアメリカではビンボー・ジェットというインストゥルメンタル・グループによって大ヒットを納めました。
 「涙のトッカータ」は、彼のオーケストラのメンバーの1人であるガストン・ローランによって書かれたメロディーを、彼が美しく流麗な曲に仕上げました。1973年の大ヒット曲です。

(第6回定期演奏会プログラムより)

大阪ラプソディー

 これもTVでおなじみの漫才コンビ、海原千里・万里(姉妹漫才コンビ1977年解散。妹の千里は現在、上沼恵美子として活躍中)が歌っている曲で、皆さんもお聞きになった事があるでしょう。
 懐かしさのある、どこか「東京ラプソディー」を思い出させるような一節も出てきて、マンドリン歌謡曲にぴったりの曲です。

(第6回定期演奏会プログラムより)

サンバ・ブラジル

 もとの題を「ブラジルの水彩画」といい、ブラジル第1の人気作曲家であったアリー・バローソが1939年に作ったサンバの名曲です。1943年にアメリカのディズニー漫画映画「ラテン・アメリカの旅」に使われて、世界中に広まり、それとともにサンバのリズムもポピュラーになりました。
 マンドリンオーケストラでリオのカーニバルの気分を味わって下さい。

(第6回定期演奏会プログラムより)

雪(ロマンツァとボレロ)

 ラビトラーノは、イタリアのナポリ湾頭にある美しいイキアス島で19世紀末に生まれ、ナポリの音楽学校に学びました。その後、アルジェリアの地中海に沿った美しいボーナ市に定住しました。
 彼はマンドリン音楽に優れた才能を示し、特に「序曲ローラ」、「序曲レナータ」、それにこの「雪」が彼の代表作とされ、名曲として度々演奏されています。
 この曲は、1910年ミラノの“イル・プレットロ”主催の第2回作曲コンクールにおいて、「ロマンツァとボレロ」という題名で入賞した作品ですが、後に出版に際して「雪」と改題されています。地中海の明るい太陽のもとに暮らした彼が、何故「雪」という表題をつけたのかは不明となっています。

(第6回定期演奏会プログラムより)

ミュージカルファンタジー「夕鶴」

 1966年、中村弘明氏が「青山学院大学リズム・マンドリーノ」に在籍中に、木下順二の戯曲「夕鶴」を題材に作曲したものです。
 氏は一時期、東京のマンドリン界で活躍、竹内マンドリンアンサンブルで指揮をしていましたが、現在、プロの作曲家として各方面で活躍しています。
 「夕鶴」の物語は、「鶴の恩返し」として、誰も一度は聞いたことのある佐渡の民話を、木下順二が「夕鶴」として戯曲にまで高め、人の心の真実を求めて女人に化身した鶴の悲しい愛慕と失意の嘆きを描いた物語です。
 曲は、この戯曲の構成からは少し離れ、むしろ民話に近いすじで進められ、1stマンドリンを「つう」に、マンドラ・テノールを「与ひょう」に見たてています。

(第6回定期演奏会プログラムより)

舞踊組曲「白鳥の湖」より

 1875年の作品。この曲が誕生して、今年(1975年)でちょうど100年目にあたります。初演の時には、演出も舞台装置もまずかったため、大変な不評を買い、認められたのは彼の死後でした。ロマンチック・バレエの古典として、また黒字になるバレエとして、今日なお最も多く上演されるバレエです。全体にみなぎる甘美な旋律はオデット姫の悲しい運命を描き、主題(情景)は特に有名です。

【情景〜4羽の白鳥の踊り〜小さな白鳥の踊り】

(第5回定期演奏会プログラムより)

新内流し

 浄瑠璃の一派二世鶴賀新内の語が初めてであると言われている。同じ浄瑠璃の中で常磐津、富本、清元の3流が歌舞伎と結びついて劇場音楽として発展したのに対し新内節は主として遊里で語られたため、独自の音楽性を持つに至ってます。その悲痛な表現と濃艶な情緒は、悲しい運命を背負った遊女達に情死をも流行させる、さびしいひびきがあったということです。

(第5回定期演奏会プログラムより)

歌劇「椿姫」より

 フランスの作家、デュマの同名の悲劇によるオペラ。ヴェルディはこれを4週間で完成したと言われてます。椿姫と呼ばれるパリの高級娼婦ビオレッタは、純情な地方の資産家の息子アルフレードを知り、生活をともにするようになりますが、彼の父のたっての望みで、愛するアルフレードのもとを去ります。真相を知らないアルフレードは、ビオレッタが心変わりしたと思い込み彼女を恨みます。やがてビオレッタの死の床で、アルフレードはすべてを知り、彼の父もビオレッタの真心を認めて「娘よ」と呼びかけるのです。前奏曲は「ビオレッタに捧げる唄」として有名です。

【前奏曲〜スペインの闘牛士達の合唱〜乾杯の唄〜プロヴァンスの海と陸〜花から花へ】

(第5回定期演奏会プログラムより)

丘を越えて

 昭和6(1931)年に、故・藤山一郎氏(1911〜1993)が歌ってヒットしたこの曲は、古賀政男氏が明治大学マンドリン倶楽部時代に、仲間とハイキングに行った時、桜の花びらに青春のよろこびをこめて書かれた曲といわれてます。4分の2拍子の曲がマンドリンとマッチし、広く演奏されております。

(第5回定期演奏会プログラムより)

悲しい酒

 昭和41(1966)年に、故・美空ひばり氏(1937年〜1989年)が歌ってヒットしたこの曲は、10年前(1956年)にすでに作曲されていながら、これを歌う歌手が決まらない為に発表されなかった曲といわれてます。

(第5回定期演奏会プログラムより)

組曲「大和への道」

第一楽章 “日向の丘に立ちて”
 我が国の歴史発祥の地、日向の丘に立って眺めると、古墳のある丘は、西に遠く山脈が見え、東に流れる川は豊かな平野へと続きます。曲はマンドリンのカデンツアで始まり日本の歴史が始まります。

第二楽章 “白鳥の譜”
 西国から東国へと日本平定の戦が続きますが、ヤマト(大和)へ帰る途中タケル(日本武尊)の命は「倭は国のまほろば……」と詠い美しいヤマトを望んで病に倒れますが崩ぜられた御陵から白鳥となって飛び立ち倭へ向かいます。第二楽章後半になり混声四部合唱団により、盛り上がってゆきます。

第三楽章 “大和への道”
 諸国平定が達成されますと藤原京の御造営、そして平城京の壮大な都造りは国力の充実を現わし、寺院、仏像のすばらしい芸術が生まれ、遂に聖武天皇の天平年間に大仏開眼の式が三千の僧侶の読経と三百の雅楽の演奏によって盛大に行われました。「あをによし、奈良の都に咲く華の……」と混声四部合唱団によって歌われ、大和への道のクライマックスに入っていきます……。

(第5回定期演奏会プログラムより)